ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

原発好きが勝手に造った、日本一の無駄づかい工場

2012年05月19日 | 日本とわたし
核燃料再処理工場 動かなくても年1100億円

維持費「もんじゅ」の5倍強 東京新聞

使用済み核燃料の再利用に向け、試験が進む日本原燃の再処理工場(青森県六ヶ所村)は、
仮に稼働させなくても、維持費だけで、年間1100億円もの費用がかかることが、政府の資料や日本原燃への取材で分かった。
再処理工場を含む核燃料サイクルは、10兆円の巨費を投じても、実現のめどが立っていない。
費用はいずれも、電気料金などの形で、国民が負担している。
当てのないまま事業を続けるのか、議論を呼びそうだ。

原子力委員会で核燃料サイクル事業の是非が議論されている。
2020年に原発をゼロにし、それまでに使った核燃料は、再処理せずに地中に埋める直接処理が、最もコストが安い、との試算が出た。
ただし、推進派と反対派の主張がかみ合わず、判断を先送りするムードが出てきた。

先送りした場合、問題になるのが、ほとんど完成した再処理工場の扱いだ。
新たな方針が決まるまでの間は、試験運転程度にとどめたとしても、
保守点検、グループ会社による警備、放射線管理、人件費など、さまざまな費用が必要になるという。

核燃料サイクル事業では、高速増殖原型炉(もんじゅ)「福井県敦賀市」も、停まっていても、年200億円弱を費やすことが問題視されてきたが、
再処理工場は実に、5倍強の維持費だ。


本誌の取材に、日本原燃は、
「設備を安全かつ健全な状態に維持・管理するための、恒常的な費用」と主張。
現状で100億円近い再処理技術の研究費の継続さえ、必要
との立場だ。
これらの費用とは別に、現在、核燃料サイクル施設が立地していることを理由に、政府が青森県内の自治体に支払っている交付金もある。
2011年度の交付金は92億円。
費用も交付金も、大半は、電気料金、一部は税金の形で、国民が負担している。



ちょっとちょっとちょっとちょっと、もうええ加減にしてほしいねんけど!
年に1100億円て……なんの意味もないのに1100億円て……。

もんじゅの年200億円でも、腹の底からアホか思たのに、その5倍やて……。
ほんで、それを払てるのは、他の誰でもない、電気料金に混ぜ込まれて、知らんと払てるそこのあんさん、あんた方どこさ、肥~後どこさ♪
いや、もう、呆れ返って冗談でも言うてなしゃあない。

電気代、そういうのん抜いてもろたらどうですか?
今、原発止まってるんでしょ?
今まで通りに請求されて、なんでしゃあないと思てはるんですか?
電力会社に、あんたら、ええ加減にしいや!
明細から原発関連、全部抜きやがれスカタン!言いましょよ! 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原爆の子、原子力発電!

2012年05月19日 | 日本とわたし
Yuima21cさんが教えてくださった、たんぽぽ舍さんが作らはった手ぬぐい。


この手ぬぐい、普通の手ぬぐいとはちょいと違う!
なんせ、原発は必要やと、今だに言うてる人を打ち負かす手ぬぐいやねんから。

ほな、紹介させてもらいます。
これ、販売してはるそうなんて、みなさん、ぜひぜひ手に入れて、毎日読んで覚えてくださいな。


【議論は終わってる……推進派のプロパガンダの嘘】

☆推進派を打ち負かす手ぬぐい★原発宣伝の大嘘

No Nukes Plaza たんぽぽ舎さんが楽しい手ぬぐいを作りました。
一枚500円で販売しているそうです――

たんぽぽ舎 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5階
email:nonukes@tanpoposya.net


原発宣伝の大嘘 ~原発の本当の姿~

1. 絶対安全?
事故によって「安全神話」が嘘だった事は、誰もが認識。 

2. 地元の要請?
反対運動を潰し半強制的に設置。
説明会ではやらせメール、さくら発言のオンパレード。

3. 発電料金が安い?
地元にばら撒く交付金は別会計。
バックエンド処理や事故処理費用を極端に低く見積もったトリック。

4. 電気が不足する?
ピーク時の電気使用量でも、火力と水力の発電能力を超えた事は無い。
オール電化のような非効率なものを作って必要にしようと画策しているだ

5. 原発は安定した発電方式?
安定しているのではない。
安定させて運転しなければ事故を起こす始末の悪い代物。

6. 石油が枯渇したときに備える(石油の代替)?
フロントエンドからバックエンドまで石油に依存。
石油無しに稼動出来ない。

7. 地球温暖化防止、クリーンエネルギー?
フロント&バックエンドそれぞれ石油を使い二酸化炭素を大量に放出。
冷却用の海水を暖め温室効果のある水蒸気を大量に作る。
二酸化炭素よりも遥かに危険な放射性物質製造マシーン。

8. 核の平和利用?
元々アメリカの核兵器産業を支え、アメリカの核の傘下を増やす為の詭弁

9. 国防上、核兵器をすぐに作れるようにして置く?
狭い国土に原発があるだけで国防上まな板の鯉。原発を攻撃されたらお仕舞い。

10.火力や水力とのベスト・ミックスが大切?

1~9の通り、原発は他の発電方式に勝るまともなメリットがないので、ベストミックスの発電方式の候補外。敢えて言うなら原発のミックス率は0%が理想。

以上、理性的な結論は脱原発。

◎質問、意見、反論、感想等は下記まで――
【議論は終わってる・・推進派のプロパガンダの嘘】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-591.html

以上↑が、手ぬぐいに書かれている文章。

ほんで、以下が↓、その文章の元になった、詳しい版。

『別バージョンもありました。
いわばロング・バージョンですが、ひょっとすると、いやきっと、これがオリジナルかも。
以下、文末まで引用です。
クレジットがわりに、タイトルにリンクを貼って敬意の表明に代えます。

雑草の言葉
議論は終わってる……推進派のプロパガンダの嘘
 2011-09-11 00:11
  
以下項目別に、推進派のプロパガンダを挙げ、宣伝内容と異なる実情を描かせて頂き、
そのプロパガンダ全てが破綻していること、つまり、原発をやる正当性が、破綻している事を示します。
この記事は、コメントなども参考に、随時加筆訂正致します。

脱原発派は、推進派との論争にお使い下さい。

推進派は、まともに反論出来なければ、推進していい道理はありません。
立場の定まっていない方は、原発の本当の姿をしっかり見定めれば、自ずと答えが見えるでしょう。

1. 絶対安全? 
実際に危険過ぎる事は、3.11以降、だれもが認識した事でしょう。
これ以上言うに及びません。
はじめから、危険過ぎる事は判っていたから、安全神話を創ってきたのです。
この期に及んで、「想定外」で逃げようとするのは、姑息で卑怯過ぎます。

2. 地元の要請?
電源三法交付金の札束で頬をたたいて、地元の人々を懐柔し、それでもなびかない者は脅して、「地元の要請」と言って、押し付けてきたのが実情です。
民衆の反対は、賄賂と権力によって、強制排除してきました。
地元での説明会も、さくら、やらせのオンパレードであった事は、やらせメール事件など、次々と明らかになっています。

3. 発電料金が安い?
燃料費が安かったのは、アメリカやイギリスが、軍事利用の為に、濃縮ウラン燃料をダンピングで売ったり、使用済み核燃料のプルトニウムを、買い取っていた当初だけです。
現在は、全然安くありません。
発電施設に至っては、火力発電などよりも、遥かに大げさでお金がかかります。
そして、なんと言っても詐欺的なのは、原発を設置する自治体にばら撒く交付金、
そしてバックエンドのコスト(発電が終わってからの、廃炉作業以降のコスト)は、コストに上乗せされていないと言うトリックがあります。
さらに、今回のような事故の期待値(確率統計用語としての『期待値』)も含まれていません。
これらの費用も上乗せすれば、火力、水力発電の数倍のコストになるでしょう。(10倍以上になると言っても誰も否定出来ないでしょう)。
つまり、費用対効果が破綻する事になりますから、原発は、やればやるほど、トータルで損失になるのです。

4. 電気が不足する?
原発が発電量の30%……と言うのは、原発を最優先に使って、他の発電施設を休ませての話です。
推進派は、原発が必要なものになるように、深夜電力温水器だとか電磁調理器、電気ストーブ、挙句はオール電化住宅のように、
電力を使うのには、能率が悪くて適さないものを増やし続けて、電力の浪費に努めてきましたが、
それでも、火力、水力などの発電能力の限界内で、殆と足りています。
原発が稼働を開始した、1960年代半ばから現在に至るまで、ピーク時の電気使用量が、火力と水力の発電能力を超えた年は、一度もありません。
真夏のピーク時に、ちょっと足りなくなりそうな事があっただけです。
節電の必要すらなかったのです。
それ以上に、原発を利用してまで作らなければならない電気などありません。
もしも足りなければ、その分使わないまでです。

5. 原発は安定した発電方式?
安定しているというよりも、安定させて運転しなければ、事故を起こす危険性が高くなるのです。
つまり、原発は、一端稼働させたら、出力を変えずに、ずっと運転を続けなければならない、始末の悪い代物です。
原発を、同じ出力で常に動かす為に、火力と水力で調整しているのです。
火力や水力のように、使わないときは、出力を弱めたり止めたりする事が、簡単に出来ないのです。
その為に、使用量の少ない深夜でも、同じ出力を保たなければならないので、
電気温水器のように、深夜電力の利用などと言う、非効率な手段が考え出されたのです。

6. 石油が枯渇した時に備える[石油の代替]?
原発は、発電所や燃料を作る段階から、使用後のバックエンド処理まで、石油に依存しています。
つまり、原子力は、石油無しに再生産出来ません。
さらに、原子力の燃料であるウランは、利用できるエネルギー量の換算で、石油の数分の一しか地球上に存在しません。
石油と比べて貧弱な資源ですが、そのわずかな分だけ掘り出して、製錬、濃縮して使っても、使用済み核燃料の処分には、途方もない時間とエネルギーを要します。
バックエンドの処理だけで、原子力の産み出した電気エネルギー分以上に使わなければならないでしょう。
石油が枯渇した後、使用済み核燃料の処理は出来なくなり、放射性物の漏れ放題になり、人類は滅んでしまうかも知れません。

7. 地球温暖化防止、クリーンエネルギー?
燃料のウランは、採掘の時、石油を大量に使います。
勿論廃炉処理でも、その後のバックエンド処理でも、石油を大量に使います。
つまり、二酸化炭素を大量に放出します。
原発は、非常に高温になるので、3分の2の熱は、海に捨てています。
この熱で、海水温は上昇するし、水蒸気も沢山出ます。
水蒸気は、いわゆる温室効果があります。
地球が温暖化しているとしたら、原発は、その原因の一つにはなるでしょうが、火力発電と比べても、温暖化抑止効果があるとは言えません。
最悪の環境破壊物質である放射性物質を、どんどん作り出しているのに(一基で一日当たり、広島原爆の数発分)発電時のみ二酸化炭素を出さない、と言うふざけた理由で、クリーンだと主張するのは、だまし行為そのものです。
最悪の、環境汚染物質製造マシーンです。
最も環境負荷の大きい、発電方式です。

8. 核の平和利用?
はじめから、アメリカの核兵器産業を支えるための、「核の平和利用」です。
いつでも、軍事転用が、眼中にある筈です。
軍事目的が無ければ、このような、発電方法として最悪の施設を作らないでしょう。
プルトニウムを生産して、いつでも核兵器の材料として、転用出来るようにしているのです。(実際は、国防上逆効果なのですが……)。

9. 国防上、核兵器をいつでも作れるようにして置く
(核兵器に転用する、プルトニウムを製造する為に、原発が必要)?
こんな狭い日本の国土に、原発があるだけで、日本は国防上、まな板の鯉です。
原発へのミサイル攻撃を示唆されるだけで、恐るべき脅威になるのです。
原子力産業界のプロパガンダによって、原爆を持つ事が、軍事的な圧倒的優位性を持つように言われて来ましたが、
原発がある時点で、その優位性も吹き飛ぶ、国防上の不利となる事を忘れてはなりません。
原発は、国防上、最もあってはならない施設です。

10. 火力や水力などとのベスト・ミックスが大切?
発電方式によって、一長一短がある場合、ベストミックスを考える事も意味があるでしょうが、
上の1~9で述べたように、原発は、他の発電方式に勝ると言えるまともなメリットがないので、ベストミックスに考慮される発電方式の対象外です。
それでも考慮しろ、と言うのなら、答えは簡単です。
原発のミックス割合は、常に0%です。


  
以上が、本当の「原発の常識」と言えるでしょう。
  
推進派は、これでもかとばかりに、嘘八百の虚偽で塗り固めたメリットを、宣伝して来たのがお分かりでしょう。
何故、嘘ばかりつかなければならないか……それは本当にメリットが何もないからです。
笑えるくらい呆れてしまいます。
こんな虚偽のプロパガンダが、許されていい筈がありません。

もし、以上の記述に、若干のミス等があったとしても、原発を推進したほうがいい、という結論までにはなりえないでしょう。
それは、私の論法が優れているからではなく、科学的事実として、原発はまったく割に合わない、
今すぐに止めるべき技術、既に、20世紀に破綻している技術だからです。
つまり、脱原発が、理性的な結論です。
21世紀に入る前に、全廃出来なかった事は、痛恨の極みです。
人類が、いかに愚かかを、物語っています。
質問、意見、感想等大歓迎です。
勿論、反論も大歓迎です。
但し、まともな根拠に基づいて、論理的に反論して下さい。
まともな反論が出来ないからと、抽象的な誹謗中傷しか出来ないのは、最低の行為です。
そのようなコメントがくれば、推進派はまともな議論が出来ず、脱原発派の主張が正しい事が、間接的に明らかになるだけです。
反原発派だけでなく、ニュートラルな人々にも、伝わっていいかも知れません』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

べつになんの目的もなく、それでも楽しいマンハッタン♪

2012年05月19日 | ひとりごと
朝からブンブンと、電動ノコギリの音が聞こえてくると思たら……、
ポールとピンキーが50年暮らしていた家の、古い古いしだれ桜の樹が、とうとうのとうとう切られてしもた。


うちと直角につながってるその家に引っ越してきたのは、若い夫婦で、少しずつ自分達で、庭造りをしてはる。

こうやって少しずつ、新しい主の色に染まっていくんやなあ……。もちろんうちかてそうなんやけど……(うちは放っとき過ぎで、3年が過ぎたというのに、ほとんど元のまんま……とほほ)。

あまりにもええ天気やし、旦那もわたしも、これといった予定が無かったので、仕事が終わってすぐに、マンハッタンに出かけることにした。
車に乗ったものの、街に行って何かをしたいわけでもなく、考えもつかんかったので、こないだ行って大感激したワインバーに行こうという、ほとんどどうでもええような目的になった。

それでもやっぱり、晴れたマンハッタンは気持ちがいい。


この公園は、マンハッタンの主要な公園に比べたらちっちゃいけど、ベンチが円形にずらりと並んでて、それがのんびりとしててええ感じやった。


嗚呼みどり、あなたはなんでみどりなんや?


こんな感じの円。


お腹が空き過ぎて、ワインバーの開店の時間まで待てん。近くの『百福』に寄った。
ここの店のオーナーはかなり有名で、わたしらの好きなドラマ『トレメィ』(ルイジアナ州ニューオリンズの、台風後の様子を描いたドラマ)にも、シェフとして出てはった。


味噌味スープのダックヌードル。苦手な香辛料の八角が思いっきり入ってた……しくしく……。


通りがかりに、通りを解放したマーケットに遭遇!あっちこっち覗きたいわたしに、早くも旦那は困り顔。
こんなん見っけ。
『変なタトゥー with 変な外人』の図。←旦那のアイディアです、あしからず。


何してるかっていうと、Hennaという顔料を使たお絵描きタトゥーらしい。こそばがりのわたしには無理っ!


市は延々と続いてた。


今日はダンスパレードがあったそうで、たまたま通りかかったのがその終着点の公園。
まだまだ踊りたい元気な若者達。ついでにお小遣い稼ぎ♪


こんな方達も、


次の出番を待ってる人達も、


そうかと思うと、いきなりサーカスやってる人も、


さらに、玉転がしの天才おじさんも、


そんなこんなでにぎわう公園の周りでは、おまわりさん達が、仕事してるんだかくつろいでんだか……。


だいぶ近づいてきた。イーストヴィレッジらしい風景。上のスカスカの階段でくつろぐ若者3人。気持ち良さげ~♪


おじさんの真正面に寝かせてある巨大氷を、片手でガリガリ削って作る、文字通り手作りのかき氷。


やっと着いた!
彼女は、このちっちゃい店の隅っこにあるキッチンで、わざわざニュージャージーから出てきてまでも食べたいと思うおかずを作ってくれる。


旦那はこの店のオーナーとワインについて語り合うのが楽しみ。わたしは彼女が作ってくれるおかずが楽しみ。
またまた楽しい時間を過ごさせてもろた。

ばいばいマンハッタン。


助手席で写真を撮りまくる旦那。これはリンカーントンネル。


トンネルを出てすぐの、マンハッタンの上半身。


帰りはいつもこんな感じの道を走り、


家に着いて、これを書いてる。
ワインバーのオーナーも、以前仕入れてた日本の地ビールを断念しはったらしい。
残念……。
日本の食文化の素晴らしさを知ってる世界中の人達が、日本の汚染に対するええ加減な態度を、心から憂いてる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする