ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

多分、今年最後の静かな週末

2009年11月28日 | 家族とわたし
先週の発表会でいただいた花が、ずいぶんくたびれてきたようなので、まだもうちょっと咲いててくれそうな花だけを抜き取り、あとの花には今日まできれいに咲いてくれていたことへのお礼を言って休んでもらうことにしました。

まうみ坊『表も裏もあらへんがな千家』流生け花です。ダハハ!なぁんて、恥ずかしいのに写真に撮って載っけてる、自分でも説明がつかない複雑な性格です。




さて、今日か明日にはヴァージニアに戻らなければならない息子TとS君。今朝早くマンハッタンから朝帰りしてきて、なんとまだ寝てけつかります。

TとS君がキッチンに居ると、邪魔とは知りつつもついつい長居してしまうわたし。
それをちょいと嫉妬しながら、旦那がこっそり写真を撮りました。
机の上の無茶苦茶さが、若者っぽい、ほんでもってそんなところに、なんか場違いなおばちゃんがひとり、それを言いたかったのでしょうか?



いつの日か、奥の窓をぶっ壊して、ガラスの引き戸をはめ、その向こうには庭につながるテラスを作りたい……。
わたしがピアノを買ったばっかりに、1光年ほど遠くなっちゃった夢。
人生、急がば回れ、欲張ることなかれ、二兎追うものは一兎をも得ず、なんのこっちゃ?


P.S.
たった今やっと起きてきたS君が、いったい何があって朝帰りになったのかを話してくれました。
一緒に居た友人が、歩いている時、どうしてだか看板に膝を思いっきりぶつけて、パカッと開くくらいの裂傷を負ったそうです。
その傷の酷さにすっかりビビりながらも、病院には頑として行かないという友人。
失業中で保険が無かったそうで、ドラッグストアに行って救急のための薬を買って、いきつけの日本人バーでとりあえずの治療をしたそうです。
なんか、今のこの国の、たくさんの人が抱えている問題を間近に見たような気がします。
彼の傷がうまく自己治癒できるよう祈るばかりです。
コメント (8)
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