う~ん、まあ、これも仕方ないのかな。
西武・伊原監督が成績不振の責任を取っての「休養」。今季、楽天・星野監督の体調不良による休養というのはあったが、成績不振による休養が出たのは今季初めて。
名門西武の再建を託されたところが、ライオンズらしからぬ低迷である。名コーチ、名監督ならずというところか。何がいけなかったのかはわからないが、最近の「ナウでヤング」な世代の多いライオンズの選手たちにあって、いわゆる過去の栄光をもって接しようとしたゼネレーションギャップというやつだろうか。なかなか難しいものである。
・・・にしても、「休養」。この言葉を最初に使ったのはどの監督かは知らないが、何とも言い得て妙である。日本らしいというのかな。これ、サッカーなら間違いなく更迭という表現で、「休養」というのがいかにも監督の名誉や晩節を汚さないということでできた言葉かというのがわかる。かと言って「休養」中に家族で温泉なんか行こうものなら総スカンをくらうだろうが、世のサラリーマン諸氏には「休養」というのに憧れている向きも結構あるのではないだろうか。
それはさておき、大正ドームのライトスタンドでも、西武戦ともなれば、どこぞの西宮球団以上にアタマの悪そうな「近鉄原理主義者」どもの手により「打倒西武」の旗が振られる。この連中に取ってみれば万々歳のニュースなのだろうが、それでいいのかと思う。
田辺監督代行の手腕がいかばかりのものかはわからないが、まだまだペナントリーグの行方はわからない。ここからどう巻き返してくるかというのも見てみたいものである・・・・。