近場でこそこそ練習を積み、今日はとうとう、GPSを使っての長距離ドライブ初体験となりました
うちに初めてやって来てくれたGPSは、息子Tが、大学の教育を受けさせてくれたお礼にと言って、去年のクリスマスに贈ってくれた物です。
手渡される時に、「これでちょっとは喧嘩が減るようにと思て。どうか平和に乗ってください」と言われた旦那とわたし。
ムムッ、そんなふうに思われてたのか……と反省しつつ、ハンドルを握る旦那の横に座った途端、どうしてだかイライラしたり、信用できなくなったりと、説明のつかない負のエネルギーがムクムクと沸いてくる自分を思い出していました。
自分でも説明のつかない、車の中だけ限定の気分で、車から降りるとまたまた途端に、なんでもなくなってしまうのです。とても不思議です。
なので、今日のドライブには、わたしとしては、かなりの入れ込みと期待がありました。
今日こそは、なにももめることもなく、慌てることもなく、焦ったり疑ったりすることもなく、CDやラジオを小さな音量で聞きながらドライブできる!
そこで、わたしがまず運転を買って出ました。GPSに限らず、何かの指示に従って運転することは、わたしの方が旦那より上手だという自信があったからです。
旦那は、どんなに詳しく地図を下調べしようが、地元の人からの情報を、それもひとりからだけではなく数人から仕入れようが、
走って行って、ややこしいと思われる場所が近づいてくると、「ここは難しいぞ」とブツブツつぶやき出し、地図や情報の再チェックをし、
そしてここがポイントです!なぜだか突然、なにもかもが信じられなくなって、看板や表示が出ても、「これよりきっといい方法があるはず」などと言って、無視したり、従わなかったりすることがあるのです。
当然わたしは呆れ返ります。
「あんなに調べてたやんか!ほんで、その通りの道路標示も出てきてたやんか!そやのになんで通り過ぎたり、変なとこ(一つ前の出口)から降りたりするん!」
すると旦那はおもむろに、
「世の中のことをなんでも、ああそうですか、へえそうですかと信じるのはまうみの癖」と反論してきます。
けど、それでこその地図であり、それでこそのインターネットサーチであるわけで、もちろんわたしもそれにもミスがあることは知っているけれど、まずは信じて従ってみて、もしおかしな展開になったら、その時にまた解決策を考えたらいい、と思いませんか?
まだ、GPSを車に固定していなかったので、それは旦那の膝の上にありました。
わたしは気分良く、気持ちも穏やかに、女性の声で指示される言葉通りの道や出入り口を走っておりました。
いつもそこを通るたびに、旦那がふと心配になるポイントが近づいてきた時、今日こそはGPSがあるんやもん、大丈夫!と思って走っていると、
「あれ?ボクが思ってるのと違う!」と言い出した旦那。そうして地図を広げて、あ~でもないこ~でもないと、GPSに抵抗し始めました。
「あんな~、そんなんやったらGPS使てる意味無いやん!わたしは今日は、なにがなんでもGPSについて行くし!他の意見は聞かへんし!」と言うと、
「まうみは機械に甘え過ぎ!」ときました?!
機械に甘え過ぎって……そんなこと言われても……ほな、GPSってなんなん?
もう呆れまくったわたしは、それでも地図とGPSを見比べては唸ってる旦那を無視し、「今日はもうBの言うことは聞かへんし」と宣言しました。
でも、スピードは120キロ、出口や分かれ道はあっという間にやってきます。
パークウェイに入らなければならないことは覚えていたのだけど、そこに出てきた看板には、3つの異なる名前のパークウェイが書かれてあったので、
「○○と△△と□□パークウェイの、どれに行くんやったっけ?」と聞いたのに、まるで無視して新聞を読んでいる旦那。
仕方が無いので、旦那の膝に乗っているGPSの画面を見ようとしたのだけれど、旦那の指で隠れていて、肝心の所が読めません。
ええ~い、こっちかっ!と腹を決めて右側の道を選んだ途端、GPSのお姉さんが、「これから道案内の練り直しをします」と言い出しました。
「ぎょえ~!あっちやったか!」と後悔したけれど後の祭り。
「ちょっと、わたしがどのパークウェイやったかって聞いた時、なんで無視すんのよ!」と腹立ち紛れに言うと、
「え?今日はボクの意見は聞かへんって言うたんちゃうの?」と返ってきました!
むっかぁ~!!!!!ほんなら、ちゃあ~んと画面が見られるようにしとけ!!!!!
さすがGPS、速やかに練り直し、元の道に車を戻してくれました。
それからはもう、ひやひや~っとした空気が充満して、そりゃもう険悪なわたし達。
コネチカットのお家に着いて、車から降り、玄関のドアを開ける瞬間まで、めちゃくちゃに仲が悪かったのでした。ガハハ!
でも……もうこんなんじゃ、GPSを使っても疲れ果ててしまいます。
過信もいけないけれど、ここまで不信だと、すっと行くことも行かなくなってしまいます。
わたし達ってやっぱり、足して2で割った方がいいんでしょうか……
うちに初めてやって来てくれたGPSは、息子Tが、大学の教育を受けさせてくれたお礼にと言って、去年のクリスマスに贈ってくれた物です。
手渡される時に、「これでちょっとは喧嘩が減るようにと思て。どうか平和に乗ってください」と言われた旦那とわたし。
ムムッ、そんなふうに思われてたのか……と反省しつつ、ハンドルを握る旦那の横に座った途端、どうしてだかイライラしたり、信用できなくなったりと、説明のつかない負のエネルギーがムクムクと沸いてくる自分を思い出していました。
自分でも説明のつかない、車の中だけ限定の気分で、車から降りるとまたまた途端に、なんでもなくなってしまうのです。とても不思議です。
なので、今日のドライブには、わたしとしては、かなりの入れ込みと期待がありました。
今日こそは、なにももめることもなく、慌てることもなく、焦ったり疑ったりすることもなく、CDやラジオを小さな音量で聞きながらドライブできる!
そこで、わたしがまず運転を買って出ました。GPSに限らず、何かの指示に従って運転することは、わたしの方が旦那より上手だという自信があったからです。
旦那は、どんなに詳しく地図を下調べしようが、地元の人からの情報を、それもひとりからだけではなく数人から仕入れようが、
走って行って、ややこしいと思われる場所が近づいてくると、「ここは難しいぞ」とブツブツつぶやき出し、地図や情報の再チェックをし、
そしてここがポイントです!なぜだか突然、なにもかもが信じられなくなって、看板や表示が出ても、「これよりきっといい方法があるはず」などと言って、無視したり、従わなかったりすることがあるのです。
当然わたしは呆れ返ります。
「あんなに調べてたやんか!ほんで、その通りの道路標示も出てきてたやんか!そやのになんで通り過ぎたり、変なとこ(一つ前の出口)から降りたりするん!」
すると旦那はおもむろに、
「世の中のことをなんでも、ああそうですか、へえそうですかと信じるのはまうみの癖」と反論してきます。
けど、それでこその地図であり、それでこそのインターネットサーチであるわけで、もちろんわたしもそれにもミスがあることは知っているけれど、まずは信じて従ってみて、もしおかしな展開になったら、その時にまた解決策を考えたらいい、と思いませんか?
まだ、GPSを車に固定していなかったので、それは旦那の膝の上にありました。
わたしは気分良く、気持ちも穏やかに、女性の声で指示される言葉通りの道や出入り口を走っておりました。
いつもそこを通るたびに、旦那がふと心配になるポイントが近づいてきた時、今日こそはGPSがあるんやもん、大丈夫!と思って走っていると、
「あれ?ボクが思ってるのと違う!」と言い出した旦那。そうして地図を広げて、あ~でもないこ~でもないと、GPSに抵抗し始めました。
「あんな~、そんなんやったらGPS使てる意味無いやん!わたしは今日は、なにがなんでもGPSについて行くし!他の意見は聞かへんし!」と言うと、
「まうみは機械に甘え過ぎ!」ときました?!
機械に甘え過ぎって……そんなこと言われても……ほな、GPSってなんなん?
もう呆れまくったわたしは、それでも地図とGPSを見比べては唸ってる旦那を無視し、「今日はもうBの言うことは聞かへんし」と宣言しました。
でも、スピードは120キロ、出口や分かれ道はあっという間にやってきます。
パークウェイに入らなければならないことは覚えていたのだけど、そこに出てきた看板には、3つの異なる名前のパークウェイが書かれてあったので、
「○○と△△と□□パークウェイの、どれに行くんやったっけ?」と聞いたのに、まるで無視して新聞を読んでいる旦那。
仕方が無いので、旦那の膝に乗っているGPSの画面を見ようとしたのだけれど、旦那の指で隠れていて、肝心の所が読めません。
ええ~い、こっちかっ!と腹を決めて右側の道を選んだ途端、GPSのお姉さんが、「これから道案内の練り直しをします」と言い出しました。
「ぎょえ~!あっちやったか!」と後悔したけれど後の祭り。
「ちょっと、わたしがどのパークウェイやったかって聞いた時、なんで無視すんのよ!」と腹立ち紛れに言うと、
「え?今日はボクの意見は聞かへんって言うたんちゃうの?」と返ってきました!
むっかぁ~!!!!!ほんなら、ちゃあ~んと画面が見られるようにしとけ!!!!!
さすがGPS、速やかに練り直し、元の道に車を戻してくれました。
それからはもう、ひやひや~っとした空気が充満して、そりゃもう険悪なわたし達。
コネチカットのお家に着いて、車から降り、玄関のドアを開ける瞬間まで、めちゃくちゃに仲が悪かったのでした。ガハハ!
でも……もうこんなんじゃ、GPSを使っても疲れ果ててしまいます。
過信もいけないけれど、ここまで不信だと、すっと行くことも行かなくなってしまいます。
わたし達ってやっぱり、足して2で割った方がいいんでしょうか……