練習を終えて、マンハッタン行きの9時半の電車に乗るタイソンを送って家に戻り、旦那の機嫌を取っていた時、旦那が「今日はなんか変な感じがする日やった」と言い出しました。
確かに、運転している時、妙に遅い車や、車自体が酔っぱらっているような、なんとも奇妙な走り方をする車が多かったし、
旦那の患者さんも、ドタキャンをしたり、遅れてきたり、どこかハズレているような人が多かったそうです。
まあ、たまにこんな日ってあるよな、とか言って、無理矢理納得しながら、パソコンの所に行くと、タイソンからメールが送られてきました。
そろそろ着く頃だったので、ああ、もう着いたのかとメールを開けてみると、
「Where is this train?!?」の文字が……え?
なんのことかはじめは分からず、そのうち、もしかしてタイソン、まだ電車に乗ってないってこと?と大騒ぎに。
慌てて彼に電話すると、「ずっとホームで待っているのだけど、電車が全然来ない」と言うのです。声が震えています。身体が冷えたんでしょう。
なんでやねん!と呆れながら、そして、なんでもっと早くに電話してけえへんねん!とタイソンにも怒りながら、鉄道会社のホームページを開くと、
『別の会社の列車がトンネル内で立ち往生していて、15分から45分の遅れが生じています』のお知らせが……が~ん
こらあかん!駅に行こ!
多分あともうちょっと待ってたら来るやろから、と遠慮するタイソンを無視して、ホームに駆けつけ、5分ほど一緒に待ちましたがダメ。
ホームには、訳の分からない説明をくり返すコンピューターの音声が流れていましたが、それだけ……他はなんの対処も為されていません。
哀れタイソン、寒空の下、寝不足続きの夜に、40分も待たされていました。
こんな時間やったらマンハッタンの町中に入るのに30分もかからへんからと、彼を車に押し込んで送ることにしました。
助手席に座った旦那がキッチンの話の続きで、今日はやっぱり変な日だと言い出し、マーキュリーが悪さしてんのかな?と口走った時、
どっかぁ~ん!天文学を専攻したタイソン、いきなり理解不能(わたしだけですが……)の言葉でガンガン話し始めました。
やっぱこの若者、人離れしとる……。
町に入った頃にはとうとう居眠りをし始めたタイソン。ごめんよぉ~、わたしのせいじゃないけどさ、アメリカの電車が悪いんやけどさ、などとブツブツ思いながら彼のアパートまで送り届けました。
ついさっき、戻ってきた息子Kが言うことにゃ、今夜は『獅子座流星群』が見える夜なんだそうな。
500年に一度とかいう大規模なものらしく、ヤツはこれから寝ないで見るつもりでいるそうな……テスト前はかっきり寝るくせに。
もしかして今日の変なことイロイロってのは、マーキュリーじゃなくて獅子座さんの影響だったのかもしれません。
って、そこに落ち着いたらいけません。アメリカの電車会社さん、流星群がやって来ようが来まいが、もうちょっとしっかり走ってくださいな!
トンネルで止まった模様。で終わってしまわんと、だから○○してくださいとか、復旧までにどれぐらいかかるとか、なんかもうちょっとまともな説明をして、それなりの対処をしてくださいな!
日本のように、なんて宇宙規模的希望は持ってませんけど、せめて、乗れんと困ってる人のこと、もうちょっと考えてくださいな
確かに、運転している時、妙に遅い車や、車自体が酔っぱらっているような、なんとも奇妙な走り方をする車が多かったし、
旦那の患者さんも、ドタキャンをしたり、遅れてきたり、どこかハズレているような人が多かったそうです。
まあ、たまにこんな日ってあるよな、とか言って、無理矢理納得しながら、パソコンの所に行くと、タイソンからメールが送られてきました。
そろそろ着く頃だったので、ああ、もう着いたのかとメールを開けてみると、
「Where is this train?!?」の文字が……え?
なんのことかはじめは分からず、そのうち、もしかしてタイソン、まだ電車に乗ってないってこと?と大騒ぎに。
慌てて彼に電話すると、「ずっとホームで待っているのだけど、電車が全然来ない」と言うのです。声が震えています。身体が冷えたんでしょう。
なんでやねん!と呆れながら、そして、なんでもっと早くに電話してけえへんねん!とタイソンにも怒りながら、鉄道会社のホームページを開くと、
『別の会社の列車がトンネル内で立ち往生していて、15分から45分の遅れが生じています』のお知らせが……が~ん
こらあかん!駅に行こ!
多分あともうちょっと待ってたら来るやろから、と遠慮するタイソンを無視して、ホームに駆けつけ、5分ほど一緒に待ちましたがダメ。
ホームには、訳の分からない説明をくり返すコンピューターの音声が流れていましたが、それだけ……他はなんの対処も為されていません。
哀れタイソン、寒空の下、寝不足続きの夜に、40分も待たされていました。
こんな時間やったらマンハッタンの町中に入るのに30分もかからへんからと、彼を車に押し込んで送ることにしました。
助手席に座った旦那がキッチンの話の続きで、今日はやっぱり変な日だと言い出し、マーキュリーが悪さしてんのかな?と口走った時、
どっかぁ~ん!天文学を専攻したタイソン、いきなり理解不能(わたしだけですが……)の言葉でガンガン話し始めました。
やっぱこの若者、人離れしとる……。
町に入った頃にはとうとう居眠りをし始めたタイソン。ごめんよぉ~、わたしのせいじゃないけどさ、アメリカの電車が悪いんやけどさ、などとブツブツ思いながら彼のアパートまで送り届けました。
ついさっき、戻ってきた息子Kが言うことにゃ、今夜は『獅子座流星群』が見える夜なんだそうな。
500年に一度とかいう大規模なものらしく、ヤツはこれから寝ないで見るつもりでいるそうな……テスト前はかっきり寝るくせに。
もしかして今日の変なことイロイロってのは、マーキュリーじゃなくて獅子座さんの影響だったのかもしれません。
って、そこに落ち着いたらいけません。アメリカの電車会社さん、流星群がやって来ようが来まいが、もうちょっとしっかり走ってくださいな!
トンネルで止まった模様。で終わってしまわんと、だから○○してくださいとか、復旧までにどれぐらいかかるとか、なんかもうちょっとまともな説明をして、それなりの対処をしてくださいな!
日本のように、なんて宇宙規模的希望は持ってませんけど、せめて、乗れんと困ってる人のこと、もうちょっと考えてくださいな