ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

久しぶりのマンハッタン

2010年01月09日 | 音楽とわたし
去年の後半は、週に数回の割合でマンハッタンに行っていたので、ほぼ3週間ぶりの今日は、なんだかとっても久しぶりの感じがしました。
今日の演奏ミーティングは聞きに行くだけなので気楽なもんです。
会場でアルベルトから、彼のリクエスト曲の『I GOT RHYTHM VARIATIONS』の楽譜とCDをもらいました。
うちにピアノが2台揃ったというので、2台ピアノの曲をやろう!というメンバーが出てきました。
カーネギーで無理なら、月一の演奏ミーティングでその憂さを晴らそうということで、今月から続々とうちにやって来る予定になっています。
アルベルトのガーシュイン好きは有名で、彼は心底楽しそうにガーシュインの曲を演奏します。
今回は彼からのリクエストだったので、もちろん彼がソロパート、わたしはオーケストラパートを弾くつもりでいました。
「で、わたしはどっちを練習したらいい?(←とりあえず社交辞令として聞く)」
「う~ん、まうみはソロパートがいいと思う」
「え?でも、この曲を選んだのも、弾こうと誘ってきたのもあなたなんだから、そりゃもうソロはあなたでしょ」
「いや~でも~……」
「いや~もでも~も無いわ!わたしはオーケストラパートを練習するからね!」
「じゃ、じゃあ~ボクはソロで」と超嬉しそうなアルベルト。
それでよしそれでよし

今日のミーティングには、新しい演奏者が半数以上。きっとみんな、カーネギーへのオーディション狙いなんだと思います。とてもよく弾ける人ばかりでした。
あ~あ、門がどんどん狭くなっていく……
オーディションは3月27日の土曜日。そして、講評用紙の内容を集計し、実際のコンサートをイメージしながら演奏者を決める会議が4月3日に決まりました。
1日にこちらに到着するA子とわたしは、3日までに合わせをして、演奏を録画しなければなりません。
クリスマス前から、忙しさと体調不良を理由に、かなり練習をさぼっていたので、明日から気を引き締めて、またガンガン練習に励まねば

ジェーンはまだパートナーを見つけることができずにいます。
彼女はピアノトリオかクァルテットをしたいので、メンバーを探すのがとても難しいのです。
ACMAにはとてもいい演奏者がたくさんいるのだけれど、なぜだか弦楽器に関しては「まあまあ」という人が多く、いわゆるタイソン君レベルの人はまだいません。
わたしの知り合いにも当たってみましたが、もう今は弾いてないとか、引っ越してしまってたりとかで、彼女に朗報を伝えることができないでいます。
なんとか力になりたいと思うのだけど、ソロと違って相手がいることなので、とても難しいのです。

いつものミーテイングとはひと味違う、いい意味で緊張感のある、新しい人達との演奏会でした。
コメント (2)
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