中日新聞の「くらしの作文」に「洋子観音」というタイトルで75歳の男性が投稿されていました。
鈴鹿峠の麓の村にある施設にロングスティで入居中の妻、洋子に会いに、1週間ぶりに行った。
100人はいる大広間。
昼食を待つ人の中に、洋子はいた。
ひときわ背が高く、光り輝いて見えた。
髪を少女のように三つ編みにしてもらい、優しくほほ笑んでいる。
今まではいつも「父さん、来てくれたん、うれしい」と言ってくれていたのに、ただほほ笑むだけだ。
家にいるときはいつも床に就いていて、目覚めると僕を探し歩いた。
庭にいる僕を見つけては「父さん、ここにいたの?」と言う。
「僕を捜してたんか」と言うと「うん、父さんと一緒にいるのが一番うれしいの」といつも言っていた。
それなのに、初めて七日間会わなかったら、洋子には言葉がなかった。
ただ、嬉しそうにほほ笑む。
以前、洋子の友人が「洋子さんの笑顔はまるで観音様のように優しいね」と
言ってくれたことがある。
洋子は、まるで本当に観音様になったかのように、ただほほ笑むだけだ。
明後日、わが家に帰ってくる。
「父さん、ここにいたの?」と言ってほしい。
「わたし、父さんがいいの。父さんといるのが一番幸せ」と。
以上です。
投稿者さんの奥様、認知症を患われているようですね。
誰にも認知症にかかるリスクがありますね。
私の父親も初めはまだらボケだったんですが、だんだんひどくなり認知症になってしまいました。
戦争に行って、私の想像もできない程の苦難の生活を経験した思いますが、
そんなに精神力が強いのに、認知症になってしまいました。
認知症の薬(アルツハイマー)もいろんなメーカーが研究されているようですが、
まだ効き目のある薬が出来ていないようです。
早く良い薬が開発されればと願うばかりです。
再会 金子由香利
鈴鹿峠の麓の村にある施設にロングスティで入居中の妻、洋子に会いに、1週間ぶりに行った。
100人はいる大広間。
昼食を待つ人の中に、洋子はいた。
ひときわ背が高く、光り輝いて見えた。
髪を少女のように三つ編みにしてもらい、優しくほほ笑んでいる。
今まではいつも「父さん、来てくれたん、うれしい」と言ってくれていたのに、ただほほ笑むだけだ。
家にいるときはいつも床に就いていて、目覚めると僕を探し歩いた。
庭にいる僕を見つけては「父さん、ここにいたの?」と言う。
「僕を捜してたんか」と言うと「うん、父さんと一緒にいるのが一番うれしいの」といつも言っていた。
それなのに、初めて七日間会わなかったら、洋子には言葉がなかった。
ただ、嬉しそうにほほ笑む。
以前、洋子の友人が「洋子さんの笑顔はまるで観音様のように優しいね」と
言ってくれたことがある。
洋子は、まるで本当に観音様になったかのように、ただほほ笑むだけだ。
明後日、わが家に帰ってくる。
「父さん、ここにいたの?」と言ってほしい。
「わたし、父さんがいいの。父さんといるのが一番幸せ」と。
以上です。
投稿者さんの奥様、認知症を患われているようですね。
誰にも認知症にかかるリスクがありますね。
私の父親も初めはまだらボケだったんですが、だんだんひどくなり認知症になってしまいました。
戦争に行って、私の想像もできない程の苦難の生活を経験した思いますが、
そんなに精神力が強いのに、認知症になってしまいました。
認知症の薬(アルツハイマー)もいろんなメーカーが研究されているようですが、
まだ効き目のある薬が出来ていないようです。
早く良い薬が開発されればと願うばかりです。
再会 金子由香利
人に迷惑かけたくないなぁ と思いますがこればかりは如何ともしがたいですからね
これから戦いが始まります
体も頭もがんばってほしいです(笑)
そして楽しみます。
>人生、上手に終わりたいです
人に迷惑かけたくないなぁ と思いますがこればかりは如何ともしがたいですからね
できたら老人ホームに入らず、認知症にもならず、終えたいです。
そう上手く行くかどうかは自信がないです。(苦笑)
>これから戦いが始まります
体も頭もがんばってほしいです(笑)
そして楽しみます。
かっつんは仕事をされているし、趣味もたくさんやられているので、大丈夫でしょう。(笑)
嫌ですけど 攻撃的になる認知症も多いと聞きますので・・・。
私も息子夫婦に迷惑をかけないで死にたいと思ってますけど
先のことは、誰にもわからないのが現実なのですよね(>_<)
母は認知症にもならず最期までしっかりしていて
本当に良かったです。
母が認知症になる姿だけは、見たくなかったのが正直な気持ちでした。
>攻撃的になる認知症も多いと聞きますので・・・。
特別養護老人ホームで宿直のバイトをしていましたが、攻撃的になる認知症の方はいらっしゃいました。
ベテラン介護士さんが、腕に包帯をされていましたので「どうされました」と訊きましたら言葉を濁されました。
どうも腕を叩かれたようです。
攻撃的な方は、扱いが大変ですね。
>母が認知症になる姿だけは、見たくなかったのが正直な気持ちでした。
そうですよね。
うちの父親は認知症になりましたので、正常なときの父親と同じ人物には思えなかったです。(苦笑)
これから先このご主人が疲弊されないことを願うばかりです
私も死ぬことは怖くないけど、痴呆になることだけが怖いです
たとえ動けなくなっても自分が自分であり続けることができたら・・・
幸い両親とも痴呆になるより先に寿命がつきました
私もそうなりたいですが・・・
>なんだか理想的なご夫婦を見た気がしました
これから先このご主人が疲弊されないことを願うばかりです
奥様の痴呆が進んでくると、投稿者さんは辛さがますのではと懸念します。
>私も死ぬことは怖くないけど、痴呆になることだけが怖いです
たとえ動けなくなっても自分が自分であり続けることができたら・・・
かずちゃんは、ご両親とも痴呆になられていないので大丈夫だと思います。
私は父親が70代前半でボケがきましたので心配です。