うちには嵩の高い、ラグジュアリーな大人のおもちゃが2台もございます。
どちらもかなり高齢で、いぶし銀どころか、自生の苔が生えてきそうなほどの歴史を抱えてらっしゃいます。
ちょくちょくお体の調子を悪くされ、あっちが痛い、こっちが怠いと文句を言われるので、しょうがなくホームに入っていただくのですが、
それがまた、ほんのちっちゃな傷なのに、なんとも高額な治療費で、治療を施してくださる方々にも「こんなお金のかかる大人のおもちゃを持ち続けるなんて、おたくも余程の好き者か変わり者なんだねえ……すご~く普通に見えるんだけどさぁ~」などとからかわれる始末。
どちらのおもちゃも、旦那父、旦那母からのおさがりで、おさがりの時点ですでにかなりのご高齢であそばしました。
特に、旦那父のフェアレディなどは、運転せずに屋外に放置したまま早5年以上が経っていて、エンジンの下などは、野生の動物達の寝ぐらと化していたくらい。
旦那母のアウディは、大きな追突事故を受けてしばらく経った頃の、丁度もう買い替えようとされていた時のもの。
けれどもうちでは大切に乗り継がれ、本当にこと切れる瞬間まで使わせてもらおうと、故障が多くなってはきましたが、とりあえず無事に過ごしておりました。
去年の終わり、息子Kがモール近くをドライブをしている時に、若い女の子が乗った車が横っ腹にガツンと当たり、アウディはまたまた哀れな姿に。
けれども、まるで手続きとかを進めないK。旦那もわたしも、呆れながらも何も言わずに、彼に任せたのだからと、物事の成り行きを静観していました。
でももうなんぼなんでも動けよ~!ということでお尻を蹴飛ばしたところ、ようやく昨日、相手の保険会社から、損傷の状態を調べる方がやってきてくれました。
前の、わたしがやった追突事故の時もお話したと思いますが、事故が起きて警察に連絡をし、やって来た警察官に当事者が別々に主張した話をレポートにまとめ、
そのレポートをもとに互いの保険会社が交渉し、そこで事故の責任が誰に○%かを見極めるのですが、状況によっては100%責任を持つ、という結果もあり。
わたしの時も、急に道路に飛び出してきた車にわたしがぶつかったというのに、向こうが100%悪かったということで、破損部分を無料で直してくれました。
今回のKの事故もやはり、相手の女の子に100%の過失があったということで、彼女の保険会社がすべて賠償するという結果が出ています。
そこで、昨日の検査の結果、破損部分を直すのにかかる費用が43万円と出てきました。
にゃ~んでそんなに高いねぇ~ん?!とびっくりしながら、続きを聞くと、もしこの車を今廃車にして、新しい車を買うのなら、50万円出します。
え?
にゃんのこっちゃ?
そこで旦那、俄然張り切って、脳みそ全開で計算を始めました。
こちらの補償の仕方は、わたしには思いっきり不思議なんですが、向こうが勝手に○○ドルかかると数字を出してきて、その数字の小切手を送ってくれるのです。
それで終わり。ほんとにそれっきりです。
なので、その小切手をどう使うのか、受け取った側の自由なのです。
そこがわたしにはまだ理解できないところです。
宗教的に、ずるいことを考えたり、悪知恵を働かす者は、神様からのバチが当たる。
だから、きっとみんなはいい子にするに決まってると信じられてるって感じです。
小さなことを例にすると、コピーなんかをした場合にも、店の人は枚数を数えません。何枚?って聞かれるので、○枚って答えて、その枚数分のお金を払います。
トウモロコシだって、大量に詰め込んだ透明の袋をレジの人が掴み、何個?って聞かれ、わたしが申告した数だけ分の料金を払うのです。
旦那はなんとかして、安く直してくれる修理工場を見つけ、まあまあこれでええんちゃう?ぐらいの程度の修理を頼もうと意気込んでます。
わたしはせっかくやから、無料で済むのやから、この際ピカピカに直して余生を大事に乗らしてもらおうと思います。
旦那の頭の中は、残るお金をどこに回そうか、今はもう矢印だらけになっていると思います。
でも、50万を頭金にして、我々の暮らしの身の丈に合う、わたし達を知る誰もが納得する、中古のトヨタを買う、という案も捨て難いところです。
ただ、ローン嫌いの旦那、家のローン以外に払わなければいけない場所ができることにはかなり抵抗があるようです。
ラグジュアリーな大人のおもちゃが似合う生活には、まだまだほど遠いわたし達なのでした。
どちらもかなり高齢で、いぶし銀どころか、自生の苔が生えてきそうなほどの歴史を抱えてらっしゃいます。
ちょくちょくお体の調子を悪くされ、あっちが痛い、こっちが怠いと文句を言われるので、しょうがなくホームに入っていただくのですが、
それがまた、ほんのちっちゃな傷なのに、なんとも高額な治療費で、治療を施してくださる方々にも「こんなお金のかかる大人のおもちゃを持ち続けるなんて、おたくも余程の好き者か変わり者なんだねえ……すご~く普通に見えるんだけどさぁ~」などとからかわれる始末。
どちらのおもちゃも、旦那父、旦那母からのおさがりで、おさがりの時点ですでにかなりのご高齢であそばしました。
特に、旦那父のフェアレディなどは、運転せずに屋外に放置したまま早5年以上が経っていて、エンジンの下などは、野生の動物達の寝ぐらと化していたくらい。
旦那母のアウディは、大きな追突事故を受けてしばらく経った頃の、丁度もう買い替えようとされていた時のもの。
けれどもうちでは大切に乗り継がれ、本当にこと切れる瞬間まで使わせてもらおうと、故障が多くなってはきましたが、とりあえず無事に過ごしておりました。
去年の終わり、息子Kがモール近くをドライブをしている時に、若い女の子が乗った車が横っ腹にガツンと当たり、アウディはまたまた哀れな姿に。
けれども、まるで手続きとかを進めないK。旦那もわたしも、呆れながらも何も言わずに、彼に任せたのだからと、物事の成り行きを静観していました。
でももうなんぼなんでも動けよ~!ということでお尻を蹴飛ばしたところ、ようやく昨日、相手の保険会社から、損傷の状態を調べる方がやってきてくれました。
前の、わたしがやった追突事故の時もお話したと思いますが、事故が起きて警察に連絡をし、やって来た警察官に当事者が別々に主張した話をレポートにまとめ、
そのレポートをもとに互いの保険会社が交渉し、そこで事故の責任が誰に○%かを見極めるのですが、状況によっては100%責任を持つ、という結果もあり。
わたしの時も、急に道路に飛び出してきた車にわたしがぶつかったというのに、向こうが100%悪かったということで、破損部分を無料で直してくれました。
今回のKの事故もやはり、相手の女の子に100%の過失があったということで、彼女の保険会社がすべて賠償するという結果が出ています。
そこで、昨日の検査の結果、破損部分を直すのにかかる費用が43万円と出てきました。
にゃ~んでそんなに高いねぇ~ん?!とびっくりしながら、続きを聞くと、もしこの車を今廃車にして、新しい車を買うのなら、50万円出します。
え?
にゃんのこっちゃ?
そこで旦那、俄然張り切って、脳みそ全開で計算を始めました。
こちらの補償の仕方は、わたしには思いっきり不思議なんですが、向こうが勝手に○○ドルかかると数字を出してきて、その数字の小切手を送ってくれるのです。
それで終わり。ほんとにそれっきりです。
なので、その小切手をどう使うのか、受け取った側の自由なのです。
そこがわたしにはまだ理解できないところです。
宗教的に、ずるいことを考えたり、悪知恵を働かす者は、神様からのバチが当たる。
だから、きっとみんなはいい子にするに決まってると信じられてるって感じです。
小さなことを例にすると、コピーなんかをした場合にも、店の人は枚数を数えません。何枚?って聞かれるので、○枚って答えて、その枚数分のお金を払います。
トウモロコシだって、大量に詰め込んだ透明の袋をレジの人が掴み、何個?って聞かれ、わたしが申告した数だけ分の料金を払うのです。
旦那はなんとかして、安く直してくれる修理工場を見つけ、まあまあこれでええんちゃう?ぐらいの程度の修理を頼もうと意気込んでます。
わたしはせっかくやから、無料で済むのやから、この際ピカピカに直して余生を大事に乗らしてもらおうと思います。
旦那の頭の中は、残るお金をどこに回そうか、今はもう矢印だらけになっていると思います。
でも、50万を頭金にして、我々の暮らしの身の丈に合う、わたし達を知る誰もが納得する、中古のトヨタを買う、という案も捨て難いところです。
ただ、ローン嫌いの旦那、家のローン以外に払わなければいけない場所ができることにはかなり抵抗があるようです。
ラグジュアリーな大人のおもちゃが似合う生活には、まだまだほど遠いわたし達なのでした。