風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/白鯨との闘い、オデッセイ

2016年07月13日 | 映画

アメリカのハーマン・メルヴィルの代表作『白鯨』の隠された事実を明かすが「ウリ」ですが、「飢えで人肉を食べた」
というだけの話で取り立てて言うことではありません。
大画面でCGを駆使して白鯨を描いていますが、迫力はありますが、とても上手く出来たCGとはとても言えませんでした。
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原題は"火星人"、ホメロスの『オデッセイ』を無断借用するなんて何と恥知らずの厚顔無恥でしょう。
大いなる駄作でした。
それでも映画の前半は、あたかも宇宙のロビンソン・クルーソーのようなサバイバルが工夫されていました。
空気も水もない火星で、それらを作ってジャガイモを育てる下りはとても面白かったのですが、いかにも嘘っぽかったです。
宇宙のロビンソンと言いましたが、こちらは電気などのエネルギーや最新の技術や材料・乗り物などがあるので
無人島の活躍のようなロマンやわくわく感、創造性は希薄です。
後半は、ただ超人的ヒーローが偶然の連続のみで活躍するアクションサバイバルでハラハラ感もなく「饒舌」だけでした。
142分は長過ぎですし、下らないアメリカンジョークの連発はウンザリでした。
救出にあたりとってつけたようなアメリカと中国が協力する下りはジョークのつもりでしょうか。
今日のサバイバル物二本は全く並作でした。
しかし、撮影場所のヨルダンの南部ワディラ砂漠は息を飲む絶景でした。 ヨルダン観光局からの引用


  【7月4日鑑賞】


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