中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「カード」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。
若い知人と昼食を共にすることになった。
彼が「イタメシが食べたい」というので、以前に一度行ったことがある付近のイタリアンレストランに行った。
A・B・Cとランチのランクがあって、おじさんはサラダ・パスタ・コーヒーだけのAランチ2800円を注文。
知人は若いだけあって、さらにステーキとピザが付くCランチ4800円を注文した。
2人で少々ぜいたくな昼食を食べ終わった。
さて勘定しようと伝票が挟まれたボードを取り上げ、おじさんが席を立とうとしたらお店の人がスッと寄ってきた。
「会計はお席で」。
おじさんが1万円札を出すと「すみません、カードでお願いします」と言う。
「えっ、ワシはカードを持っていないんだ」
すぐに若い知人がカードを手品のように出して、精算する機器の中に入れた。
「この4月イッピからカードでしか支払いができなくなったんです」とお店の人が気の毒そうにおじさんに言った。
結局、1万円札は知人に渡し、ミエもあって釣りは受け取らなかった。
時代遅れは損するのだ。
損してもおじさんはカードは使わぬ、あくまで現金主義を貫く。
以上です。
この時代カードは、必須だと思います。
ポイントも付きますし。
韓ドラを見ていると、韓国の人はほとんどカードで払いますね。
ところが現金しかダメなお店もあるようで、困ってしまうシーンがあります。
私は20代の頃に、取引先の銀行員さんにカードを勧められて入りました。
その頃は年会費は無償でした。
私の故郷多治見で弟妹と鰻屋で会食しました。
カードを出すと店員さんから「カードはダメです、PayPayならいいですが。それ以外は現金でお願いします」と言われました。
このお店は、カードだとカード会社に手数料を取られる?から嫌がっているのかなと思いました。
PayPayは、手数料が取られないんだと思いました。逆に何か余録があるかも知れませんが。
PayPayには入るつもりがありませんので、現金で支払いました。
カードだけでなく、現金も用意しています。
カードが使えない店もありますから。
スピッツ / チェリー