何ともつまらなく、不快な映画でした。
原題:Phantom Thread の意味は、幻の糸、何のことやら、です。
1950年代のロンドンのファッション界で活躍する著名な仕立屋レイノルズ、ふと立ち寄った
大衆的レストランで、田舎娘風のウエイトレス、アロマに出会います。
彼の目には、彼女の身体がモデルとして最高に見え、その場で「ナンパ」、彼女も即OK。
彼は偏屈でわがまま、彼女は毒キノコで彼の体調を崩し、彼をコントロールし始めます。
これを、「禁断の愛」、「純愛」とは、なんたる屁理屈。
庶民を見下すようなイギリス上流階級の鼻持ちならぬ文化・意識に辟易です。
何とも後味の悪い不快な映画でした。 【2018.11.5】