ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

境界線に咲く花

2009年07月15日 | お家狂想曲
満開の時期がそろそろ終わりそうです。これはなんという名前の木なんだろう。
丁度境界線上に生えているこの木は、どうやら撤去されずに生き残れそうです。

 

さて、それではどちらの家の木になるのかな?
花はみんなこっち向いて咲いているので、うちの木になってもらえるのかな?
台所の西側の窓から見える緑のほとんどが消えて、建物の壁になる可能性もあります。
庭を挟んだ隣りに住むアンドレが一昨日うちにやって来て、「この土地に変な建物が建たないよう、お互い気を強くもって注意深く見守ろう」と言ってました。
百年以上もの間、この近所に住む人達の憩いの場となっていた庭です。
それが無くなり、家が建つということになった……。
それはもうしょうがないこと。だから、諦めたり嘆いたりするのではなく、その新しい形を楽しもうじゃないか。
どんな家が建つのか、どんな庭になるのか、どんな人達が住むのか、ワクワクドキドキしながら待とうよ。

いい近所に住むことになったんだなあ、と思いました。
うちの庭につながっているポール&ピンキー、ブルース&ケリー、そして向かいのジェフ、ロイ、ポール、みんな形は違えど前向きです。
アメリカでは珍しい『終の住処』の住人達は、やってくる者を温かく迎え入れる度量が広いです。
みんなして、この庭を守ってやれなかったことを残念に思いつつ、新しい姿に生まれ変わったらまた、それを大事に見守っていこう。
わたし達もその仲間に入れてもらいました。



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サマーコンサート第二弾

2009年07月14日 | 音楽とわたし
今日の演目は、世界一周旅行と題して、いろんな国のいろんなリズムを選んで演奏しました。
前回は雨でしたが、今夜は爽やかな風が吹く夕べの半円コロシアム風会場で演奏することができて気持ちが良かったのだけど、
陽が落ちた途端にきたぁ~!!すごい勢いで、ヤブ蚊が突進してきて怖かったです、マジで。
いっぺんに5匹、ほっぺたの両側、おでこ、顎、鼻の頭にたかられた時にゃ、吉本の誰かさんみたいにペチペチパッチン叩きたかったけど、演奏中だもんな~……。
曲が終わって即、隣りの人が使っていいよと言ってくれた虫除けスプレーをシュッシュッとふると、横をかすめていくんだけど刺されませんでした。やれやれ。

引っ越し直前に知り合ったさえちゃんが、ボーイフレンドと一緒に聞きに来てくれていて、それをわたしは一部と二部の間の休憩時間に知ったのだけど、
今日また凝りもせずぶっつけ本番だったわたし同じパートの人にプログラムの順番や曲の中の変更や楽譜の繰り返し部分のチェックをしなければならなくて、彼女達のところへ話しに行くことができませんでした。残念っ!ごめんねさえちゃん。彼にもよろしくお伝えください。

今夜の演奏は、なんだかちょっと今イチって感じで、久しぶりの外での演奏で、バランスとかもうまくとれなくて、お客さんにはちょっと悪かったような……。
再来週の第三弾、2009年度最後の演奏会としてふさわしい演奏になるように、今度こそちゃんと練習して臨みたいと思います。
さえちゃん、これに懲りずにまた来てね

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ハウスオーナー

2009年07月14日 | お家狂想曲
旦那は、借家住まいだった頃、『掃除』という事柄が脳みその中からスッポリ抜けているような人でした。
それだけに、こんな人と一緒に家を買ったりしたら、わたしはとんでもなくしんどい思いをすることになる……と随分心配していました。
そして、ついに、共に暮らして17年目に家を買うということになった時、その不安がムクムクと入道雲のように盛り上がってきました。
ところが……、
「ボクは借りている家と買った家では人間が変わる
そう宣言していた通り、見事変身です

床の総替えの作業で出た、古いカーペット&カーペットの下敷きなどの廃材、引っ越し後の大型ゴミなど、家の横に山積みになっていたゴミをせっせと片付け、庭の芝刈りをし(うちの場合、二等辺三角形庭のてっぺんの辺りに芝があるので、面積的に旦那向き)、家の前の垣根をチョッキンチョッキン整え、昨日なんか台所の床に掃除機かけてくれてまして……泣けた……ひとって変わるんだ。
これがこれからも長く長~く続くことを祈るばかりなり、です。
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洗濯日和

2009年07月13日 | ひとりごと
今日も快晴、気温25℃、湿度やや高め30%、日本のみなさま、申し訳ありません。ひじょ~に爽やかな朝です。

今朝8時半に、manmaご夫婦とBloomfield駅にてお別れしました。
朝、一番遅く起きたわたしが台所に入ると、すっかり身支度の整ったふたりと旦那が、コーヒーとスモークサーモンベーグルの朝食を済ませていて、丼にいっぱいだったであろうブルーベリーもほぼ完食。manmaちゃん、もう心残りない?

玄関のところで寝ぼけ&ぐしゃぐしゃの格好にて記念撮影。やけくそというより、ボケていてちゃんと考えられなかったわたし……残るのになあ……。

先程、ハプニングに遭遇しながらも(まともにスッといかないのがこの国なので)無事にJFKに辿り着いたと連絡がありました。よかったよかった。

さ~て、昨日の海に持ってった物、今までにたまった物、ガンガン洗うぞ~!
二階に洗濯室を作ったのは大、大、大正解でした。大きな窓を全開にすると、まるで外で干しているような感じです。さっきからせっせせっせと洗っております。
洗濯機が頑張ってくれている間に二階の窓掃除なんかもしたりして、まだまだ引っ越し途上家の我が家、次のお客さまをお迎えするまでにどこまで片づくかしらん。

この家はとても古いのだけど、窓だけは新しい物に替えられていました。写真だと分かりにくいけど、窓の上部のポッチンを外すと上から外れて拭きやすいです。



東側は、角を曲がった通りに建つ四軒の家の庭に面しています。右下に見えるのはポール&ピンキーさんちのプールです。まだ窓から飛び込んでいません。ウハハ!




二階の窓から二等辺三角形の我が家の庭を眺めながら、いつかあそこにお豆ときゅうり、ほんでもってバジルとタイムとローズマリー、なぁ~んて夢見るわたし。
まずは、前の家主さんが趣味でやっていた伝書鳩小屋跡のアスファルト剥がしから始めなければなりません。といっても自分達でできることではないんですが……。
伝書鳩を飼っていて、とっても背が高くて、猫もいて、ドアが半分削られていたりして、1945年の秋から延々65年、ここで幸せに暮らしていたご夫婦。
少しずつ見えてくる彼らの姿や心。わたし達も、彼らのように、ここで楽しく末永く暮らしていけますように。
そんなことを思いながら、窓からの風に揺れる洗濯物を見ています。
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海だぁ~!

2009年07月12日 | 友達とわたし


俺は海の男だ……けどさあ……と背中が語るmanmaちゃんのご主人。実は、奥さんから無理矢理泳げ!と言われて波打ち際まで行ったものの、水が思ってた以上に冷たくて思案中なのでした。哀愁が漂っています。

今日はmanma夫妻アメリカ旅行の最終日。天気は上々、なんとも爽やかな日ということで、家から1時間ほどの所にある海にやって来ました。
ふたりは、海に来てるのに全然ベトベトしない?!と驚くことしきり。そういやそうだったかも……とすっかり日本の海を忘れてしまっているわたし。
くっきり晴れた空に、宣伝用のセスナが二機飛んでいました。雲だって絵になる快晴の青空です。



ここまで気持ちのいい日だと、さすがにアメリカでも混むんですねえ。こんなに多くの人が海岸に居るのを見るのは初めてです。



結局、せっかくの海だったけれど、泳いだのは旦那ひとりだけ。manmaちゃんとわたしは浜辺の令嬢、manmaちゃん夫はバシャッとひと浸かりして退散。
けれども海辺にはいろ~んな人がいて、見ているだけでとても楽しいです。

体が乾いてお腹も空いてきたので、ボードウォークの方に移動しました。なんだかめちゃ陽気な三人のお兄ちゃん達がドラムを叩きながらのパフォーマンス。



「あのとりはとり」(あの鳥は撮り)旦那の親父ギャグに誘われて屋根を見ると、ありゃまあ、カモメさん達の休憩場?



manmaちゃん、こっちのカモメの顔が黒いと騒いでおりました。確かに言われてよ~く見てみたら黒かった……顔グロカモメ版?

ボードの上もにぎやかでした。巨大一切れピザとレモネードをいただきました。
移動遊園地の、お腹の底がスウスウする乗り物に乗りたかったのだけれど、だ~れも賛成してくれなかった(特にmanmaちゃん)ので諦めました……しくしく。



今日は旦那母の講習も最終日。終わってクタクタの彼女をマンハッタンまで迎えに行くべく、海から早めに戻ることにしました。
道はちょいと混んだと思うと順調になったり、ひどい渋滞では無かったけれど、ちょっと時間的にヤバくなってきたので、交通状況専門のラジオをつけ、10分毎の道路状況を聞きながら走っていると、わたし達が使おうと思っている『リンカーントンネルが異常に混んでる』と言ったと言い出す旦那。え?わたしは『問題無し』って聞いたけど……。
でも、旦那は全く耳を貸しません。ま、どちらの英語が上かっつうと、そりゃまあ旦那ですから、?マークをギュッと握りしめながらも譲りました。
で、旦那はまず高速から降りて、別のルートを探るべく、人っ子一人、車一台も走っていない、けったいな道路に入って行きました。
と、再び道路状況がラジオから流れてきて……「ぶわっはっはっはっ!」とハンドルを握りながら豪快に笑う旦那。
リンカーントンネルは全く問題が無かったのでした。だ~か~ら~!!(こういう時は笑って誤摩化す傾向が強い男なのでした)

結局無事に、時間通りにマンハッタンに着き、母を乗せ、いざ家に戻ろう!という時、突如、ダンキンドーナッツ店を見つけ、もう我慢できん!とアイスコーヒーを買いに走った旦那。砂と水のあとがお尻にまぁ~るくついたオレンジの水着のまま……おい!おっさん!どっから来とんねん!

母は家に戻った途端、寝床を丸め(エアベッド持参でした)、荷物を自分の車に積んで、元気に去って行ってしまいました。三時間弱のドライブです。元気だな~。

最後の晩餐は、パストラミとセロリと人参とコーンチップスとディップ各種とチーズとワイン、要するに冷蔵庫の掃除バージョンをいただきました。
manmaちゃん、自分のために買ったブルーベリー、おっきなボール一杯に入れてパクパク。思い残しのないように、明日の朝も頑張って食べるんだよぉ~!

あっという間の五日間。楽しかったなあ。

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暴飲暴食の日

2009年07月11日 | 友達とわたし
今朝も今朝とて、manmaちゃん&ご主人、なんだかんだ言っては片付けのお手伝いをしてくれまして、
挙げ句の果て?には、わたしがレッスンをしている間に、うちの10才のアウディちゃんを、内側外側両方、ピッカピカにきれいにしてくれました。
こんなきれいになったのは、う~ん、もう思い出せない。ボンネットの端っこには堆肥化した枯れ葉の塊なんかもあったりして、恥ずかちぃ~
あのふたり、はるばるアメリカまでやって来て、荷物整理やら洗車やら、そんな旅行ってあっていいんでしょうか?ごめんよぉ~

仕事が終わってから、有り合わせの物で焼き飯を作り、なすびのお味噌汁でランチ。そしたら途端に眠たくなってちょっと昼寝。起きてからまた、三階のKの荷物をKの部屋に入れちゃえ大作戦を決行しました。
こういう作業は、ひとりだと本当に面倒になるけれど、同じようにやってくれる人が他に居ると全く違います。ありがとうね~manmaご夫妻!
三階はそうやって、少しずつ少しずつ、床が見えてまいりました。いつか、この床がすっきりしたら、ここに炬燵を置いて日本間にするぞぉ~!
みかんと炬燵と日本語の文庫本!これがわたしの冬の夢。炬燵は今までの人生の中にあんまり登場してこなかったけど、今回こそはと意気込んでおります。

作業のお礼にダイナーに行って、三時のおやつをご馳走しました。ダイナーのお客さんの80%が横にも縦にも大きな人達で、manmaちゃんご夫妻、すっかり気を良くしちゃった様子。
いかんいかん!それがこの国のいっちゃん危険な罠なのだよ
食べ物が安い→レストランのお皿がデカい→乗っかってくる料理の量が半端じゃない→ついつい食べちゃう→胃が広がる→前に食べられなかった量が平気になる。
そして一番怖いのが、周りが大きな人ばっかだと目が慣れちゃって、鏡に映る自分がチビに見え、な~んだ、わたしってまだまだじゃん、と錯覚することです。
そんな油断しまくりの8年半を生きて、やっとのことで増えた分の三分の二を減らしたわたし。ほんとに恐ろしい国です、そういう意味では。

そして四人でコストコ見学。manma家のお土産とうちの果物の調達です。
今はブルーベリーとチェリーの季節なので、めちゃくちゃな量がとても安くしかも新鮮。白桃も然り。
manmaちゃん、好物のブルーベリー、持ち帰られないので食べられるだけ食べて帰る!と宣言してご購入。わたしも山形産のチェリーとそっくりなのを買いました。
明日の朝食用の巨大ベーグル詰め合わせ12個を5ドルで買って、スモークサーモンとパストラミとクリームチーズでいただこうと企む旦那。
いろいろ買った物を車の後ろに積んで、そのままパタソンの中東レストラン街に直行!
前菜を二種、サラダと主菜を一品、そして特製手作りピタ。manmaご主人が旦那の誕生日祝いにと買ってくれたワインを持ち込んで、四人でパクパク。
もうあっか~ん!食えんっ!とふんぞり返りながらも、デザートを二種類、トルキッシュコーヒーと紅茶でいただいてしまいました。ひぇ~!
それでも、よくよく考えてみるに、わたし達が注文した量はこちらの成人二人分です。それを四人で必死に食べて、それでも最後まで食べきれませんでした。
お腹の皮がパチパチに張ったまま家に着き、すると、通り全体に車がずら~り。旦那はその理由を知りたくてなりません。
外に出てしばらくすると「パーティやってる。ちょっと覗きに行こう!」と誘う旦那。
覗きに行ってどうすんのよ!
もしかしたらどうぞって誘てくれるかもしれん。
おぉ~い!こんなパンパカパンのお腹で誘われたって、もうな~んも入らんじゃないか!
とりあえず運動も兼ねて、どこのお家でパーティが開かれているのか見に行くことになりました。
四人でテクテク、思ったよりも離れたお家で開かれているパーティ、後ろの庭にすごい数の人達がいました。しかもまだまだ増えそうです。
すでに警察のパトカーが待機していて、こりゃ今夜はかなりうるさくなりそうだとちょっと心配になってきました。
が飛び交う芝を見い見い家に戻り、キッチンのテーブルに座ったものの、すでに心はベッドに。
おやすみなさ~いとみんなが上に行った後、これを書いていると、雨がポツポツ降ってきて、雷も少し聞こえてきて、どうやらパーティは家の中に移動したようです。

さて、わたしもそろそろ寝ようかな。お腹はまだまだおっきいけど。
明日はmanmaちゃん達の最後の日。海に行こうと思っています
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運命的に小学生

2009年07月10日 | ひとりごと
今日は旦那の44回目の誕生日。去年はあまりにもトホホな誕生日にしちゃった反省を込めて、今日はいろいろと頑張りました。

manmaちゃんと旦那さんのマンハッタン行きを見送ってから、一階の窓を裏表ゴシゴシ磨き(二階までは行けなかった……気持ちが尽きてしまって……)、台所の、旦那席から眺める窓を特に心を込めて磨いたっつうのが今日のハイライト、ですね。(ヒトはコレを単なる自己満足とも言う

そしてまたまた洗濯の山を片付け、モントクレアで一番のワイン屋さんに行きました。
今年はな~んもいらんから、今まで買ったことのないような値段(我が家の場合、三千円前後です)のワインを買って欲しいと言われたので、
お店のオーナーにお願いして、彼が最近興味がある、SANCERRE(白)と COTE DE BEAUNE VILLAGES(赤)を購入しました。
ほんでもって、またまた鮭の南蛮漬け。すんません、人が多いとすぐこれになってしまうわたし……でもまあ、旦那の好物でもあるのでってことで。
KのガールフレンドMちゃんも加わって六人でお祝いしました。ここに引っ越ししてきて初めての誕生日。ホームオーナーとしての誕生日はまた格別のようでした。

食事をしながら、manmaちゃん夫婦の今日の観光の話をしていた時のこと、
せっかく来たのだからと計画をちゃんと立ててあちこち回ろうとするmanmaちゃんと、行く場所と行く手段と日にちが決まったらあとは行き当たりばったりが好きな旦那さん、という話題になりました。
旦那さんは、行こうと思ってた所に長蛇の列なんかができてたりしたら即、計画を変更、その並んでいる何時間という時間に、なにか他の面白いことをする派。
それを聞きながら、わたしはそういう時どうするかな?と考えていました。
わたしもどちらかというと、何時から何時までアレをして、その後は何時までコレをして、その後は○○を見に行って、みたいなカクカクした計画は苦手だけれど、
だからといって、せっかくある場所に行ったのに、な~んも見ずにな~んもせずに帰るってのもなんだかな~って思うし……。
でも、旅行っていうのは我々にとってはゆっくりする、ということなので、あちこち見学に回るよりも、どこか気持ちのいい所で、座り心地のいい椅子に座り、本を読んだり音楽を聞いたりする方が好きだったりもするし……。

な~んてことを四人で話してたら、今日の誕生日男がいきなり、「日本人って、運命的にずうっと小学校に居るみたい」と言い出しました。
もちろん日本人にもいろんな人が居るし、その数だけいろんな考え方や生き方があるのだけれど、
割合的に、自分を枠に入れたがるというか、枠の中の方が居心地がいいっていう人が多いような気がする、という意味らしいです。

ずうっと小学校っていう表現がおかしくて、manmaちゃんと二人でクスクス。じゃあ、アメリカ人は運命的に幼稚園児?なんて心の中でこっそりおかえしです。

旦那よ、誕生日おめでとう

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みんなのおかげ

2009年07月09日 | 友達とわたし


明日はマンハッタン観光に出かけることに決めたふたりに、いろんな知恵やコツを伝授する旦那。
うちから歩いて5分のブルームフィールド駅から電車に乗って行くのですが、切符の買い方、ペンステーションでの正しいプラットホームの見つけ方etc...
小さなことだけど、知っておいた方がいいことがいっぱいあります。なんてったって、下手するとロングアイランドに行っちゃうこともあるし……。
ということで、三人はさっきから文字通り頭を突き合わせて、明日の準備に余念がありません。

さて、今日もわたしがクラリネット吹きさんのレッスンをしている間に、manmaちゃんは三階のゴチャゴチャをすっきりしてくれました。
旦那母は、講習に出かける前の時間、二階の窓ガラスと網戸とブラインドをきれいに磨いてくれました。
manmaちゃんのご主人は旦那に力を貸してくれて、地下室にあるメチャクチャ渋い滑車付きのスライドドアを動けるようにしてくれました。
そして旦那は、manmaちゃん達とわたしがIKEAとアウトレットモールに行っている間に、大型のゴミ箱の中に溜まっていた泥と芝を取り出して洗ってくれていました。
みんなの温かな協力のおかげで、どんどん家がいい感じになってきました。

うんと寒くなってしまう前に、すっかり片付いていたらいいなあ(←希望設定期間がちょいと長過ぎ?)。

明日も明後日も、それから明々後日も、きっぱりと晴れ。いい感じです。

Tは、それはそれは美味しい豚骨ラーメンを食べて、とても幸せな様子でした。今井美樹さんと布袋さんにも会って興奮していました。
初めての東京ライフは、就活以外はかなり刺激的で楽しいようです。
でも、それもこれもみな、彼を温かく迎え入れてくれたC氏&Sちゃんご夫妻のおかげです。本当にありがとう!

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manmaちゃんご夫妻登場!

2009年07月08日 | 友達とわたし
日本からの第一号お客さまをお迎えしました
まだ引っ越しの傷跡?残骸?余韻?がてんこ盛りに残っている状態の家ですが、もうこうなりゃ心で勝負!
manmaちゃん、いいっつってんのに、引っ越しの手伝いに来たんやからと、雑巾持ってあちこち拭いてくれたりして……いやはや、ありがたいやら申し訳ないやら。
ご主人にも、Kのゲーム遊び&家族のテレビ部屋の模様替えの手伝いをしてもらっちゃったり……長旅の疲れと時差ボケがありまくりの二人に何させてんでしょ

今日はそして、旦那母もペンシルバニアからやって来ました。
母は、マンハッタンである、関節のためのマッサージ講習を5日間受けるためと、我々の転居&彼女の息子である旦那の明後日の誕生日を祝いに来てくれました。

今夜は母のおごりで、近くのタイレストランのテイクアウトをいただきました。
海老のパッタイとチキンのグリーンカレーとそれからもう一品、名前が分からないけれど、どれもこれも美味しくて大満足!Thanks!Mom!


manmaちゃん、今回で4度目の訪米。ご主人は初めて。でも、いつもそうなんだけど、お土産をい~っぱい持ってきてくれるので申し訳ないったらありません。
お願いした基礎化粧品や生理用品はともかく、鞄をパカッと開くとまるでお店屋さんのよう。悪いなあ~と思いつつ目がキラキラ光ってしまう未熟なわたし……。
ご実家のみなさんがわざわざ送ってくださった美味しそうな海の物も、ありがたくて嬉しくて。日本の食べ物ってどうしてこうも素晴らしいのでしょう。日本人で良かったなあ、としみじみ思う一瞬です

皆で食事をしながら、母の英語を日本語に、manmaちゃん夫婦の日本語を英語に、にぎやかにおしゃべりしました。
食後は母が焼いてきてくれた旦那のバースデイケーキで、少し早めのお祝いです。
知り合った時は若干25才の若者だった旦那も、今じゃ立派なおっちゃん44才。そりゃわたしも立派なおばちゃんになるってもんです。
さて、明日は時差ボケさん達はもちろんのこと、早起きの母と旦那に負けないよう早起きしなければ。おやすみなさ~い
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救えなかった木

2009年07月08日 | お家狂想曲
台所のシンク前の窓から見える景色です。



もともとは、この家の庭でした。今回、家を売りに出すにあたって、庭と家を切り離したのです。
この美しい庭をこのままの姿で残せるよう、我々もかなり思案しましたが、どんなに頭を絞ってみたところで、肝心要のお金がどうしても足りませんでした。
いつか、こんな日が来ると思っていましたが、予想していたよりうんと早く、庭木に赤いリボンがつけられてしまいました。
家財道具につけられる赤紙のようなものなんでしょうけど、なんて切ないリボンなんでしょうか。



この家の百年以上もの歴史を見守り、人々を見守り、ここにずっと根を張ってきた木の生を、わたし達は守ってあげられませんでした。

昨日、向かい隣りに住むジェフと旦那と三人で話をしていた時、彼も、なんとかしてあの庭を壊さない手はないものかといろいろ考えた、と言っていました。
うちと庭を挟んで建つ家のオーナーに交渉して、権利を半々にして土地を買うとか、そういうことも考えていたようです。近所の皆が気にしていた庭でした。
それほどにすてきな雰囲気を持つこの空間で、前の家主の六人の子供達が、裸足でかくれんぼをしたり絵を描いたりしていたそうです。

ごめんな、ほんまにごめん。



そう心でつぶやきながら木を見上げていたら、泣けてきました。
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