ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ベランダで家一軒分の発電やて!古うてカッコ悪い原発さんには、とっとと消えてもらいましょ!

2012年03月15日 | 日本とわたし
東京新聞記事より

最高効率の太陽電池 東大など開発

『これまでと違った仕組みにより、高効率で発電できる太陽電池を、東京大生産技術研究所の荒川泰彦教授とシャープが開発し、14日発表した。

「量子ドット太陽電池」といい、理論的には光エネルギーの80%を、電気に換えることができる。
今回開発した電池では、約19%の効率を達成した。
この方式では、世界最高記録だという。

太陽電池は、半導体の中の電子を、光の力で動かすことによって、電流を作る。
電子の動きは、床から天井にボールを投げるようなもので、力が大きいと、無駄な部分が熱になってしまい、小さいと、電子の流れが生じない。

実際に使われている太陽電池の効率は、10~15%位だ。
荒川教授は「新方式では、床と天井の間を広げ、さらに中間の棚を作る。無駄がなくなり、エネルギーの小さい光も利用出来る」と説明する。

荒川教授は、1982年に、量子ドットのアイデアを思いつき、太陽電池への利用をめざしている。
「現在はガリウムヒ素などの半導体薄膜を重ねている。さらにいい材料を探索し、10~20年程で実用化させたい。
ベランダで家一件分の発電をすることも可能」
と話している』



うっぎゃ~!!
ベランダで家一件分の発電が可能!!
その太陽電池が、10~20年程で実用化するかもしれん!!
やっぱコレやでコレ!!
日本の科学の底力!!
っつうか、もともとあったんやけど、原発狂団に邪魔されてただけや!!
がんばれ~!!ふれ~ふれ~!!
10~20年なんて言うてんと、1~2年でできるよう、もっともっと応援しよ!!
そしたらもう、電力会社なんかいらんやん!!
原子力発電所なんかもっともっといらんやん!!
核もへったくれもないやん!!
他の国にも教えたろ!!
日本の知恵を世界に広げよ!!
コメント (4)
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国歌斉唱「口元チェック」批判に反発する橋下さん、あんたに言いたいことがある!

2012年03月15日 | ひとりごと
橋下大阪市長「メディアが本質を伝えていない」 国歌斉唱「口元チェック」批判に反発
J-CASTニュース・2012年03月15日19時03分

 
『橋下市長が数日ぶりにツイッターを更新した。


橋下徹大阪市長が、府立高校教職員らに対する「国歌斉唱口元チェック」に批判が出ていることに、ツイッターで反発している。

卒業式での起立斉唱の職務命令を出した、府教育委員会の委員の間からも、「厳格すぎる」との声が出ており、橋下市長は特にこの内部批判に怒っている。
メディアに対しても「本質を伝えていない」点を指摘している。
委員らからの批判に、「もう教育委員会の末期症状」

府立高校の卒業式をめぐっては、国歌斉唱時に起立しなかった教職員らが、順次戒告処分を受けている。
2012年3月13日付の読売新聞朝刊は、和泉高校の中原徹校長の指示で、教頭らが、起立だけでなく、「斉唱」していたか、教職員の口元をチェックしていた、と報じた。
府教育委員会の中からも、生野照子委員長らが、批判的な見方を示した。

これに対し、3月15日の橋下市長ツイッターでは、起立斉唱の職務命令を出したのは当の教育委員会で、状況報告も校長らに求めた、と指摘。
今回、起立にプラスして、「斉唱」も中原校長がチェックしたのは、府教委の指示通りだ、というわけだ。

(この話題5ツイート目)
「教育委員会が、『斉唱』の確認を、校長に求めています。
『斉唱』の確認は、口元チェック以外に、どうやってやるのでしょうか?
しかも、中原校長は、卒業式の雰囲気を乱さないために、教頭を通じて、遠目に数秒間チェックを行い、
そして、式が終わってから、別室で、教員に確認をしたのです。
式には、一切影響を与えていません」


と指摘し、

「もし、中原校長の行動がおかしい、と言うのであれば、それは、それを教員に起立斉唱を命じ、校長に状況確認を求めた、教育委員会がおかしいのです。
ところが、この府教育委員会の委員長と一部の委員が、中原校長の行動がおかしい、と批判した。
もう、教育委員会の末期症状、僕が指摘し続けたことが、露呈しました」

と府教委を批判した。

職務命令を出し、確認報告も求めておきながら、批判するとは何事か、というわけだ。

「2名は斉唱したと答えたので、それで良しとしたのである」

矛先はメディアにも向けられる。

(この間8ツイート略)
「そして、メディアが本質を伝えていない所は、中原校長の、慎重な手続きである。
まず、式を乱さない形での、数秒のチェック。
そして、ここが一番重要だが、彼は、斉唱していないと思われた教員3名を、別室において確認した。
そして、2名は斉唱した、と答えたので、それで良し、としたのである」


と、チェック結果から、一方的に非難しているのではなく、弁明の機会を与えている点を強調した。
残る1人は、斉唱していない、と答えたから、校長は府教委へ報告した。

(この間1ツイート略)
「口元がどうであれ、斉唱した、と本人が言うのであれば、それは問題ない、としたのが中原校長の判断。
ただし、本人が斉唱していない、と認めたのであれば、それは、教育委員会への報告事項でしょう。
当り前でしょ。
このやり方がおかしいと言うのであれば、教育委員会はやり方を示すべきだ」


とこの話題を結んでいる』



この件についてはずっと、関連する記事を読み続けてきた。
橋下氏自身のツィートも読んだ。
肯定する意見、反発する意見、いろいろな考えがあると思う。

わたしは、20年連れ添っているアメリカ人伴侶と、ここ、東海岸の小さな町で、12年間暮らしてきた者としての考えを、簡単に書き留めておきたいと思う。

わたしは昭和のど真ん中生まれ。
せやからか、日の丸の国旗を見て、君が代を歌うことに対して、子供の頃からなんの抵抗も無く大人になった。

『日本帝国主義は、朝鮮と中国をはじめとする隣国を侵略し、虐殺と略奪など悪いことを数多く犯した。
日の丸と君が代は、まさに日本帝国主義侵略史を代表する象徴物だった。
そのような負の遺産を、日本の国旗と国歌に認定することは許されない』

こういう思想があることは、ずいぶん大人になってから知った。

旭日旗と、日の丸の旗が、ごっちゃになってる。
世界の国の、大国と呼ばれてる国の中で、よその国を侵略し、虐殺と略奪をせんかった国はあるんやろか?
わたしはなにも、せやからというて、過去に犯した罪深い行為について、無責任でいてもいいとは思てない。
反省し、罪を償う気持ちを持ち、心から申し訳なかったと謝ることができてこそ、成熟した国といえると思う。
けれども、どこの国が、それができてるやろか?

もともと、君が代も日本の旗も好き。天皇さんも好き。
その気持ちの中には、思想もなんもあらへん。
ただ単純に好きなだけ。
そやから、オリンピックやワールドカップで、TV画面の中で君が代が演奏されると、胸がじーんとするし、
口ずさんでる選手の人達の顔がアップで映ったりすると、必ず涙ぐんでしまうほど感動する。

息子が小学校に行くようになって、PTAとかの役員とかをしてた時初めて、「君が代を歌わせたくない」と言う親御さんに出会って仰天した。
「なんでなんですか?」と聞いた。
上に書いたような理由やったような記憶がある。
ふうーん、そういう考え方もあるんやなあと、その時はぼんやりと考えただけやった。
けれども、「歌わせたくないから、卒業式にも出席しない」という意見には、どうにかせなあかんと思た。
君が代に対する親の気持ちと、6年間通た思い出深い小学校からの旅立ちを、祝てもらう機会を、天秤にかけるわけにはいかんと思た。


ここアメリカは、個人主義やの、自由の国やの、いろんなことが言われてるけど、
ほんで、わたしが暮らしてる地域は、そのアメリカの中でも、さらに、人種のルツボの象徴みたいなとこで、
それぞれの国を背負って生きてる人達が、それぞれの文化を大事にしながら暮らしてるのやけど、
子供達はそれこそ、幼稚園から高校卒業まで、毎朝決まった時間に、校内放送で流れてくる『I pledge allegiance to the flag On the United States of America~』を復唱する。
『私は、アメリカの国旗に忠誠を誓い~』から始まる文句を、ちっちゃい子がしっかり全文覚えてる。

けれども、そこにはたまに拒否する子もいる。
そういう場合は、その子の意思を聞いた上で、その拒否は認められる。
うちの息子達は、別に拒否するというのではなく、なにを言うてんのかわからんかったから言えんかった時代があった。
意味がわかってからも、Kの方は、ずっと復唱することはなく、ただ起立だけしてた。
もちろん、毎日耳から入ってきてるから、ちゃんと言える。
復唱する時に、ふざけてたりする子は、厳しく叱られた。
言いたくない子も、起立だけはするよう躾けられた。
アメリカなんか、それこそ、国旗の下、どんだけ滅茶苦茶なことやってきたか。
国歌の内容なんか、戦争時そのもので、歌うたんびにええんかいな……と思う。
けど、曲のメロディとノリが好きやから歌う。
歌うとなんか、自分はこの国で生きてるんやなあ……と思たりする。
スポーツの世界大会とかで応援してる時なんかは、この国歌が聞こえてきたら、君が代と同じくらいジーンとする。
別に生まれ育った国やないのに。

大阪の今の事態は、まるでお子ちゃまの、強いて言えば、『中学生日記』みたいな、児童会レベルの政治ごっこにしか見えへん。
いや、学級会か?
いったいなにをやってんのか……と思う。
そんな薄気味悪い職場で、まともな仕事ができるわけないやん……と思う。
ええ大人が寄ってたかって、ああ言うたこう言うたって、爆発したら国がお陀仏の四号基抱えて、そんなことやってる場合か……と思う。
口パクかどうかって……もうこれは、深いため息が出るほどにアホらしい。
ここまでアホらしかったら、もしかしたら、これほどの不毛な、阿呆らしいことに目を向けさせといて、
めちゃくちゃ大事な事をまた、水面下でコソコソやろうとしてるんかも……などと疑いとうなったりもする。

橋下さん、わたしはこういう、君が代も日の丸も好きな人間やけど、それでも歌うことをここまで強制されとうない。
そういう強制を当たり前やと言い切るあんたの神経がめちゃ好かん。
国歌も国旗も、強制されるのは、戦時中だけで充分や。
もし、市民が、国からしっかり守ってもらえてたら、国が市民の心に添ってたら、国歌も国旗も心の底から受け入れたいと思うわ。
愛想尽かしてる相手を、尊べ、愛せ、言われたら、そら拷問とおんなじや。
弁護士しててんから、それぐらいわからへん?
それこそ、人権侵害ちゃうん?
日本はアメリカとちゃう。アメリカは日本とちゃう。
けど、あんたがやってることをここでやってみ?
あっという間に訴訟の嵐や。あんた、ボコボコにやられるで。

全く、そんなことに巻き込まれてる教師の人達がほんまに気の毒。
大阪が、とことんアホな市にならんことを祈るばかりなり。
そやし、市民のみなさん、あんまり黙って無視ってんと、そろそろ助けたって。
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原発というバケモノに、今だに縛られている愚かな国と、解放された賢い国。

2012年03月15日 | 日本とわたし
先月の少し古い記事です。
原発というバケモノに、今だに縛られている愚かな国と、解放された賢い国。
これがその二者の違い、だと思います。


ドイツ:脱原発でも電力輸出超過 再生エネルギー増加で


※欧州送電事業者ネットワーク資料より作成

【ブリュッセル斎藤義彦】

『東京電力福島第1原発事故後に「脱原発」を決め、国内17基の原発のうち、約半数にあたる8基を停止したドイツが昨年、
周辺諸国との間で、電力輸入量よりも輸出量が多い、輸出超過になっていたことが分かった。
脱原発後、いったんは輸入超過に陥ったが、昨年10月に“黒字”に転じた。
太陽光や風力などの再生可能エネルギーの増加と、全体のエネルギー消費量を抑える「効率化」が、回復の要因だという。
厳冬の影響もあり、電力不足の原発大国フランスにも輸出している。

欧州連合(EU)加盟27カ国など、欧州の34カ国の送電事業者で作る「欧州送電事業者ネットワーク」(ENTSO-E、本部ブリュッセル)の統計。
冬は、エネルギー消費量が最も多いことから、ドイツ政府は「(脱原発決定後の)最初の試練を乗り切った」(レトゲン環境相)としている。

ドイツは、昨年3月の福島第1原発事故後、17基の原発のうち、旧式の7基を暫定的に停止し、その後、1基を加えた8基を、昨年8月に完全停止した。
震災前は、周辺国との電力収支が、輸出超過だったが、昨年5月に、輸入超過に転落した。
フランスからの輸入が、前年の3割増になるなど、昨年9月まで、輸入超過の状態が続いた。

しかし、昨年秋に入ってから好天が続き、太陽光や風力など、再生可能エネルギーの発電に、有利な条件が整った。
また、ドイツ政府が、住宅の断熱化など、エネルギー効率化を推進したのに加え、原油価格の高騰も手伝って、エネルギー消費量が前年比約5%減になった。
このため、昨年10~12月の電力収支は、輸出超過を回復。
11年の通年で、約4200ギガワット時の、輸出超過になった。

今年2月に入り、欧州各地で、氷点下10度を下回る厳冬になると、電気暖房が全体の3分の1を占めるとされるフランスで、原発をフル稼働しても、電力が足りなくなった。
このため、2月の17日間のうち6日間は、電力需要の多い午後7時ごろを中心に、ドイツからフランスへの輸出超過になり、
電力の7割を原発に頼るフランスが、脱原発のドイツに依存する事態になった。

昨年の、ドイツの発電量に占める原発の割合は、約22%から18%弱程度に低下する一方、再生可能エネルギーは、約20%に上昇した。
さらに、褐炭、石炭、ガスなどが微増しており、原発の目減り分を補っている。

一方、日本では、再生可能エネルギーによる発電量(10年度)は、全体の約10%にとどまり、
太陽光や風力など、水力以外の新しいエネルギーは、約1%に過ぎない』

毎日新聞 2012年2月20日 15時00分(最終更新 2月20日 19時59分)


もちろん、バケモノからの解放には、それ相当の準備が要ります。
覚悟だけではできない。
けれども、準備するためにはまず、偏狭で頑固なシステムを変えなければなりません。
そのためには、とにかく市民が、あきらめず、へこたれてもまた立ち直りして、声を外に上げ続けていかなければなりません。
ドイツも、ここまでくるまでに、何十年もかかっています。
福島の事故が起こったから、わ~大変だなどと言って急に変わったのではありません。
市民の声が途絶えなかった。その声がだんだんと増えて大きくなっていった。
その根気の強さ、意思の強さ、声の強さに、システムに関わっているバケモノの奴隷達が恐れをなしたのです。

ドイツにできて日本にできないはずがない。
日本はきっと変わる。変えないと、地球の未来に関わる。
わたし達が守ろうとしているのは、そういうすごいことなのだと、気がついてください。

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