まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

南海の旅は「サザン」

2009年06月27日 | まち歩き

前日にサザンオールスターズのことを書いたからというわけでもないが・・・・。

Dscn1987南海特急「サザン」です。

いや、このところ夏バテ気味とはいうものの、休みだからといって部屋でエアコンをつけてゴロゴロするのもちょっとなということで、久しぶりに「乗り鉄」をやって元気を回復させようということで。

Dscn1986南海の顔といえば杉浦・野村・・・ではなく関空特急ラピートであるが、難波と和歌山を結ぶ足として長らく活躍している。一方で私はといえば、大阪出身でありながら南海電車というのはほとんどなじみがなく、過去の記憶をたどってみても、電車で孝子峠を越えたことがないのではないかということもあり、そうであれば乗ってみようというものである。

「勝手にシンドバッド」でも「TSUNAMI」でもなく、このところYouTubeで気に入っている「南海ホークスの歌」が頭にシンクロする。

Dscn1988座席指定料金500円を追加し、リクライニングシートに座る。今となっては古いタイプのシートなのかもしれないが、ガラガラということもあり静かで快適。8両のうち4両がこの指定席で、後ろ4両は普通の通勤型であるが、途中から乗ってきて指定席の連れと合流した人が「いや~指定はええわ。後ろ、むっちゃ混んどるで」と。

堺、岸和田など、泉州地方の主要な駅に停まっていく。どうも位置関係がよく飲み込めておらず、「泉州」といえば中国南部の港町をイメージしてしまうからいけない。「泉州銀行」の看板を見ると、「BANK OF QUANZHOU」などと呼んでしまう。いずれ、南海沿線の街並みも訪れないといけないな。

途中の駅では、通常なら「各駅停車の○○行きはこちらでお乗換え」というアナウンスのところ、「普通車の○○行きはこちらでお乗換え」という。南海電車独特の言い回しというが、やはり「普通車」というのは特急などの「グリーン車・普通車」じゃないかと思う。特に指定席車に乗っているために、後ろの車両を回されるのかと落ち着かない。

みさき公園を前にして、箱作の海を眺める。孝子峠も軽く越え、紀ノ川の流域に広がる和歌山市街が見えてきた。

Dscn19911時間足らずで和歌山市着。ここから紀勢線の和歌山行きに乗り換え。和歌山着。

朝来る前は和歌山から即阪和線で大阪に戻ろうという気持ちだったのだが、和歌山まで「乗り鉄」で来たのだ。ということは、あの線を訪ねないわけにはいかないだろう・・・・。

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