今夜はTの夕飯当番。美味しんぼ流ごま油で揚げるトンカツを作るでぇ~!とかなり前から予告がありました。
今朝はマンハッタンまで面接を受けに行き、社長直々の面接中、ほんの簡単な質問にも答えられなかった……と少々落ち込み気味だったT。
「まあ、専門外のデスクワーク分野やってんからしゃ~ないやん」、と慰めると、
「でも、君はすごくいいものを持ってるね、どこでもきっとバリバリやっていけるよ」と言われたと……それってここではいらんってことちゃう?(内緒の話)
「オレ、面接めっちゃうまいかも!って今日は自分で確信した
!」
ま、それだけでも良かった良かった……。
彼は、とにかく一日でも早く職に就きたいと焦っています。旦那は、その気持ちはすごくわかると言います。
わたしももちろんわかるけど、だからって、焦って藁をも掴むように仕事を決めて欲しくないのです。
幸いにして彼は、家賃も食費も光熱費も、今のところは払わなくてもいい所で居るのだから(もちろんこれが長~く続くのは困るけれど)、
とりあえずは彼に向いている、彼が学んできたスキルを生かせる、規模が小さくてもなんでもいいから、働き甲斐のある会社を見つけるために、使える時間をフルに使って、じっくりと腰を据えて探して欲しいと思っています。
さてトンカツ
。
まずは近くのスーパーで豚肉とキャベツを購入。
たまたま風邪をひいた生徒がキャンセルしたので早めに家に戻ったわたし。呑気にピアノの練習をしていると、
「おか~さ~ん!小麦粉どこぉ~
!」
「おか~さ~ん!油の温度計る温度計どこぉ~
!」
うっさくてろくに弾いてられへんやんか
!
キッチンに行くと、肉の下準備にかかり始めたT。筋切り、包丁の背で叩くなど、一応の知識はあるようです。多分漫画から仕入れたのでしょう。
ところが、まな板の肉を移すお皿、溶き卵、小麦粉、パン粉を入れる容器も、にゃ~んも準備できていません。やれやれ……
。

T作、トンカツを揚げる鍋です。油跳ねを防ぐのと、温度計の固定が可能。ちょっと自慢げなT
。
揚げる温度は160℃。え?!なんか低くない?いや、160℃っちゅうたら160℃!
ふ~ん……。
で、とうとう160℃にまで達しました!パンパカパ~ン!
でも……なんか揚げ時には全く見えない鍋の中を覗いて不安になってきたわたし……Tの手から衣付きのお肉が離れ、お鍋の油の中にポチョン……し~ん
あかん……これはあかん
と焦りまくるT。
そこでやっと我々は気がついたのでした!温度計の160は華氏の160℉。摂氏に直すと70℃?!摂氏の160℃は華氏の320℉だった……

トンカツさん、あ~ええ湯(油)やわ
~って気持ちよさそう~
またひとつ賢くなったやんT……って……そんなこと最初っから気ぃついてぇ~なおかん!と言いた気なT。ガッハッハッ誰にでもうっかりはある!
っていうか、揚げ物は頃合いを見計らって、衣をチョビッと油の中に落とし、中頃まで沈んだかと思うとサッと浮き上がってくる、これが揚げ時!
それを何回言っても信じない青二才。ま、こうやって失敗を重ねて学んでいただきましょう。
いろいろ山アリ谷アリ、それでもとっても美味しい、ごま油風味の、からりと揚がったトンカツとキャベツの千切り(百切り?)でございました。
ごっちそぉ~さ~ん

P.S.仁さんへ
Tが今朝、玄関から「行ってきマンモス~」って言うて出ていきました。弟子にしたってもらえるやろか?
今朝はマンハッタンまで面接を受けに行き、社長直々の面接中、ほんの簡単な質問にも答えられなかった……と少々落ち込み気味だったT。
「まあ、専門外のデスクワーク分野やってんからしゃ~ないやん」、と慰めると、
「でも、君はすごくいいものを持ってるね、どこでもきっとバリバリやっていけるよ」と言われたと……それってここではいらんってことちゃう?(内緒の話)
「オレ、面接めっちゃうまいかも!って今日は自分で確信した

ま、それだけでも良かった良かった……。
彼は、とにかく一日でも早く職に就きたいと焦っています。旦那は、その気持ちはすごくわかると言います。
わたしももちろんわかるけど、だからって、焦って藁をも掴むように仕事を決めて欲しくないのです。
幸いにして彼は、家賃も食費も光熱費も、今のところは払わなくてもいい所で居るのだから(もちろんこれが長~く続くのは困るけれど)、
とりあえずは彼に向いている、彼が学んできたスキルを生かせる、規模が小さくてもなんでもいいから、働き甲斐のある会社を見つけるために、使える時間をフルに使って、じっくりと腰を据えて探して欲しいと思っています。
さてトンカツ

まずは近くのスーパーで豚肉とキャベツを購入。
たまたま風邪をひいた生徒がキャンセルしたので早めに家に戻ったわたし。呑気にピアノの練習をしていると、
「おか~さ~ん!小麦粉どこぉ~

「おか~さ~ん!油の温度計る温度計どこぉ~

うっさくてろくに弾いてられへんやんか

キッチンに行くと、肉の下準備にかかり始めたT。筋切り、包丁の背で叩くなど、一応の知識はあるようです。多分漫画から仕入れたのでしょう。
ところが、まな板の肉を移すお皿、溶き卵、小麦粉、パン粉を入れる容器も、にゃ~んも準備できていません。やれやれ……


T作、トンカツを揚げる鍋です。油跳ねを防ぐのと、温度計の固定が可能。ちょっと自慢げなT

揚げる温度は160℃。え?!なんか低くない?いや、160℃っちゅうたら160℃!
ふ~ん……。
で、とうとう160℃にまで達しました!パンパカパ~ン!
でも……なんか揚げ時には全く見えない鍋の中を覗いて不安になってきたわたし……Tの手から衣付きのお肉が離れ、お鍋の油の中にポチョン……し~ん

あかん……これはあかん

そこでやっと我々は気がついたのでした!温度計の160は華氏の160℉。摂氏に直すと70℃?!摂氏の160℃は華氏の320℉だった……


トンカツさん、あ~ええ湯(油)やわ


またひとつ賢くなったやんT……って……そんなこと最初っから気ぃついてぇ~なおかん!と言いた気なT。ガッハッハッ誰にでもうっかりはある!
っていうか、揚げ物は頃合いを見計らって、衣をチョビッと油の中に落とし、中頃まで沈んだかと思うとサッと浮き上がってくる、これが揚げ時!
それを何回言っても信じない青二才。ま、こうやって失敗を重ねて学んでいただきましょう。
いろいろ山アリ谷アリ、それでもとっても美味しい、ごま油風味の、からりと揚がったトンカツとキャベツの千切り(百切り?)でございました。
ごっちそぉ~さ~ん


P.S.仁さんへ
Tが今朝、玄関から「行ってきマンモス~」って言うて出ていきました。弟子にしたってもらえるやろか?