みんな楽しくHappy♡がいい♪のkiikoさん、いつもありがとう!
以下はOur Planet TVで報道された記事から抜粋しました。
『国内にある商業用原発で、現在、唯一稼働している泊原発3号機が、定期検査入りする5月5日、
国内の、全原発の停止を祝う、カウントダウンイベントやデモが、全国各地で企画されている。
東京霞ヶ関の経済産業省前に、テントを設置し、脱原発を訴えている、いわゆる「経産省前テント」でも、
5月5日に向けて、様々な催しが行われる予定だ。
北海道電力の発表によると、泊原発3号機は、5月5日午後5時ごろから低下させ、午後11時ごろに停止させる。
原子炉本体が止まるのは、6日未明。
これにより、国内の全原発が停止する。
国内の原発が、全て停止するのは、日本原子力発電の東海原発と敦賀原発が、同時に定期点検入りした、
1970年4月30日から5月4日以来、42年ぶりとなる。
大飯原発の再稼働に反対して、集団でのハンガーストライキが続けられている「経産省前テント」では、
5月5日の全原発停止に向けて、「原発ゼロまであと4日」という、カウントダウンの標識が登場。
全国から、様々な人が、テントを訪れている。
2日には、瀬戸内寂聴さん(89歳)や、ノンフィクション作家の澤地久枝さん(81歳)、ルポライターの鎌田慧さん(73歳)がテントを訪れ、ハンストに参加。
医師に内緒で、ハンストを始めたという瀬戸内さんは、戦争中を振り返り、
「当時は、大本営発表を信じていておろかだった。ニュースは真実ではない。疑ってかかりなさい」と忠告した。
また、1日の夜からハンストを続ける澤地さんは、若い人に対して、
「自分の明日、好きな人と結婚して子どもが生まれる時に、不安はないのか?まずはそこから考えて欲しい」と訴えた。
ハンスト参加者は、4月17日から、5月2日までで、およそ110人となった。
医者に内緒で、若者に、そしてわたし達に、原発はなくさないといけないという思いを伝えようとしてくれはった瀬戸内寂聴さん(89才)。
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90年生きてきて今ほど悪い日本はありません。
このままの日本を若者に渡せない。
90のばあさんがここに座ったら、マスコミに取り上げられ、それを見た若者が張り切って行動してくれると思って。
広島や長崎で、原爆の被害を受けた日本が、唯々諾々と原発を使っているのは恥ずかしい。
原発はなくさないといけない
誰かに任せて、なんで(原発が)無くなるんですか。
自分たちで戦って無くさなきゃいけないんです。
人任せにして、どうして無くなりますか。
自分が動かないとダメですよ。
何を考えているのかと思った。(原発の再稼働について)
これまでにないくらい、日本の状態は悪くなっている。
これまで生きてきて、福島の原発事故のような恐ろしいことは、戦争以外に一度もなかった。
政府は、再稼働をどうして焦るのか。
原発事故は人災であり、同じことを繰り返しては、子どもや若い人たちがかわいそうだ。
あなた達記者も、命をかけて報じなさい。(大手メディアに向けて)
わたしはね、前の戦争を経験しています。
だからその時にはね、もう非常に素直な人間だったからね、
もう、情報を全部信じていたの。
だから「勝った勝った」って言ったら勝ったんだってね、ちょうちん行列したりね、そういう事をしていたんですよ。
だから日本が負けるなんていう事はね、夢にも思わなかったの。
だけども、もう、見事に負けたでしょ?
その時私は北京にいて北京で終戦を迎えましたからね、
もうとても、殺されると思いましたよ、もう自分のことはね。
その時は本当に大本営の発表を信じてたね、自分の愚かさがね、もうつくづく戦後嫌になってね、
それで私はもう、
今までは、人の言う事をよく聞いてきたけれども、
これからはもう、自分でね、こう触ってね、体で感じたね、ものでないと、信じまいと思ったんですよ。
世の中に出ているね、ニュースっていうのはね、決してその真実じゃないと、私は今思っているんですよ。
だからね、「何でも疑ってかかりなさい」っていう事をね、若い人に言いたい。
そして鎌田慧さん(73才) ルポライター
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5月5日に、日本の原発が全面停止するという事は、これは、原発反対運動の勝利です。
どうしてかと言いますと、その前に再稼働させようと、政府が悪あがきしてましたけれど、
結局それが出来なかった。
出来なかったのは、世論の力が大きかったからです。
全面停止してみれば、何不自由ない現実が立ち上がったわけで、
それが、1日でも長く続くことは、原発が全く不要であった事がはっきりする訳で、
つまり、原発社会っていうのは、巨大なフィクションであった、というのがよく分かると思います。
そしてもうお一方、澤地久枝さん(81才) ノンフィクション作家
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日本国は、全部汚染されている位なんですよ。
だって、海に囲まれて、海のものを食べてる訳でしょ?
だけど、当然、魚はやられています。
で、深いところにいる魚がいますね、そういう魚が、かなり放射能が高いんですね。
いずれ、海も魚も、食べられなくなるような日が来ますよ。
今は、国が押さえているからね、数字をね。
でも、漁業も奪われ、農業も奪われ、子どもたちの健康も保証されない。
それから、大人たちは雇用がないというようなね、どん詰まりの状態でしょ。
今すぐ、生活をすっかり変えることはできないけれども、
よりいい方向へね、
元の生活ができる、それは場所がかわるかもしれないけれど、
おとうさんは両方?をやるし、仕事を与えられ、
そして、親子がそろって日常生活を送れるような方向へ向かうということぐらいしか、
私たちはしてあげられないじゃないですか。
でも、そういう方向も見えませんね。
でもそれは、言わなきゃやらないわ、この国は。
それをやりたい。
それから、こういう運動に、若い人が「なんだろう?」と、
自分の明日、つまり、好きな人がいたら、好きな人と結婚して、子どもが生まれる時に、あなたは不安がないのか?
という事から考えてもらいたい。
そうすると、このままいたら、ひどいことになるという事が、分かると思うのね。
まだ始まったばっかりみたいね、1年も経ったのにね、
でも、私は、若い人たちが目覚めてくれることに、希望を繋いでいます。
昨日と今日に渡って聞いた、四号機についての恐ろしい現実を、結局のところ、無意識にせよ無知にせよ、導いてしもたわたしらの先輩が、
ハンストをしてまで、怠惰で無意思になってしもたマスコミに訴えてる。
そして日本は、ほんまにひどい人間どもとシステム、そして放射能の塊を抱えた建物に、ぐるりと取り囲まれてしもた。
わたしはついこないだ55才になった。
これから命が尽きるその日までの間に、世界がとりあえず、せめて今の状態を保ってくれてるなら、
わたしはこの方々のように、思いをしっかり持ち、それを若い人達に伝えていける健全な心身を保ちたいと、
このお三方のお顔を拝見しながら、言葉を聞きながら、しみじみと思た。
そうせんと死ねん。
かんにんな、こんな世界にしてしもて……などと謝りながら、悔やみながら、死にとうない。
以下はOur Planet TVで報道された記事から抜粋しました。
『国内にある商業用原発で、現在、唯一稼働している泊原発3号機が、定期検査入りする5月5日、
国内の、全原発の停止を祝う、カウントダウンイベントやデモが、全国各地で企画されている。
東京霞ヶ関の経済産業省前に、テントを設置し、脱原発を訴えている、いわゆる「経産省前テント」でも、
5月5日に向けて、様々な催しが行われる予定だ。
北海道電力の発表によると、泊原発3号機は、5月5日午後5時ごろから低下させ、午後11時ごろに停止させる。
原子炉本体が止まるのは、6日未明。
これにより、国内の全原発が停止する。
国内の原発が、全て停止するのは、日本原子力発電の東海原発と敦賀原発が、同時に定期点検入りした、
1970年4月30日から5月4日以来、42年ぶりとなる。
大飯原発の再稼働に反対して、集団でのハンガーストライキが続けられている「経産省前テント」では、
5月5日の全原発停止に向けて、「原発ゼロまであと4日」という、カウントダウンの標識が登場。
全国から、様々な人が、テントを訪れている。
2日には、瀬戸内寂聴さん(89歳)や、ノンフィクション作家の澤地久枝さん(81歳)、ルポライターの鎌田慧さん(73歳)がテントを訪れ、ハンストに参加。
医師に内緒で、ハンストを始めたという瀬戸内さんは、戦争中を振り返り、
「当時は、大本営発表を信じていておろかだった。ニュースは真実ではない。疑ってかかりなさい」と忠告した。
また、1日の夜からハンストを続ける澤地さんは、若い人に対して、
「自分の明日、好きな人と結婚して子どもが生まれる時に、不安はないのか?まずはそこから考えて欲しい」と訴えた。
ハンスト参加者は、4月17日から、5月2日までで、およそ110人となった。
医者に内緒で、若者に、そしてわたし達に、原発はなくさないといけないという思いを伝えようとしてくれはった瀬戸内寂聴さん(89才)。
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90年生きてきて今ほど悪い日本はありません。
このままの日本を若者に渡せない。
90のばあさんがここに座ったら、マスコミに取り上げられ、それを見た若者が張り切って行動してくれると思って。
広島や長崎で、原爆の被害を受けた日本が、唯々諾々と原発を使っているのは恥ずかしい。
原発はなくさないといけない
誰かに任せて、なんで(原発が)無くなるんですか。
自分たちで戦って無くさなきゃいけないんです。
人任せにして、どうして無くなりますか。
自分が動かないとダメですよ。
何を考えているのかと思った。(原発の再稼働について)
これまでにないくらい、日本の状態は悪くなっている。
これまで生きてきて、福島の原発事故のような恐ろしいことは、戦争以外に一度もなかった。
政府は、再稼働をどうして焦るのか。
原発事故は人災であり、同じことを繰り返しては、子どもや若い人たちがかわいそうだ。
あなた達記者も、命をかけて報じなさい。(大手メディアに向けて)
わたしはね、前の戦争を経験しています。
だからその時にはね、もう非常に素直な人間だったからね、
もう、情報を全部信じていたの。
だから「勝った勝った」って言ったら勝ったんだってね、ちょうちん行列したりね、そういう事をしていたんですよ。
だから日本が負けるなんていう事はね、夢にも思わなかったの。
だけども、もう、見事に負けたでしょ?
その時私は北京にいて北京で終戦を迎えましたからね、
もうとても、殺されると思いましたよ、もう自分のことはね。
その時は本当に大本営の発表を信じてたね、自分の愚かさがね、もうつくづく戦後嫌になってね、
それで私はもう、
今までは、人の言う事をよく聞いてきたけれども、
これからはもう、自分でね、こう触ってね、体で感じたね、ものでないと、信じまいと思ったんですよ。
世の中に出ているね、ニュースっていうのはね、決してその真実じゃないと、私は今思っているんですよ。
だからね、「何でも疑ってかかりなさい」っていう事をね、若い人に言いたい。
そして鎌田慧さん(73才) ルポライター
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5月5日に、日本の原発が全面停止するという事は、これは、原発反対運動の勝利です。
どうしてかと言いますと、その前に再稼働させようと、政府が悪あがきしてましたけれど、
結局それが出来なかった。
出来なかったのは、世論の力が大きかったからです。
全面停止してみれば、何不自由ない現実が立ち上がったわけで、
それが、1日でも長く続くことは、原発が全く不要であった事がはっきりする訳で、
つまり、原発社会っていうのは、巨大なフィクションであった、というのがよく分かると思います。
そしてもうお一方、澤地久枝さん(81才) ノンフィクション作家
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日本国は、全部汚染されている位なんですよ。
だって、海に囲まれて、海のものを食べてる訳でしょ?
だけど、当然、魚はやられています。
で、深いところにいる魚がいますね、そういう魚が、かなり放射能が高いんですね。
いずれ、海も魚も、食べられなくなるような日が来ますよ。
今は、国が押さえているからね、数字をね。
でも、漁業も奪われ、農業も奪われ、子どもたちの健康も保証されない。
それから、大人たちは雇用がないというようなね、どん詰まりの状態でしょ。
今すぐ、生活をすっかり変えることはできないけれども、
よりいい方向へね、
元の生活ができる、それは場所がかわるかもしれないけれど、
おとうさんは両方?をやるし、仕事を与えられ、
そして、親子がそろって日常生活を送れるような方向へ向かうということぐらいしか、
私たちはしてあげられないじゃないですか。
でも、そういう方向も見えませんね。
でもそれは、言わなきゃやらないわ、この国は。
それをやりたい。
それから、こういう運動に、若い人が「なんだろう?」と、
自分の明日、つまり、好きな人がいたら、好きな人と結婚して、子どもが生まれる時に、あなたは不安がないのか?
という事から考えてもらいたい。
そうすると、このままいたら、ひどいことになるという事が、分かると思うのね。
まだ始まったばっかりみたいね、1年も経ったのにね、
でも、私は、若い人たちが目覚めてくれることに、希望を繋いでいます。
昨日と今日に渡って聞いた、四号機についての恐ろしい現実を、結局のところ、無意識にせよ無知にせよ、導いてしもたわたしらの先輩が、
ハンストをしてまで、怠惰で無意思になってしもたマスコミに訴えてる。
そして日本は、ほんまにひどい人間どもとシステム、そして放射能の塊を抱えた建物に、ぐるりと取り囲まれてしもた。
わたしはついこないだ55才になった。
これから命が尽きるその日までの間に、世界がとりあえず、せめて今の状態を保ってくれてるなら、
わたしはこの方々のように、思いをしっかり持ち、それを若い人達に伝えていける健全な心身を保ちたいと、
このお三方のお顔を拝見しながら、言葉を聞きながら、しみじみと思た。
そうせんと死ねん。
かんにんな、こんな世界にしてしもて……などと謝りながら、悔やみながら、死にとうない。