団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

悔しかったり悲しかったり失望したり幻滅したりして、たくさん涙を流したほうが幸せになると思う。

2021-11-14 01:05:24 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「小さな幸せ 日常豊かに」というタイトルで、中学二年生の生徒さんが投稿されていました。


 みなさんには大切にしていることはありますか。

 私は日常の中で「小さな幸せ」を見つけるようにしています。

 例えばランチで「プリン付きだ」とか、たまたまテレビをつけたら好きな曲が流れてきたとかです。

 他の人からしたらくだらないと思われてしまいそうな小さな幸せと捉えるのです。

 そうすれば日常がより豊かに彩られるような気がしませんか。

 嫌なことをするときには少しでも楽しいと思えることはないかと探しながらするようにしています。

 ネガティブな人より何倍も人生を謳歌することができると思っています。

 新型コロナウィルスの影響で、楽しみだった行事が中止になりました。

 そのような楽しみは減ってしまいましたが、収束後には、またみんなで大きな幸せを共有できる日が来るようにと願いつつ、小さな幸せを見つけながら日々を過ごしています。


 以上です。

 この生徒さんは、前向きな方ですね。

 しっかりされていて、感心しました。

 先日9日に亡くなった瀬戸内寂聴さんはコロナ禍に巡り合って、
一見不幸に見えるけど、こんな時代に生きたということは後々大きな財産になるんです。

 「不幸」はときに将来のための経験になるというか。

 私も100年近く生きてきて、「あんな思い、しなきゃよかった」と思うのではなく、「あんな思いをしたから、いまがある」という気がするわね。いいんですよ、そういう目に遭うのは。

 悔しかったり悲しかったり失望したり幻滅したりして、たくさん涙を流したほうが幸せになると思う。

 「この夢」はなくなってしまうかもしれないけれど、絶対にもうひとつ「違う夢」が、生まれてくるから。我々には思いもかけない夢がね。人間はそうやって生きているんです。

 新型コロナウィルスの影響で楽しみだった行事が全て中止になりましたが、
瀬戸内寂聴さんが言われたように、「一見不幸に見えるけど、こんな時代に生きたということは後々大きな財産になるんです。」。

 それを信じて前向きに生きていきたいですね。




ビリーバンバン ♪さよならをするために
コメント (10)
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