






















「しっち」というのが6回出てくる。漢字では「悉地」となり、成就するという意味だそうだ。この真言を6回唱えるとある。六根(眼、耳、鼻、舌、身、意)つまり身体と心の悩みを消し、願いを成就させようという意味が込められているという。これは結構強力な感じがする。貼り紙を見ながら、たどたどしくながら6回唱える。













ここで七宝瀧寺のお参りを納めることにして、次の行き先である。今回は役行者に見守っていただくとしてアプリで出た次の候補は・・・
1.東住吉(法楽寺、京善寺)
2.豊中宝塚(不動寺、中山寺)
3.左京(曼殊院門跡)
4.富田林(明王寺)
5.神戸(大龍寺、無動寺)
6.和歌山(根来寺)
その中でサイコロアプリが出したのは・・・「1」。今回の自然の中とは対照的な、大阪市内の町の中である。京都の市街地が一向に出ないのはどういうことかと思うのだが・・・。
この2つは七宝瀧寺からの帰りに立ち寄ることもできるが、そこはまた日を改めて、大阪市南部編として訪ねることにする。
行者の滝を折り返しにして、この先の山には行かずにバス停に戻ることにする。先ほどの身代り不動の護摩壇の周りが休憩スペースになっており、ここで昼食にする。山の中の札所、こうした場所での昼食はおにぎりが合う感じだ。




今回訪ねた犬鳴山七宝瀧寺。まだ近畿三十六不動は3分の1ほど回っただけだが、これまで訪ねた札所の中でもっとも自然の風情も味わえたし、神仏のパワーというのか、信仰心の強さというのを感じることができたように思う。家田荘子さんが南海の泉佐野駅で広告に出るのもうなずける。今後滝に打たれることがあるか・・・と訊かれてもまだ答えは出ないが、昔の修験道というのを感じるための入口としての雰囲気は十分に感じられた。
これからの不動めぐりも楽しみである・・・。