ツィート仲間で、いつも貴重な情報を教えてくださる、おかだひでおさんとおっしゃる方が、
こんな素晴らしい活動をされている、ある女性のことを教えてくださいました。
その女性の名は、満田夏花(かのん)さん。
彼女はこの一年、ひたすら20mSv撤回、避難の権利確立、再稼働阻止など政府交渉などで活躍されている方です。
今回、福井や関西の市民団体が、丹念に戸別訪問をし、町の人の声を引き出されました。
それがこの、『おおい町民の心』のPDFとしてまとめられています。
おおい町の皆さまへ
先週4月21・22日 原発再稼働に関する戸別訪問アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
戸別訪問アンケート結果をお伝えします
事故の心配と雇用の心配・・・複雑な思いを抱いている人が多数でした。
・福島原発事故のような事故が起きるのではないか、という心配が最も多数でした。
また、雇用や仕事が心配という項目を同時に選ばれる人も多くありました。
・再稼働してもしなくても、それぞれに子や孫の将来が心配。
・避難ができるのか、そして福島原発事故の原因がまだ分からないことが心配。
アンケート結果は4月23日に町に提出し、すべての町会議員にも配布してもらいました。
*26日の町民説明会でも、議会報告でも、安全性に関する多くの不安の声が出されました。
*免震事務棟の完成や、炉心溶融が起きたときの対策は、数年後でいいの?
*大飯原発だけ、新しい安全規制や規制庁もできないうちに再稼働して、大丈夫でしょうか?
再稼働の判断には、町の皆さんの声が、反映されるべきではないでしょうか?
地元選出の町会議員さんや役場に、声を届けてください。
プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会 (若狭町)
グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581 2012.4.30
戸別訪問アンケート結果をお伝えします・・・348名の皆さんから回答がありました。
大飯原発3.4号の再稼働について、皆さんが心配していることは何ですか?
4月21,22日の両日、おおい町の皆さんにアンケートに協力していただきました。ありがとうございました。
戸別訪問をして、心配な項目にシールを貼ってもらいました(男性は緑色のシール、女性は赤色のシール)。
大飯原発3,4号の再稼働について、皆さんが心配していることは何ですか
1) 雇用(仕事)が心配 男46 女61
2) 福島原発事故のようにならないか心配 男51 女93
3) 子や孫の将来が心配 男29 女90
4) 電力不足が心配 男23 女36
5) 地震(3つの活断層が連動)で大事故にならないか心配 男19 女34
6) 事故になったとき、避難できるか心配 男34 女62
7) 再稼働しないと町の将来が心配 男21 女26
8) 観光や風評被害が心配 男2 女10
9) 福島原発事故の原因究明がまだで心配 男26 女37
10) 4閣僚の判断基準で安全なのか心配 男28 女19
11) 地域や日本の経済が心配 男13 女22
12) 安全対策が数年先になっているのが心配 男18 女29
13) 再稼働すると町の将来が心配 男5 女10
14) その他 男11 女22
アンケート回答者数:男性144名、女性204名 合計348名
アンケート結果は4月23日に町に提出しました。
また、議会事務局から、すべての町会議員さんに配布してもらいました。
このアンケートは、大飯原発3.4号の再稼働について、「賛成」「反対」を問うのではなく、町の皆さんが何を心配しているかをたずねたものです。
これまで私たちは、4回の戸別訪問を行い、町の皆さんから、多くの話を聞いてきました。
町外の私たちに対して、福島の事故について思うこと、原発建設前のこと、活断層のこと、家族や親戚が原発関連の会社で働いていること等々、多くの話をしてくださいました。
また同時に、再稼働については、隣の人とも、家族の中でも、話すことはほとんどないということでした。
そのため、再稼働について、町の皆さんが心配していることを、隣の人にも、町の人にも、役場や町会議員にも分かるように、無記名でアンケートを行いました。
★アンケート結果(一人で3項目まで選んでもらった結果)
心配していることで多かった上位5項目
1. 福島事故のようにならないか心配・・・144名
2. 子や孫の将来が心配・・・199名
3. 雇用(仕事)が心配・・・107名
4. 事故になったとき、避難できるか心配・・・96名
5. 福島原発事故の原因究明がまだで心配・・・63名
★アンケート結果が示しているもの
1. 再稼働によって、福島原発事故のような大事故が起こるのではないかと、多くの人が心配されていました。
2. 同時に、原発関連で働く人が多い立地町で、再稼働されない場合に、雇用や仕事のことを心配されている人も多くありました。
事故の不安と、雇用の不安を、同時に選んだ人も多くありました。
3. 再稼働がどちらになったとしても、今のおおい町が置かれている状況を踏まえ、多くの人が、「子や孫の将来が心配」と思っていました。
※これらの結果は、町の人たちの複雑な心境を、はっきりと示しています。
4. 事故のときに、避難ができるのか、また、福島原発事故の原因究明がまだであることに対する、不安の声も多くありました。
5. 全ての項目が心配と言われる方もあり、「3つまで選ぶ」のが難しい、という声が多くありました。
◇実施日:2012年4月21~22日の2日間
◇実施方法:戸別訪問で、該当する心配の項目にシールを貼ってもらう方法。3つの項目まで選択可。
◇アンケート項目:これまで戸別訪問をして、町民の皆さんとの話の中で出てきたものから13項目を作成
◇アンケート実施団体:4団体
プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会/原子力発電に反対する福井県民会議
グリーン・アクション/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
*26日の町民説明会でも、議会報告でも、安全性に関する多くの不安の声が出されました。
防潮堤や免震事務棟などは数年先に完成することになっています。
「想定外」は許されないのだから、それらが完成してから、再稼働の判断をすればいいのでは?
なぜそんなに再稼働を急ぐのか?
安全を保証する国の指針等は、福島原発事故で破綻しました。
保安院は廃止されます。
それに代わる新しい原子力規制庁もまだありません。
それなのに
大飯3.4号だけ、いそいで再稼働していいのでしょうか?
■ 福島原発事故によって、これまでの原発の安全の基礎であった「安全審査指針」等は、破綻してしまいました。
現在、原子力安全委員会で、指針等の見直し作業が続けられています。
これらをもとに、新しい法律などが作られます。
現在は、原発の安全性を保証する、国の法律はないに等しいのです。
■ ストレステストも、「現在の一次評価だけでは、安全性は確認できない」と、安全委員会の班目委員長がはっきり述べています。
■ 福島原発事故の原因(地震と津波の両方について)等について、国会の事故調査委員会が調査中です。
まだ、原因も、事故の実態も、分かっていないのです。
■ 現在の原子力安全保安院や、原子力安全委員会はなくなります。
それに代わる新しい原子力規制庁は、まだつくられていません。
■ どこから見ても、原発の再稼働について、安全性を保証できるものはないのです。
そのため、4閣僚の判断基準は、炉心溶融が起きた後の対策などは、先延ばしにしてもいいとしています。
■ 枝野経産大臣に続き、細野原発事故担当相も。大飯だけ、こんなにいそいでいいの?
細野原発事故担当大臣は、大飯原発3号機、4号機以外の、原発の運転再開について、
「国民の、原子力行政への不信感が高まっているので、新しい安全規制機関が誕生したところで、厳しい規制を作り、その下で判断すべきだ」と述べ、
原子力規制庁の発足前は、難しいという認識を示しました。 (4月28日NHKニュース)
■ 町議会は再稼働の意思表示をどうするか検討しています。
■ 再稼働の判断は、町の皆さんの声が反映されるべきではないでしょうか?
■ 地元選出の町会議員さんや役場に、皆さんの声を伝えましょう。
以上が、アンケート結果がまとめられたPDFの内容です。
町の住民の方々は、やはり不安を感じられているのです。
それを、あんなスカタンな、チョケ男が議長というような、最悪の議会を世間に晒されて、いったい町の皆さんはどんな気持ちでいはるんでしょうね。
もう時間がありませんよ。
原発を抱えた町の住民として、腹括ってください。
不安は稼働したら最後、もっともっと膨らみます。
お金より命やと思います。
箱より心やと思います。
どうか勇気出して、原発にNO!を突きつけた、最初の地元になってください!
こんな素晴らしい活動をされている、ある女性のことを教えてくださいました。
その女性の名は、満田夏花(かのん)さん。
彼女はこの一年、ひたすら20mSv撤回、避難の権利確立、再稼働阻止など政府交渉などで活躍されている方です。
今回、福井や関西の市民団体が、丹念に戸別訪問をし、町の人の声を引き出されました。
それがこの、『おおい町民の心』のPDFとしてまとめられています。
おおい町の皆さまへ
先週4月21・22日 原発再稼働に関する戸別訪問アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
戸別訪問アンケート結果をお伝えします
事故の心配と雇用の心配・・・複雑な思いを抱いている人が多数でした。
・福島原発事故のような事故が起きるのではないか、という心配が最も多数でした。
また、雇用や仕事が心配という項目を同時に選ばれる人も多くありました。
・再稼働してもしなくても、それぞれに子や孫の将来が心配。
・避難ができるのか、そして福島原発事故の原因がまだ分からないことが心配。
アンケート結果は4月23日に町に提出し、すべての町会議員にも配布してもらいました。
*26日の町民説明会でも、議会報告でも、安全性に関する多くの不安の声が出されました。
*免震事務棟の完成や、炉心溶融が起きたときの対策は、数年後でいいの?
*大飯原発だけ、新しい安全規制や規制庁もできないうちに再稼働して、大丈夫でしょうか?
再稼働の判断には、町の皆さんの声が、反映されるべきではないでしょうか?
地元選出の町会議員さんや役場に、声を届けてください。
プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会 (若狭町)
グリーン・アクション
京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL 075-701-7223 FAX 075-702-1952
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581 2012.4.30
戸別訪問アンケート結果をお伝えします・・・348名の皆さんから回答がありました。
大飯原発3.4号の再稼働について、皆さんが心配していることは何ですか?
4月21,22日の両日、おおい町の皆さんにアンケートに協力していただきました。ありがとうございました。
戸別訪問をして、心配な項目にシールを貼ってもらいました(男性は緑色のシール、女性は赤色のシール)。
大飯原発3,4号の再稼働について、皆さんが心配していることは何ですか
1) 雇用(仕事)が心配 男46 女61
2) 福島原発事故のようにならないか心配 男51 女93
3) 子や孫の将来が心配 男29 女90
4) 電力不足が心配 男23 女36
5) 地震(3つの活断層が連動)で大事故にならないか心配 男19 女34
6) 事故になったとき、避難できるか心配 男34 女62
7) 再稼働しないと町の将来が心配 男21 女26
8) 観光や風評被害が心配 男2 女10
9) 福島原発事故の原因究明がまだで心配 男26 女37
10) 4閣僚の判断基準で安全なのか心配 男28 女19
11) 地域や日本の経済が心配 男13 女22
12) 安全対策が数年先になっているのが心配 男18 女29
13) 再稼働すると町の将来が心配 男5 女10
14) その他 男11 女22
アンケート回答者数:男性144名、女性204名 合計348名
アンケート結果は4月23日に町に提出しました。
また、議会事務局から、すべての町会議員さんに配布してもらいました。
このアンケートは、大飯原発3.4号の再稼働について、「賛成」「反対」を問うのではなく、町の皆さんが何を心配しているかをたずねたものです。
これまで私たちは、4回の戸別訪問を行い、町の皆さんから、多くの話を聞いてきました。
町外の私たちに対して、福島の事故について思うこと、原発建設前のこと、活断層のこと、家族や親戚が原発関連の会社で働いていること等々、多くの話をしてくださいました。
また同時に、再稼働については、隣の人とも、家族の中でも、話すことはほとんどないということでした。
そのため、再稼働について、町の皆さんが心配していることを、隣の人にも、町の人にも、役場や町会議員にも分かるように、無記名でアンケートを行いました。
★アンケート結果(一人で3項目まで選んでもらった結果)
心配していることで多かった上位5項目
1. 福島事故のようにならないか心配・・・144名
2. 子や孫の将来が心配・・・199名
3. 雇用(仕事)が心配・・・107名
4. 事故になったとき、避難できるか心配・・・96名
5. 福島原発事故の原因究明がまだで心配・・・63名
★アンケート結果が示しているもの
1. 再稼働によって、福島原発事故のような大事故が起こるのではないかと、多くの人が心配されていました。
2. 同時に、原発関連で働く人が多い立地町で、再稼働されない場合に、雇用や仕事のことを心配されている人も多くありました。
事故の不安と、雇用の不安を、同時に選んだ人も多くありました。
3. 再稼働がどちらになったとしても、今のおおい町が置かれている状況を踏まえ、多くの人が、「子や孫の将来が心配」と思っていました。
※これらの結果は、町の人たちの複雑な心境を、はっきりと示しています。
4. 事故のときに、避難ができるのか、また、福島原発事故の原因究明がまだであることに対する、不安の声も多くありました。
5. 全ての項目が心配と言われる方もあり、「3つまで選ぶ」のが難しい、という声が多くありました。
◇実施日:2012年4月21~22日の2日間
◇実施方法:戸別訪問で、該当する心配の項目にシールを貼ってもらう方法。3つの項目まで選択可。
◇アンケート項目:これまで戸別訪問をして、町民の皆さんとの話の中で出てきたものから13項目を作成
◇アンケート実施団体:4団体
プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会/原子力発電に反対する福井県民会議
グリーン・アクション/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
*26日の町民説明会でも、議会報告でも、安全性に関する多くの不安の声が出されました。
防潮堤や免震事務棟などは数年先に完成することになっています。
「想定外」は許されないのだから、それらが完成してから、再稼働の判断をすればいいのでは?
なぜそんなに再稼働を急ぐのか?
安全を保証する国の指針等は、福島原発事故で破綻しました。
保安院は廃止されます。
それに代わる新しい原子力規制庁もまだありません。
それなのに
大飯3.4号だけ、いそいで再稼働していいのでしょうか?
■ 福島原発事故によって、これまでの原発の安全の基礎であった「安全審査指針」等は、破綻してしまいました。
現在、原子力安全委員会で、指針等の見直し作業が続けられています。
これらをもとに、新しい法律などが作られます。
現在は、原発の安全性を保証する、国の法律はないに等しいのです。
■ ストレステストも、「現在の一次評価だけでは、安全性は確認できない」と、安全委員会の班目委員長がはっきり述べています。
■ 福島原発事故の原因(地震と津波の両方について)等について、国会の事故調査委員会が調査中です。
まだ、原因も、事故の実態も、分かっていないのです。
■ 現在の原子力安全保安院や、原子力安全委員会はなくなります。
それに代わる新しい原子力規制庁は、まだつくられていません。
■ どこから見ても、原発の再稼働について、安全性を保証できるものはないのです。
そのため、4閣僚の判断基準は、炉心溶融が起きた後の対策などは、先延ばしにしてもいいとしています。
■ 枝野経産大臣に続き、細野原発事故担当相も。大飯だけ、こんなにいそいでいいの?
細野原発事故担当大臣は、大飯原発3号機、4号機以外の、原発の運転再開について、
「国民の、原子力行政への不信感が高まっているので、新しい安全規制機関が誕生したところで、厳しい規制を作り、その下で判断すべきだ」と述べ、
原子力規制庁の発足前は、難しいという認識を示しました。 (4月28日NHKニュース)
■ 町議会は再稼働の意思表示をどうするか検討しています。
■ 再稼働の判断は、町の皆さんの声が反映されるべきではないでしょうか?
■ 地元選出の町会議員さんや役場に、皆さんの声を伝えましょう。
以上が、アンケート結果がまとめられたPDFの内容です。
町の住民の方々は、やはり不安を感じられているのです。
それを、あんなスカタンな、チョケ男が議長というような、最悪の議会を世間に晒されて、いったい町の皆さんはどんな気持ちでいはるんでしょうね。
もう時間がありませんよ。
原発を抱えた町の住民として、腹括ってください。
不安は稼働したら最後、もっともっと膨らみます。
お金より命やと思います。
箱より心やと思います。
どうか勇気出して、原発にNO!を突きつけた、最初の地元になってください!