風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

ドイツの旅4/フランクフルト4・ライン川クルーズ

2016年06月12日 | ドイツの旅2016年

これがローレライ、何のことはない、ただの岩山です。
5月12日、フランクフルト4日目、ライン川クルーズ
今日は、ライン川クルーズをしました。でも色々あった一日でした。
計画は、鉄道でビンゲンまで行き、そこからコブレンツまでクルーズ、コブレンツの街をゆっくり歩いて
コブレンツ中央駅に向かい、そこから電車でフランクフルトに戻るというものです。
フランクフルト中央駅
 
クルーズと帰りの電車の切符は前日に購入できるので購入済みですが、ビンゲンまでの電車のチケットは、
ローカル線なので当日で無ければ買うことが出来ません。クルーズ代は36.40ユーロでした。
自動券売機は混むので6:30頃までに来た方が安全だと言われましたので、5時に起きて
前日買っておいたサンドイッチや野菜サラダ・ヨーグルト・牛乳等の朝食を済ませ、出かけました。
ホテルのあるオステンストラッセの駅で電車は少し遅延していました。車内は早朝というのにかなりの混雑でした。
ところがフランクフルト駅の券売機は空いていてすぐ切符を買えました。
ここで私は小さなミスをしました。券売機では、3本の発車時刻が印字された紙とチケットが出てきたのですが、
私はチケットの方をレシートと思いこんでポケットにつっこみました。
当初の計画では7:47発でしたが、1本前の7:25発の電車に乗り込むことができました。
ところが何番線発かがよくわからず少しあわてました。朝は駅職員が少し出ているので聞くと20番線と言うことでした。
乗車してしばらくして検札が来ました。Sバーンという近郊線では検札はありませんが、
長距離になると時々検札があるようです。
私が「切符」を出すと「これは切符ではない」と言うのです。ポケットをあちこち探すのですが、
しまったはずの切符が見あたりません。「切符を落としたようだ」と言うと罰則なしで発券してくれました。
私は、オステンストラッセからフランクフルトまでの切符、帰りの切符、船の切符もちゃんと持っていたので
無賃乗車とは見なされなかったようです。
私は17ユーロで買ったのですが新しい切符は11ユーロでした。
しばらくしてゆっくりポケットを探すと無くしたと思っていたなんと切符が出てきました。あ~ぁ、です。
しかし、このいざこざで車掌は、この列車はビンゲンStadt駅は行かないので、イングルハイム駅で、
2番線8:21の電車に乗り換えなさい、と教えてくれたのでした。
8:17頃コブレンツ行きの電車が来たので私は乗ってしまったのですが、ここの電車は実は快速でStadt駅は止まらず、
次のビンゲン中央駅まで行ってしまう急行でした。乗るべきはこの後の電車のようでした。
一つ戻らなければ成りません。8:54発の電車があり、船の時間には間に合うようです。
ビンゲンStadt駅まではホンの2、3分です。
ガイドブックには、船の発着場は駅の裏にあると書かれているのですが、案内板も何もみあたりません。
Stadt駅は小さな無人駅で職員はいませんし、人もいないのです。うろうろすると地下通路らしき物が見えました。
通って駅の反対側・海岸に出ることが出来ました。400mほど先に船が止まっているので歩き出しました。
チケット売り場があったので聞くと「ネックストカンパニー」と言います。
カンパニーが聞き取れず、聞き返すと「むっと」とした顔で「あっち」と指さしました。
船会社毎の桟橋が距離を開けて複数ありました。私が乗る船はケルン~デュッセルドルフの略、KDでした。
1本早い電車にしたおかげで9:30発の船にこうしてやっと乗ることが出来たのでした。
私は、早く着いてビンゲンの街を少し歩こうと思っていたのですが飛んだ冷や汗ものでした。
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フランクフルト駅の有料トイレ                    イングルハイムまでの電車
 

ビンゲンさん橋にあるビッグクレーン
 
ビンゲンさん橋                             反対側のワイン畑
 
 
さて、ようやくクルーズの始まりです。乗客は少ないです。川風が寒いです。時々、ガイドの声が流れます。
初めは、ドイツ語、英語、確か中国語、そして途中から日本語が加わりました。  エーレンフェルス城
 
ネズミの塔                              アスマンシハウゼンの町
 
ラインシュタイン城
 
 
  
シュターレック城
 
バッハラッハの町                          プファルリ城(中洲)
 
シェーンブルク城                           聖マリア教会
 
                                     オーバーヴェーゼルの町
 
 
ローレライ                               ローレライの展望台
 
ローレライ像                             ラインフェルス城(ライン川最大の城)
 
ラインフェルス城                           サンクト・コアールの町
   
猫城                                  ねずみ城
 
  
兄弟城
 
兄弟城の他方                             ボッパルトの町
 
ライン川が大きくうねるボッハルト(引用です。)            ボッパルトの町  
 
                                     マルクスブルク城
  
シュトルツェンフェルス城                       選帝侯の城
 
エーレンブライトシュタイン城塞                   ヴィルヘルム1世騎馬像
 
コブレンツの船着き場で船を降りてコブレンツの街を歩きました。

ドイチェス・エック(船の先端ではなく、ライン川=右とモーゼル川の交流地点です。)

ドイツ騎士団の家(Ludwig博物館)
 
聖カストア教会
  
                                     シュンゲルの泉
 
市庁舎                                ミューラーの像か?忘れました。
 
聖母教会
 
 
レーア・センター(ショッピングセンター、バスターミナルなど)
 
ヘルツ・イエズ教会
 
 
                                     コブレンツ駅
 
15:02発の電車が約30分遅れ、途中で後れを取り戻し結果は10分遅れとなりました。
いろんな事があった一日でしたが、十分楽しみました。船のオープンデッキは、風が少し冷たいので、船の中にいて、
放送があると外に出て、写真を撮る感じです。乗客が少ないので静かでした。
船は、いくつもの船着き場に立ち寄って、船客を降ろし・乗せながら進みます。
コブレンツの、ライン川とモーゼル川の合流点=ドイチェス・エックは雄大でした。
ローマ人は、ここを2000年以上前にここの街を作り、「コンフルエンテス」(=合流地点)と名付け、コブレンツの
語源になったそうです。
ローマ人もこの雄大な眺めと川を上下したのかと思うと、私はワクワクしました。
この先に、この地点を見下ろすことの出来るエーレンブライトシュタイン城へのロープウェイがありますが、時間も少なくなって
行きませんでした。        【5月12日終わり】
   


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