ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

焼却ありき!いつものように、いままでと同じく、密室で決定される、みんなの命に関わる方針!

2012年01月22日 | 日本とわたし
東京新聞こちら特報部で、21日に紙面報道された記事を、ここに書き写させてもらいました。



焼却ありき密室で決定

「見切り発車」の災害がれき処理/環境省 実証データなし 批判黙殺

東京電力福島第一原発事故の放射能に汚染された東日本各地の焼却施設で連日、ごみが燃やされている。
岩手、宮城両県の災害がれきは地元で処理しきれず、全国で受け入れる計画が進む。
焼却施設から放射性物質がまき散らされ、住民が2次被ばくする恐れはないのか……。
環境省は「安全」と言い張るが、その根拠は薄弱だ。
同省は昨年6月、実際のデータがないまま、災害がれきの焼却処理方針を決めていた。(佐藤圭)


『昨年6月19日、東京・霞ヶ関の環境省第一会議室。
非公開で開かれた有識者会議「災害廃棄物安全評価検討会」は、福島原発周辺の警戒区域・計画的避難区域を除く福島県内の災害がれきの処理方針を了承した。
非公開の理由は「表に出せないデータがある」(同省廃棄物・リサイクル対策部)だった。

密室で決まったのは、大きく言って、
1) 木くずなどの可燃物は、新たに放射能対策を講じなくても、既存の焼却炉で焼却可能
2) 放射能セシウム濃度が1kg当たり8000ベクレル以下の不燃物や焼却灰は、最終処分場に埋め立てが可能で、8000ベクレル超については一時保管

の二つだ。

可燃物については「十分な能力を有する排ガス処理施設」との条件を付けた。
「十分な能力」とは、ダイオキシン対策で整備された「ろ布式集じん機(バグフィルター)」と呼ばれる高性能の排ガス処理装置のこと。
ダイオキシン対策が放射能汚染に通用するとは、にわかに信じ難い。

この時点で、放射能汚染がれきを実際に焼却炉で燃やしたデータはなかった。
環境省によれば、その主な根拠は、検討会委員の大迫政浩・国立環境研究所資源環境・廃棄物研究センター長が同会に提出した資料だった。

その一つが、同センター作成の「放射能を帯びた災害廃棄物の処理に関する検討」。
ぜんぞくや肺がんを引き起こす可能性のある「PM2.5」という粒子状物質は、バグフィルターで「99.9%以上(除去できる)」。
だから「(放射性セシウムなどの)元素も捕集される」と報告している。
ただ、わずか4ページの資料だけでは、その理由はよく分からない。

もう一つが「一般廃棄物焼却施設の排ガス処理装置におけるセシウム、ストロンチウムの除去挙動」と題した論文だ。
2009年秋、バグフィルターを備えた「A自治体」の焼却炉で測定したところ、セシウムの除去率は「99.9%」という。
だが、ここに登場するのは放射能を持たない「安定セシウム」と「安定ストロンチウム」。
そもそも放射能物質をテーマにした実験ではない
のだ。

有識者のお墨付きを得た環境省は6月23日、この方針を正式決定した。
後日公表された会議の議事録によれば、これらのデータについて、
「机上の仮定の数字が多い」(酒井伸一・京都大学環境科学センター長)と批判的な意見もあったが、環境省は黙殺した。
同省廃棄物・リサイクル対策部は「十分なデータはなかったが、方針はすぐ出さなければならなかった。ごみを燃やすことができなければ都市生活は成り立たなくなる」と説明する。
まさに「焼却ありき」だった

【デスクメモ】
「被災地復興のためには、瓦礫受け入れに協力することが不可欠」。
東京都の担当者は本誌記者の取材にこう答えていた。
都民の不安や懸念に対して、環境省のお墨付きがあるという事実はさぞ心強かったことだろう。
それが“根拠レス”だったとなると……。
ご都合主義で振り回されてはたまらない。(木)




もうこんなんばっかがずっと続いてるね。
きっと、事故前も、延々とこんなことをやってきたんやろね。
内緒で、こそこそと、身内ばっか、それも同じような薄汚い金の亡者や、そういう連中にヘコヘコしてたら自分の人生は安泰やと信じ込んでる臆病者が集まって、
読んでも聞いてもさっぱりわからん書類のページをペラペラめくりながら時間さえ過ごしたらオッケー。
はい、こんなん決まりました!

そら責任なんか感じひんわなあ。
ワケ分かってへんねんから。
自分らがただ座ってるうちに決まったことが、いったいどういう意味を持ってて、どんなふうに影響していくのかさっぱり分かってへんねんから。

こんな阿呆らに決められた『方針』のせいで、生活や健康の状態がどんどん苦しなるんやで。
自分の子やよその子が、日本の子が、いっぱい病気になってしまうんやで。
日本全体が、放射能でまんべんに冒されるんやで。
世界に誇る美味いもんが、美味いには変わりがないけど、食べたら病気になる毒物になるんやで。
世界に誇る日本の文化を、ぜひ体験したいと思てる海外の人を、遠ざけてしまうことになるんやで。
あのチェルノブイリみたいに、美しいけど悲しい世界になるんやで。

原発住民投票かて、東京のんは数が集まらんらしい。
なんでやねん?
放射能で脳やられてしもたんか?
それとももう、避難した人が多くて、東京には人がおらんようになってしもたんか?
まさか、飽きたんとちゃうやんな?
放射能物質って、なんぼ短うても◯十年以上、長いのやったら永遠に近いぐらいそこに居座るねんで。
攻撃力も、影響力も、衰えへん。
なんぼ見えへんからって、匂えへんからって、そんな早よ飽きてどないすんの?諦めてどないすんの?
『一億総被ばく』なんかしてみ?
それこそ『日本沈没』や!ジャッパ~ンや!
目ぇ覚ましてや!