ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「すべての原子力発電所の運転停止と廃炉を求めます!」真宗大谷派の見解

2012年05月27日 | 日本とわたし
原子力発電所の再稼働に対する真宗大谷派の見解

原子力発電所の再稼動に対して、真宗大谷派では4月23日、解放運動推進本部長名による宗派の見解を発表しました。

-すべての原子力発電所の運転停止と廃炉を求めます-
 
真宗大谷派は、昨年末、政府に対して「原子力発電に依存しない社会の実現を目指す」要望書を提出いたしております。
あらためて、生きとし生けるもののいのちを脅かすことなく、さらに未来を生きる子どもたちのためにも、
一刻も早く、原子力発電に依存しない社会の実現を、目指すことを求めます。

これまで、大地震にいつ襲われるとも知れない、狭い日本の国土に、54基もの原子力発電所を作り、
電力供給を、原子力に依存する生活を、私たちは営んで来ました。

原子力発電所は、小さな事故であっても、放射線による被曝によって、取り返しのつかない事態となり、
すべてのいのちを奪ってしまう危険性があることを、東京電力福島第一原子力発電所事故で学びました。
 
原子力発電所の稼働は、原発作業員の被ばく労働に支えられる社会を生み出し、
ひとたび放射能に侵されれば、その地域や国土の風評被害を含め、そこに住む人々までも排除してしまうような「差別社会」を助長します。
更に言えば、現状の科学では、この地球上で、原子力発電所で生じる放射能とは共生することはできず、
むしろ、いのちの根源を奪うものと認識しています。
 
さらに、このたびの事故により、原子力を利用する限り、現在のみならず、未来のいのちをも脅かす、放射線被曝を避け得ないことが、明らかになりました。
 
私たちは、すべてのいのちを、摂めとって捨てない、仏の本願を仰いで生きんとする念仏者として、
仏智によって照らし出される無明の闇と、事故の厳しい現実から、目をそらしてはならないと思っています。
 
すべての原発の運転停止と、廃炉を通して、原子力に依存しない、
共に生きあえる社会の実現に向けた取り組みが、なされる歩みを進めてまいりたいと、意を決しております。


2012年4月23日
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原発ムラのみなさん、わたしらはもう原発の電気使いとうないねん。さっさと燃料冷やしてんか!

2012年05月27日 | 日本とわたし
【滋賀】大飯原発再稼働 県民は反対「8割」 中日新聞 2012年5月26日

滋賀県が実施した、県政モニターアンケートで、回答者の8割が、
関西電力大飯原発3,4号機(福井県おおい町)を、現時点では、再稼働するべきではない、と答えた
ことが、県のまとめで分かった。
今回の結果は、嘉田由紀子知事が、再稼働問題に対する県としての見解をまとめる際、判断材料の一つとなるとみられる。

16~23日の間、県民モニターとして登録する、県民357人を対象に実施した。
288人が、インターネット上で回答し、回収率は、80.7%%だった。

再稼働の賛否を聞いた設問回答で、
「条件が整うまで再稼働するべきではない」が最も多い43.8%
「今後も再稼働するべきではない」は36.8%で、大半が、少なくとも今の段階で再稼働することに反対だった。「現状で再稼働するべきだ」は16.7%にとどまった。

賛否の理由では、
「福島原発事故を教訓とした安全対策が取られていないから」が6割。
「放射性物質の拡散で県民の健康への影響や琵琶湖の環境汚染のおそれがある」(45.7%)、
「原子力規制庁の設置など安全確保体制が不十分」(44.3%)
を挙げた人も多かった。

嘉田知事が、京都府の山田啓二知事と共同でまとめた、政府への原発政策に関する提言には、
74%が「賛同」「どちらかといえば賛同」と回答。

原子力規制庁の早期設置など、中立性の確立や、透明性の確保、中長期的なエネルギー政策の見通しなど、提言に盛り込んだ7項目の中で、
重要と思う項目を選ぶ設問では、「福島原発事故を踏まえた安全性の実現」が6割を占めた。

一方、原発が再稼働しない場合、電力需給の逼迫(ひっぱく)が予想される今夏に、消灯やエアコンを切るなど、
家庭の節電対策への協力の意向は、
「無理のない範囲でできる」(53.8%)
「大いにできる」(40.3%)と回答し、合わせて94.1%を占めた。
(梅田歳晴)



ちょいと前に、大阪の市長が、臨時再稼働とかなんとか、またけったいなこと言い出してたけど、
自分でちゃらちゃら好き勝手なこと発言する前に、京都や滋賀みたいに、市民の声を聞いたらどう?
市民は今までもずっと、電力会社の姑息で狡賢くて強慾で無責任な言い値を、料金として払わされてて、
それは原発に関係するケタ違いに高額な費用や、これから廃炉にするための費用もしっかり分担させられてて、
そやから、電力会社は、たいていのことでは損せんようになってて、
そんなこんなの、めちゃくちゃ腹立つことがわかってからでも、暴動が起こるわけやない、不払いが広がるわけやない、
今まで通り、きちんきちんと料金払てる市民の、ほんまの心のうちに、耳を傾けたってよ。

停電やら節電やら、不便で、人によっては健康や命に関わることでもあるのに、
あの原発さえ停められるんやったらって、節電に協力しますよって思てはる。
核物質の塊に、二度と熱を帯びささんために。
一日でも早う冷やし切って、次の大地震が来たとこに原発があったとしても、
ああ、今回は、きちっと冷却できてたから、大事に至らんでよかったなあと思えるように。

放射能好きのあんたらにはわからんのやろけど、
放射能なんか、市民の誰も、動物も、植物も、魚も、好きなもんおらんねん。
めちゃくちゃ迷惑やねん。
どうしても放射能と遊びたいんなら、ロケットにでも積んで、宇宙の果てに一緒に飛んでって。
この地球から消え去って。
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