中日新聞の「くらしの作文」に「鉛筆補助軸」というタイトルで、72歳の女性が投稿されていました。
「鉛筆補助軸」という名前を知っているだろうか。
私は十年日記を書いている。
その筆記具は、ずっとシャープペンシルだった。
シャープは芯の太さが一定で細字を書くのに便利だからだ。
しかし最近、シャープを鉛筆に替えた。
シャープは筆圧が強いとポキポキと芯が折れ、心までもくじけてしまうから。
鉛筆だと折れるストレスがなく書き続けられ気持ちがいい。
ただすぐに芯が丸くなり、削らねばならない。
削る手間は増えたが、使い心地はよく、気持ちも折れない。
鉛筆の良さを改めて感じている。
思えば鉛筆を使っていたのは小中学生の頃。
半世紀以上も前のことである。
鉛筆の感触は何とも言えず懐かしさがあり、いとおしさえ覚える。
ただ鉛筆は削ると短くなり、書きにくいのが難点。
そして思い出した、ある道具を。
文具専門店で尋ねた。
名前がわからないので「短くなった鉛筆を長くするものありますか」と。
店員はすぐに売り場に案内してくれた。
こんな昔のものが未だにあったことに驚き、うれしかった。
そして名前が「鉛筆補助軸」であると知った。
今、鉛筆補助軸で長くした鉛筆を使いながら、子どもの頃に返った気がして、妙に心が躍っている。
以上です。
私も小中学生の頃は、鉛筆を使っていました。
高校生からはシャープペンシルを使っていましたが、投稿者さんと同じで芯がポキポキ折れましたね。苦笑
鉛筆が短くなると名前は知らなかったですが「鉛筆補助軸」を使っていました。
長男孫が小学生の頃、夏休みに大量の宿題を持って来ました。
どういう訳か孫は、チビタ鉛筆を使います。
私が「長い鉛筆を使えよ」というと「短い鉛筆のほうが使いやすい」と、孫は言います。
チビタ鉛筆を取り上げ、私が持っている三菱ユニの鉛筆を使わせました。
芯が丸くなると、手動の鉛筆削り機で削らせました。
孫の宿題の手伝いは、中学校で終わりました。
高校の宿題なんて、私の頭では出来ませんので。苦笑
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