まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

三重県内サイコロの旅・4~鳥羽滞在は12分

2017年06月23日 | 旅行記D・東海北陸
鈍な支障さんと行く三重県内サイコロの旅。桑名発14時27分の賢島行き特急で割り当てられたのはビスタカーの2階席。今度は伊勢平野を一気に南下する。ちょうど昼食後、特急の座席でウトウトしたくなる。

ただ、ここで鳥羽の選択肢を入れてよかったのかなと思う。特急券には発着時刻が書かれているが、鳥羽に着くのは15時45分とある。特急券を受け取って思わずびっくりした。特急でも1時間半近くかかるのか。鳥羽へは大阪からだと2時間少しかかるが、同じ三重県内でも北の端の桑名からだと結構かかるのかと、その広さを改めて感じる。

サイコロで出た「海の博物館」は鳥羽駅からバスで30分かかる。鳥羽に着いた後ですぐにバスに乗れたとしても16時半、ひょっとしたら受付終了かもしれない。名前に引かれて選択肢に選んだが、これはアクセス不可能か。支障さんに話し、何ならミキモト真珠島辺りに行き先を変更しようかと思う。このサイコロの旅では、取りあえず最寄り駅まで行けば、その先のスポット変更はやむなしとする。

起点となった伊勢中川に停車して大阪方面への乗り換え客を降ろし、山田線に入る。松阪、伊勢市、宇治山田と、私の職場でも毎年行う伊勢神宮参拝でおなじみの駅に停まっていく。池の浦では海も少し見えて、15時45分、鳥羽に到着する。志摩の国の観光の玄関駅だ。

さて、海の博物館を断念してこの後どうするか。鳥羽の次は宿泊地の四日市に自動的に移動となるが、それまでどうするか支障さんとともに考える。そして出た結論は、「鳥羽には一応来たことにして、もう四日市に行こう」というもの。まあ、鳥羽にはお互いこれまでも来たことがあるというのもある。ただ、乗車券は「週末フリーパス」なので運賃を気にしなくてもいいが、特急は乗らなくてもいいかなと。時刻表を見ると、特急以外の次の列車は15時57分発の伊勢中川行き各駅停車。まあ、途中松阪あたりから急行に乗り換えるのかなと、まずはのんびりと行くことにする。

一応鳥羽に来たということで、「また明日来るかもしれないから」と、駅の待合室から町並みを一枚撮影。ついでに土産物だけ買おうかと思ったが、レジに行列ができていたので断念してホームに戻る。ちょうどJR参宮線の快速みえが停まっていて、発車していった。JRの四日市と近鉄の四日市は離れているので選択肢はなかったが(ホテルは近鉄の四日市駅前)、今思うと行き帰りに変化をつけてもよかったかもしれない。

ともかく、鳥羽滞在は12分で折り返しである。途中五十鈴川で始発の名古屋行き急行が先発するとあり、そちらに乗り換える。近鉄独自の、ロングシート、クロスシートの二刀流が可能なLCカーである。

先ほど通ったのと同じ路線を折り返す形である。宇治山田、伊勢市、松阪と停まって行くが、ここまで来て伊勢神宮にも行かない、長々とやって来た鳥羽も12分で折り返し・・・「三重に行ったけど、どこ回ったんやと突っ込まれますな」と、支障さんも苦笑である。これもサイコロの旅らしい。

この日3回目となる伊勢中川を過ぎ、夕方の部活や仕事帰りの人も乗せ、近鉄四日市に到着。これでこの日の移動は終了し、駅の西側にある「レイアホテル」にチェックイン。宿泊サイトのポイントを使って若干値引きできたが、朝食もなく通常料金8000円は割高に感じる。早くから予定していればもっと別のホテルも選べたのだろうが、直前のタイミングで空いているだけでもよかったのかもしれない。

さてこれから四日市の夜である。ここで、同日行われたAKB総選挙に負けず劣らずの出来事が・・・?
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