まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

イケメンドクターの秘部触診!

2015-10-20 | イギリス、アイルランド映画
 秋の英国男優祭②
 「ヒステリア」
 19世紀末のロンドン。青年医師モーティマーは、婦人科の権威ダリンプルに雇われる。若くハンサムなモーティマーの、ヒステリー症と見なされていた女性たちへの局部マッサージは評判となるが…
 モーティマー先生役のヒュー・ダンシーめっちゃ可愛かった~最近ではドラマ「ハンニバル」とか、どよよ~んな暗い役がハマってしまってるヒュー。コメディは久々?欝々しい役の時も可愛いけど、コミカルな彼も超キュート!童顔な猿顔がたまりません。あんな可愛いイケメン先生がいる病院、仮病つかって通うわ~。でも、あんな恥ずかしい診察は、やっぱ躊躇するかな~。イケメンにアンなとこコンなとこ診られて触られてなんて、緊張と羞恥心でホントに病気になりそう

 イケメンだけど、笑ったらクチャっとなるヒューのチョイブサ顔も大好き。この映画でも思ったけど、ヒューってやっぱ何となく池松壮亮に似てる。寂しそうな暗い雰囲気とか、横顔とか笑顔とか壮亮くんとカブります。チャラチャラ軽薄なところがなく、いつも真面目で誠実そうなところもヒューの魅力です。すごく善い人なヒューasモーティマー先生に好感、でも、インパクトある演技とかシーンがなかったのが残念。せっかくのコメディ、しかも性的な題材を扱っていたので、軽くエロいこともしてほしかったです。脱ぐのが好きなヒューなのに、肌露出もいっさいなし。

 コメディも嬉しかったけど、時代劇のヒューにまた会いたかったので、Wで美味しい映画でした。ハリウッドのイケメン俳優だとコスプレになっちゃうけど、さすがは英国男優。時代劇の衣装も似合ってて、それでいてオシャレ。オレンジのコートとか、上品で小粋だった。さすがバーバリのモデルを務めたてたヒュー、着こなしもパーフェクトなのです。ハンニバルでの無精ひげ、くたびれた風貌&雰囲気に慣れていたので、きびきびと活発、こざっぱりと優雅なヒューが目に新鮮でした。ネクタイをササっときれいに結ぶところが、何かスゴくカッコよかった。

 女性用の大人の玩具、いわゆるバイブの誕生秘話が、愉快に描かれています。更年期とか女性特有の症状を、あんな風に診察・治療してたんですね~。でもあれって、診察でも治療でもなく、単なる手○ン…明るくノーテンキに描かなかったら、かなり卑猥になりかねない設定です。色魔の医者に指で弄ばれる欲求不満の熟女たち、みたいなエロ映画にも作り変えられそう。個人的には、ヒューにはそっちをお願いしたかったけど
 モーティマー先生を魅了する姉妹役、マギー・ギレンホールとフェリシティ・ジョーンズも好演。

 姉シャーロット役のマギーは弟ジェイクにそっくりで、決して美女ではないのですが、愛嬌のある親しみやすいチョイブス顔(同じ顔でも、ジェイクはイケメンに見えるのが不思議)で、フツーに美人な女優よりもチャーミング。進歩的で情に厚いシャーロットを、生き生きと男前に演じています。でも長身でおばさんっぽいマギーと小柄で童顔のヒュー、ロマンスに違和感。姉弟にしか見えんかったし(マギーのほうが年下だけど)。実生活の嫁クレア・デーンズも、ヒューより年上に見えますよね~。
 妹エミリー役のフェリシティも美人ではないけど、オスカー候補になった「博士と彼女のセオリー」同様、聡明で思慮深そうなところに好感。彼女のファッションが、乙女らしい色合いと形で可愛かったです。あと、モーティマー先生の親友、金持ちの発明家エドモンド役の俳優がカッコよくて、誰?と思ったら、ルパート・エヴェレットだった!80年代に英国美青年ブームを巻き起こした「アナザー・カントリー」の美青年も、すっかり熟年男性…ではなく、すごく若く見えたのでビツクリ。ヒューとは世代が違うはずなのに、親友役に違和感なかったし。背が高くて恰幅がよくて、フォーマルな服をちょっと崩してるのが小粋で洗練されてて。彼もさすがの英国男優っぷりです。ダリンプル先生役は、「キャリントン」での名演も懐かしいジョナサン・プライス。シブくて冷厳そうな、枯れ専にはたまらん系おじさまかも。
 ラスト、女性たちに大人気となったバイブを、まさかの、でも英国といえばの御方もイギリス、やっぱスゴいわ~。日本じゃありえないシーンですし。

 ↑か、可愛い今や百花繚乱の英国イケメン俳優軍団ですが、ルックスだけならヒューがいちばんMYタイプかも
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする