まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

広島新四国八十八ヶ所めぐり~厳島神社は高潮で参拝停止・・・

2024年11月21日 | 広島新四国八十八ヶ所

今回で結願を目指す広島新四国八十八ヶ所、最後の舞台となる宮島に渡る。第86番の宝寿院を訪ねた後、順路ということで厳島神社に到着。相変わらず多くの参拝客で賑わっている。

この時間は満潮に近いこともあり、海水の量もたっぷりある。

そして拝殿も床すれすれのところまで水位が上がっている。厳島神社を訪ねる時、満潮か干潮かはあえて調べずその時々の景色を楽しむのだが、ここまで水位が高いのは初めて見た。正に、神社が海に浮かんだ状態だ。

現在の時刻は10時前。この日(11月17日)の満潮時刻は10時31分、潮位約381cmとある。

拝殿の入口には長い列ができている。この時季だから混雑しているのかなと見ていると、満潮が近いうえに高潮のため、一時参拝を停止するという話である。そうするうちに参拝受付のところにも海水が入り込む。係の人が「濡れてもいいという方だけ入ってください」と言って、行列の先頭付近にいた何名かは入ったが、その後は「ここで停めます」として規制のロープが張られた。この先1~2時間は入ることができないようで、特にツアー客はこの先の予定にも影響するようで「どうしようか」という感じだった。

厳島神社が高潮で参拝停止になるのは夏から秋にかけて年に数回はあるそうで特段珍しいものではないそうだ。拝殿内も「床上浸水」は想定の範囲内の設計である。ただ、こういう対応を目の当たりにするのは初めてで、遠方から旅行で来て、宮島の滞在時間も限られている人にとっては残念だろう。

いったん、神社の後ろを回り込む形で進む。ここで廿日市市宮島町からとして放送が流れる。高潮のため厳島神社は拝観停止ということを、日本語と英語でアナウンス。再開時には改めてお知らせするとのことだ。1~2時間くらい後の見込みで、別に島の歩道が浸水したわけでもないので商店街で早めの昼食とか買い物やらに充てればちょうどいいだろう。

反対側から神社の拝殿を眺める。

今回は厳島神社というより広島新四国の大聖院、そして弥山本堂が目的地。宝物館で貴重な史料を見学した後、真言宗の有力寺院である大聖院を目指すことに・・・。

コメント