大人生徒のトムの家で、短編映画製作のための寄付を募るパーティがあった。
トムは銀行屋で、相方のアレクサは写真家。前に、妊婦をモノクロで撮った美しい写真集を出版した女性。
トムの一人娘レミを教えていたのだが、途中からトムも習いたいと言ってきて、しばらくは親子二人を教えに彼らの家に出張していた。
少し前にレミが止め、トムも一緒に止めるかなと思っていたら、僕は全然止めるつもりはない、ということで、今はうちで教えている。
彼は長年、アイスホッケーを趣味でやっていて、めちゃくちゃ背が高い。
手も足もデカい。
なので、オクターブが違う意味で苦手。オクターブ以上の鍵盤をつい押さえてしまうのだ。
間違えると、小さな声で自分に悪態をつくので、それが可笑しくてよく笑う。
さすがにFワードは出てこないけど、いろんなバージョンの悪態を、わたしはトムから教わった。
さて、彼らの家の中に入ろう。
正面のピアノはとても古いアップライトで、すぐに調律が必至になるけれど、なかなかいいピアノ。
ピアノの右横の椅子が、わたしの席だった。
短編映画に出演する俳優さん。詩を読んでくれた。さすがにうまい。
彼は、脚本とプロデュースを担当している。彼も詩を読んでくれた。きっと俳優だと思う。惹き込まれた。
先程の俳優さんが再び。今度は歌。こんなふうに、その場に居る人達を魅了できるのはすばらしい。
主人公の女優さんの息子さん。グレイト・ギャツビーからの抜粋を朗読。
母であり女優、そして今回の映画の主人公のひとり。アンナ・カテリーナさん。トムのご近所さん。
ふたりで、映画の一場面、遠くに離れていて、電話で話しているという設定。
彼は美しい自然の中で、彼女は……どこだろうか……。
本職の女優さんというのは、レンズを通すと、周りの人達とは全く違う光を放っているのがよくわかる。
映画をよろしくぅ~の図。
この映画は、ブラームスのインターメッツォ4つの小品の曲からのイマジネーションで造られているのだそう。
わたしが一生涯弾き続けていきたいと思っている曲だったので、すごくワクワクしたし、その曲を弾いていた彼女の演奏にも心を打たれた。
その女性(写真右端)は、ピアニスト兼声楽家で、マンハッタンで小オペラを演じるグループを主催している。
夏にいつも2週間、テキサスでミュージックキャンプをやっていて、そこはもちろんのこと、普段のワークショップにもおいでと誘われた。
頑張って働くぞぉ~!
トムの家の中には、絵画がいっぱいかかっている。これは、レッスン中に、わたしのすぐ横で居てくれた絵。
一階のトイレのすぐ横には、
ちょっとしたテーブルも、
台所だって芸術だ!
これは、毎年ハロウィーンにやってくる近所の子供達の写真を、裏庭の彼女のスタジオで撮り、それをこんな風にひとつの絵のように作ったもの。
毎年撮るので、子供達の成長の様子がとてもよくわかるし、コスチュームを自分のアイディアで一所懸命作った子達にとっては、とてもいい思い出になる。
こんなんもありまっせ。
ひとり20ドルぽっちの募金で、美味しいワインを飲み、ビールを飲み、オードブルをいただき、いろんな人とおしゃべりを楽しみ、
そしてなによりも、すごく良質なパフォーマンスを観させてもらった。
ありがとう~トム&アレクサ!
映画は明日から撮影が始まる。
トムは銀行屋で、相方のアレクサは写真家。前に、妊婦をモノクロで撮った美しい写真集を出版した女性。
トムの一人娘レミを教えていたのだが、途中からトムも習いたいと言ってきて、しばらくは親子二人を教えに彼らの家に出張していた。
少し前にレミが止め、トムも一緒に止めるかなと思っていたら、僕は全然止めるつもりはない、ということで、今はうちで教えている。
彼は長年、アイスホッケーを趣味でやっていて、めちゃくちゃ背が高い。
手も足もデカい。
なので、オクターブが違う意味で苦手。オクターブ以上の鍵盤をつい押さえてしまうのだ。
間違えると、小さな声で自分に悪態をつくので、それが可笑しくてよく笑う。
さすがにFワードは出てこないけど、いろんなバージョンの悪態を、わたしはトムから教わった。
さて、彼らの家の中に入ろう。
正面のピアノはとても古いアップライトで、すぐに調律が必至になるけれど、なかなかいいピアノ。
ピアノの右横の椅子が、わたしの席だった。
短編映画に出演する俳優さん。詩を読んでくれた。さすがにうまい。
彼は、脚本とプロデュースを担当している。彼も詩を読んでくれた。きっと俳優だと思う。惹き込まれた。
先程の俳優さんが再び。今度は歌。こんなふうに、その場に居る人達を魅了できるのはすばらしい。
主人公の女優さんの息子さん。グレイト・ギャツビーからの抜粋を朗読。
母であり女優、そして今回の映画の主人公のひとり。アンナ・カテリーナさん。トムのご近所さん。
ふたりで、映画の一場面、遠くに離れていて、電話で話しているという設定。
彼は美しい自然の中で、彼女は……どこだろうか……。
本職の女優さんというのは、レンズを通すと、周りの人達とは全く違う光を放っているのがよくわかる。
映画をよろしくぅ~の図。
この映画は、ブラームスのインターメッツォ4つの小品の曲からのイマジネーションで造られているのだそう。
わたしが一生涯弾き続けていきたいと思っている曲だったので、すごくワクワクしたし、その曲を弾いていた彼女の演奏にも心を打たれた。
その女性(写真右端)は、ピアニスト兼声楽家で、マンハッタンで小オペラを演じるグループを主催している。
夏にいつも2週間、テキサスでミュージックキャンプをやっていて、そこはもちろんのこと、普段のワークショップにもおいでと誘われた。
頑張って働くぞぉ~!
トムの家の中には、絵画がいっぱいかかっている。これは、レッスン中に、わたしのすぐ横で居てくれた絵。
一階のトイレのすぐ横には、
ちょっとしたテーブルも、
台所だって芸術だ!
これは、毎年ハロウィーンにやってくる近所の子供達の写真を、裏庭の彼女のスタジオで撮り、それをこんな風にひとつの絵のように作ったもの。
毎年撮るので、子供達の成長の様子がとてもよくわかるし、コスチュームを自分のアイディアで一所懸命作った子達にとっては、とてもいい思い出になる。
こんなんもありまっせ。
ひとり20ドルぽっちの募金で、美味しいワインを飲み、ビールを飲み、オードブルをいただき、いろんな人とおしゃべりを楽しみ、
そしてなによりも、すごく良質なパフォーマンスを観させてもらった。
ありがとう~トム&アレクサ!
映画は明日から撮影が始まる。