ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

トリはハマチ手巻き寿司と筑前煮

2010年01月03日 | 家族とわたし
お恥ずかしながら、ここまで贅沢したのは、うちの家族が発足して以来初めてのことではないでしょうか?!

すき焼き、鍋に続いて、トリの今夜は生きのいい天然もののハマチの手巻き寿司!
コリアンマーケットで見つけた、とんでもなくデカくてきれいな冷凍ハマチ。お値段20ドル!
普段なら絶対に買いませんが、新鮮そのもののきれいな身の色に一目惚れ、お正月やもんな~と自分で自分に言い訳をして、カゴの中に入れてしまいました。
大人4人がもうあかん!もういらん!と悲鳴をあげるほど食べても残り、元寿司職人Kがスルスルっと巻き寿司にして、友達にあげてくる~と出かけていきました。

筑前煮はいつものレパートリーですが、同じくコリアンマーケットで買った里芋がホクホクと美味しく、たけのこもれんこんも新しかったのかコリコリシャキシャキと歯ごたえが良く、いつもよりうんと美味くできて嬉しいわたしでした。

さあ、これでお正月は終わり!
今年は丁度土日がうまいこと入り、三ヶ日をゆっくり過ごさせてもらうことができました。
アメリカはクリスマスが最重要行事なので、それが終わればもうなんにも無し。新年の1日は辛うじて休みになるけれど、2日からすべてが普通に始まります。
旦那のDNAにはそれがしみ込んでいるので、お正月三ヶ日のんびりDNA保持者のわたしとはかなりズレていて、毎年ひとりイライラし始めます。

今日はやっと、年末年始にできなかった家の掃除をしました。
まだちょっとしぶとい風邪菌が居座っているので、床の拭き掃除はまた明日。
ぼちぼちいこか~


コメント (6)
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頭寒足熱

2010年01月03日 | 家族とわたし
ずかんそくねつ、ずかんそくねつ、ずかんそくねつ……。
まるでお経のように聞かされてきたこの言葉。
わたしと弟が裸足でいたり、おへそを出して歩いているのを父に見つかると、彼は飛んでやって来て、靴下を履かせ、下着をパンツの中にギュウギュウ押し込んだ。
寝る時は必ず腹巻き着用!女の子のわたしにはピンク、弟には水色の腹巻きが与えられた。
父のはラクダ色で、わたし達のとは手触りが恐ろしく違う上等の腹巻きだった。
父の見張りは、父が亡くなる直前まで続いた。本気でわたし達を、まだ幼児だった頃と同じような思いで観ていた人だった。

そんなこんなで、今でもわたしは、人であれ猫であれ、頭寒足熱に反する格好をみると、ついつい無意識のうちに小言を言う癖がある。

最近の彼女のお気に入りスポット。



ピアノ部屋の隅にある、大部屋用のラジエーターの真ん前。
部屋を温めるために、管を循環している水を温めるのだけど、温めている最中は熱くて触ることもできない。
そんな管の下に、頭から突っ込んで気持ち良さそうにまどろむ家猫ショーティ。
それを見つけるたびに、「も~、頭寒足熱!反対やん!」と文句を言い言い、彼女をクルリと反対にする。
いくら毛がいっぱい生えてるからって、この熱だと縮れやしないかと心配になって頭のてっぺんの毛を調べるのだけど、とりあえずまだ大丈夫なようだ。


あれ?今日は反対にしにけえへんの?


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