まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

ヱビスビール記念館

2010年03月16日 | 旅行記C・関東甲信越

Dscn7951恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館で森村泰昌展を鑑賞した後は、やはりということで、ヱビスビール記念館へ。元々この恵比寿という地名が、ヱビスビールのブランド名に由来するところでもあるからには、記念館を訪れないわけにはいかないだろう。何でもここは先月オープンしたばかりだとか。

Dscn792811時の開館時にはすでに行列ができている。先着100名に進呈されるというコースターを受け取り、そのまま「ヱビスツアー」なるものを申し込む。記念館にあるギャラリーの展示物をガイドが紹介してくれるというもので、1回500円。

Dscn7931こういうガイドによる案内というのは各地のビール工場でもやっていることであるが、ヱビスビール記念館の場合は残念ながら工場があるわけではないので、ビールの製法の紹介というよりは、日本のビール史において大きな道筋を作ってきたヱビスビールの歴史の紹介である。

Dscn7930Dscn7937Dscn7940_2ヱビスのブランドができて今年で120年という。この記念館もそれを記念してオープンした。初期のビール瓶の展示やら、ビールが大衆に広まったきっかけとなったビアホールの誕生、ビールと洋食文化、夏目漱石や内田百閒の作品にもアイテムとして登場するヱビスビール・・・・。そして戦後のヱビスブランドの復活、最後はもちろん映画「第三の男」のテーマ曲に乗せたCMの紹介。

Dscn7943今でも、「ヱビスビール」というとビールの中でもプレミアム的な価値のあるブランド(最近はプレミアムモルツに追い上げられているが)としてファンも多い。ビールといえばスーパードライを飲むことが多い私だが、やはり「ヱビスあります」と言われれば「できるな」と店を評価したくなるものである。

Dscn7945さてというか、やはりというか、ギャラリー見学の後はヱビスビールの試飲である。サーバーから注がれたのはスタンダードのヱビスビールと、少し甘味が強くまろやかな琥珀ヱビスビール(ちなみに女性にはこちらが人気のようだった)。

Dscn7948これをやりながら、ガイドの方から「自宅でもおいしく飲めるビールの上手な注ぎ方、泡の作り方」の実演やら、「ビールの風味を味わえるグラスの持ち方」、「ビールを気持ちよく飲む座り方」などの一口話などもあり、少ししゃれた雰囲気で(午前中から)ビールを美味しくいただくことができた。

いやいや、なかなか・・・・。飲んでいるこちらが恵比寿顔になってしまう。

この後はミュージアムショップでビール関連書籍やらグッズやらオリジナルのおつまみやらを買い求める。本当、こういうところは何度でも来たいものである。サッポロビールもなかなかオツなことをやってくれた。

館内にはツアーに参加しなくても、有料で軽いつまみとともに各種ヱビスビールを楽しめるコーナーがある。ここも軽いサロンという感じで楽しめそうだったのだが、この日の私はここで昼食を取ることにして、同じガーデンプレイス内のビヤステーションに入る。

Dscn7954ここで扱うのはもちろんヱビスビール。早速にそれを味わい、バイエルンだったかミュンヘンだったか、そんな名前のプレートを味わう。ちょいとドイツ風な食事。こういうビヤレストランも飾らないデートスポットとしてオススメ、かな・・・・。

これから音楽鑑賞をするというのにビールを飲むのはどうかという気もするのだが、ここは気持ちをリラックスさせるのだ(別にクルマに乗るわけではないし)と勝手に言い聞かせて少しホロッとなったところで恵比寿から品川に移動し、川崎まで向かった・・・・。

コメント