ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

うさぎ猫の災難

2012年05月03日 | 家族とわたし
無事収監。


寝入っているところを襲撃されたショーティ。あっという間に檻の中へ。
この檻に入れられて、彼女は大津から新大阪までのJR快速を二往復し、
関空からアメリカは東海岸まで、飛行機の荷物と一緒に運ばれ、
やっと着いたかと思えば、旦那の実家のあるペンシルバニアの家の地下に、1ヵ月閉じ込められていた。

なのでこの檻は、彼女にとっては、悪夢の象徴の他の何物でもない。


断末魔のような、この檻の中だけで発する叫び声を聞きながら運転するのは、かなり大変。
集中不可能……。

とにかく無事に、いつもお世話になっている動物病院に到着。
もちろん、まだ鳴いている……。



裂けた耳は、年令からいうと、驚異的な早さと完璧さで治っていて、治療の必要無し。
腫瘍かと心配していたお腹のふくらみは、単なる脂肪……飼い主と同じか……。
内臓も心臓もすこぶる健康な、13才半のおばあちゃん猫だと診断してもらった。

「この仔、うさぎさんみたいに柔らかいね~!けど、このお腹は、ふふふ……」と看護士さん。
「ビールはほどほどにね」と獣医さん。

部屋の中にいる人間みんな、偶然にも小太り揃い。
おいおい、自分に言い聞かせてるんちゃうん?
がはははは!と、異様に盛り上がる。
ショーティは鳴き疲れて無言……。

屋内・屋外で生きてる猫用に、予防接種を2種類打ってもらい、無事終了。

いつ来ても、ほんわかのんびりの、お気に入りの動物病院。

 
ま、本ニャンにしてみれば、ほんわかのんびりなんて全然思ってないのだろうけど……。
でも、よかったねショーティ。
帰ったら、ご褒美に、ちょいと高級カリカリをあげよう。
コメント (2)
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