ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

屁こき虫参上!

2009年11月01日 | ひとりごと
今夜のような、キャベツや乳製品、その他消化の良い物を食すると、旦那は『妖怪屁こき虫』に変身してしまいます。

ヤンキーズの試合をキッチンのチビTVで観戦していた旦那。
わたしがちょいと用事で入ろうとすると、「ちょっと待て!今は入らん方が良かろうぞ!」という声が……。
恐る恐るドアを開けてみると、まさに今、線香に火をつけようとしている男が、キッチンのコンロの前で立っておりました。
あかん……これはかなりヤバい……。

腸が長い方だと言われている日本人の中でも、とびっきり長くて、大腸検査のカメラチューブの長さが追っ付かんと医者に文句言われるわたしと、
1日に3回、食べては出し、また食べては出す、まっすぐのホースみたいな腸が背骨に沿ってついてんのとちゃうかと疑われてる旦那。
おんなじもん食べてるのに、食後の体の反応はまるで正反対です。

こんな日の夜は、寝室の空気がとても深刻な問題になります。
つい先日も同じようなことになって、先に寝に行った旦那のいびきが一段落した頃に部屋に入ると……、
うっっ、く、苦しい……
これ、大袈裟に言うてません。ほんまになんちゅうか、こんな空気吸いとないと、鼻も肺も精一杯抵抗してくるレベルの汚染度

なので今夜は、つい先程から、寝室に空気清浄機を入れまして、わたしが寝に行くまで作動しておくことにしました。

さっきまで、あんなに美味そうないい匂いやったのに……なんで食べた後にこうなるのか……恐るべし『妖怪屁こき虫』
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ありがたい旦那クッキング

2009年11月01日 | 家族とわたし
こないだのポーランド食品店で仕入れてきた食材で、いきなりのドイツ料理を作り始めた旦那。
今回もまたまた、リースリングワインの大家、親友ウーヴェのホームページのレシピ『Sauerkraut with Wurst and Riesling』に挑戦。
サワークラウトは酸っぱくてちょいと苦手なんですが、このお料理なら美味しく食べられる我がままなわたし。
ちなみに、Wurstというのはドイツ語でソーセージのことなんだそうです。

まずは隠し味、乾燥したジュニパーベリーとキャラウェイシーズを擂り粉木でゴリゴリ。この香り、伝える言葉が思い浮かびません。



お鍋で、ソーセージ同様、手作りのベーコンと玉ねぎを炒め、



そこにリースリングワイン『Kabinett』を景気良く惜しみなくドボドボと1本丸ごと注ぎ(旦那はそこでちょいと一杯ひっかけるのが楽しみ)、
サワークラウトとこれ↓、この巨大ソーセージをブツブツ切ったのを足して、グツグツと煮ます。



それではいただきま~す!マッシュポテトもほこほこと美味しそうです!
卓上のりースリングワインは、料理用よりはちょいと良い『Auslese』、さらりと甘くて、すっぱいサワークラウトとの相性ばっちりです。



わたしがブログに載せたいからと、いちいち写真を撮ろうとするのを嫌がる旦那。
今回は、ウーヴェに送りたいからと、うまい言い訳を思いつきました。
なかなか取材も大変です……なんちて……。
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米国冬時間事情

2009年11月01日 | 米国○○事情
Daylight Savingも昨日まで。今日から冬時間、もともとの時間に戻りました。
日本との時差は再び14時間に戻ります。この1時間の時差の違い、けっこう不便だったりするのですが仕方がありません。
昨日のあのカオスは、夏時間最後のお祭りだったのですね……遠くを見つめるわたし……まだくたばってます

さて、去年の今日はどんなだったろうと覗いてみたら、なんと……まったく進歩無し……寝坊の自分には嬉しいなんて書いており……。
今朝も今朝とて、やっぱり寝坊して、起きてきたら1時間繰り上がっていてラッキー!などと喜んだ自分……。

昨日はモンスターだらけになったマンハッタン。今日は朝からマラソンランナーで埋まりました。
昨日の別れ際に、「明日も来る?」とジェーンに聞かれて、「う~んにゃっ!来んっ!」と声を揃えて答えた我ら夫婦。
キッチンのチビTVでレースの観戦をさせてもらいました。
この1時間のズレ、なんともビミョ~なズレでして、なんにも無さそうなんだけど実はどこかおかしいっていうモヤモヤが数日続きます。
でも、今日、あの街で朝からタッタタッタ走っていたランナーさん達には、それがなにか?ってことなんでしょうね。

それにしてもあの街は、ほんとにエネルギーの塊。
『311』という、24時間生活上の苦情などに答える『よろず相談』番号があるのですが、なんと179カ国の言葉が受付可能なんだそうです。
数なんて書いたり言ったりしたらほんと一言で終わっちゃうんだけど、179種類の言語っていうのはまさに、人種のルツボそのもの。
ニューヨークと呼ばれる5つのブロックに住む多人種・他民族800万人のため、通訳会社と契約しているのだそうです。
うちの玄関から車でものの20分も離れていないあの島。だぁ~い好きなんだけどなあ……

ところでわたし、この夏時間から冬時間の変更は、自然の為せる業なのだと、密かに信じておりました。
今から思うと、どうしてそんなことを信じていたのか皆目分からないのだけれど、地球がちょっとずつ粋な回転をして、毎日少しずつずらしてくれてるんだと……。
でも、それだったら、世界中どこの国にも同じ現象が起こらなあかんのですが、そこはまあ、なんか変?と思いつつもねじ込む悪い癖を持つわたし、
コレは旦那には内緒にしてあります。
今までにもとんでもないことを勝手に信じ込んでいて、かなり呆れられているので、これ以上増やすのもどうかと思われ(北の国からの純チャン風)、
なんや、人間が時計回してるだけやんって分かった時は、かなりガッカリしたもんです。
今日もあちこちの部屋の時計の長針を、ぐるぐるぐるぐる回しました。
時計は進めるのはいいけど、遅らせる(逆回りさせる)のはあかんと、誰かから聞いたような気がして、
たった1時間でも逆回しするのが恐いわたしは、気長にぐるぐる、13回も回すのです。
ほんまはええのかなあ……。
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