エンパイアブルーが麒麟山特別に登録されました。
登録馬は27頭とかなりの登録過多になっていますが、前走3着以内の優先権があれば大丈夫。
*追記です。 とん太さんにご指摘頂きましたが、前走3着以内の優先権は期限切れでしたm(_ _)m
強いメンバーが多くて楽ではなさそうですが、このクラスの特別戦だとそれは仕方がないですからね。
そう言えば、今日のレパードSに前走で負けたプロスパラスデイズが出走していて、あえなく11着に負けていました。
内容的にも前走とは大違いで、直線でフラフラ走って全く伸びずの完敗。 ただ、その代わりではないでしょうが、同じ前走で0.2秒負かしたヒラボクラターシュが2着に入る頑張りを見せていました。
まあ、1000万特別で常に勝ち負けをする馬は、上に行ってもそれなりにやれる証明のようなレースでした。
(と言いますか、レパードS勝ちのグリムは、キングオブハーツの調教パートナーだったんですよね(^_^;))
とにかくエンパイアブルーの場合は、いつものように力を出してくれればOKです。
気分良く走りさえすれば、きっといいレースになってくれるでしょう。
■8/11新潟10R 麒麟山特別(1000万下・ダ1800m)登録馬
登録馬は27頭とかなりの登録過多になっていますが、前走3着以内の優先権があれば大丈夫。
*追記です。 とん太さんにご指摘頂きましたが、前走3着以内の優先権は期限切れでしたm(_ _)m
強いメンバーが多くて楽ではなさそうですが、このクラスの特別戦だとそれは仕方がないですからね。
そう言えば、今日のレパードSに前走で負けたプロスパラスデイズが出走していて、あえなく11着に負けていました。
内容的にも前走とは大違いで、直線でフラフラ走って全く伸びずの完敗。 ただ、その代わりではないでしょうが、同じ前走で0.2秒負かしたヒラボクラターシュが2着に入る頑張りを見せていました。
まあ、1000万特別で常に勝ち負けをする馬は、上に行ってもそれなりにやれる証明のようなレースでした。
(と言いますか、レパードS勝ちのグリムは、キングオブハーツの調教パートナーだったんですよね(^_^;))
とにかくエンパイアブルーの場合は、いつものように力を出してくれればOKです。
気分良く走りさえすれば、きっといいレースになってくれるでしょう。
■8/11新潟10R 麒麟山特別(1000万下・ダ1800m)登録馬
新潟9R 燕特別で11着となったビジューブランシュの関係者コメントです。
◇武士沢騎手のコメント
「内枠でしたしゲートも出てくれましたので、好位で競馬をしようかと思ったのですが、思いのほかペースが速くなりましたから。無理について行くのも良くないですから、自身のリズムで追走しました。向正面でまだ馬に余力がありましたので、少し動かして行ったわけですが、それでも最後まで諦めることなく、脚を使ってくれました。ただ、今日は時計が速すぎ。あとはメンバーや展開次第で前走のような競馬ができるかと思います」
◇伊藤正調教師のコメント
「(1000mを)58秒台で逃げた馬が残っちゃうんですから、今日は時計が速すぎました。それに、前走に比べて今回は相手関係も強かったように思います」
◆クラブのコメント
さらにプラス体重での出走が叶いましたし、以前ほど勝負所で離されることもなくなりましたが、さすがに2分10秒台のレコード決着となってしまっては分が悪く、見せ場を作ることができませんでした。なお、「たとえ状態が良かったとしても、権利がなければすぐに使える保証がないですから。選択肢を広げておく意味でも、一度障害試験に合格させておきましょうか」と調教師。今後は平地・障害両にらみで出走機会を窺っていくことも検討してみます。
-----
なるほどねぇ、いや、あるとは思ったのですが…
身体が減らなくなって、右トモの心配もなくなり、曲がりなりにも500万特別でそれなりの競馬が出来るようになったこのタイミングで、あえて障害試験に合格させて選択肢を広げるという。。
確かに、今のまま平地を使っていったとして、その先に大きな飛躍があるかというとなかなか難しいです。
それならいっそ、好調のうちに障害試験を受けてしまい、『イケそうなら次走は障害戦』という可能性も出てきました。
障害戦はいろいろ心配も多いのですが、確かに今のビジューブランシュなら試してみたい気もします。
平地のスピード不足を補うだけでなく、もっと積極的に良さを活かす道が障害戦にあるのかないのか、それを確かめるのであれば、このタイミングでの障試受験は面白いかもしれません。
あとは、もう一度ダートを試す手もありますが、陣営はもともと障害戦に色気があるようですし…
いずれにしても、次走に関しては、試験準備をしながら間隔があいた時点で判断になるのでしょう。
本当に障害センスが水準以上なのかどうかを、障害試験の成績も含めて、もう一度冷静に見極めて頂ければと思います。
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
◇武士沢騎手のコメント
「内枠でしたしゲートも出てくれましたので、好位で競馬をしようかと思ったのですが、思いのほかペースが速くなりましたから。無理について行くのも良くないですから、自身のリズムで追走しました。向正面でまだ馬に余力がありましたので、少し動かして行ったわけですが、それでも最後まで諦めることなく、脚を使ってくれました。ただ、今日は時計が速すぎ。あとはメンバーや展開次第で前走のような競馬ができるかと思います」
◇伊藤正調教師のコメント
「(1000mを)58秒台で逃げた馬が残っちゃうんですから、今日は時計が速すぎました。それに、前走に比べて今回は相手関係も強かったように思います」
◆クラブのコメント
さらにプラス体重での出走が叶いましたし、以前ほど勝負所で離されることもなくなりましたが、さすがに2分10秒台のレコード決着となってしまっては分が悪く、見せ場を作ることができませんでした。なお、「たとえ状態が良かったとしても、権利がなければすぐに使える保証がないですから。選択肢を広げておく意味でも、一度障害試験に合格させておきましょうか」と調教師。今後は平地・障害両にらみで出走機会を窺っていくことも検討してみます。
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なるほどねぇ、いや、あるとは思ったのですが…
身体が減らなくなって、右トモの心配もなくなり、曲がりなりにも500万特別でそれなりの競馬が出来るようになったこのタイミングで、あえて障害試験に合格させて選択肢を広げるという。。
確かに、今のまま平地を使っていったとして、その先に大きな飛躍があるかというとなかなか難しいです。
それならいっそ、好調のうちに障害試験を受けてしまい、『イケそうなら次走は障害戦』という可能性も出てきました。
障害戦はいろいろ心配も多いのですが、確かに今のビジューブランシュなら試してみたい気もします。
平地のスピード不足を補うだけでなく、もっと積極的に良さを活かす道が障害戦にあるのかないのか、それを確かめるのであれば、このタイミングでの障試受験は面白いかもしれません。
あとは、もう一度ダートを試す手もありますが、陣営はもともと障害戦に色気があるようですし…
いずれにしても、次走に関しては、試験準備をしながら間隔があいた時点で判断になるのでしょう。
本当に障害センスが水準以上なのかどうかを、障害試験の成績も含めて、もう一度冷静に見極めて頂ければと思います。
*広尾TCのご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
新潟9R 燕特別に出走したビジューブランシュは11着でした。
【レース内容】
まずまずのスタートから中団待機、1~2コーナーをロスなく回っていい雰囲気に見えましたが…
後続を離して逃げたリビーリングの1000m通過が58.5秒、縦長の展開も全体的に淀みがなく、ビジューブランシュにとっては厳しい流れになってしまいました。あれならいっそ、最後方で死んだフリの方が良かったです(^_^;
その後も厳しい流れの中、中団やや後方での追走が続きましたが、3コーナー手前からすでに手応えが怪しくなり、鞍上に促されながら直線に向いた時には余力が完全にゼロに。。
それでも最後まで走り切りましたが、2分10秒8のレコード決着ではなす術がなく、11着での入線となりました。
-----
今日は素直に降参ですm(_ _)m
前走で4着になり、相手強化の今回も、何とかあいて少しでも上の着順をと思っていましたが、スピードとスタミナを試される、レコード決着のタフな競馬についていくことが出来ませんでした。
こういう速い時計の決着がある、新潟のようなコースは現状では厳しいかもですね。
(それと、さすがに2200mは少し長いような気も…)
今回は状態の良さを優先して使った結果なので致し方ないですが、もっと全体的にペースが落ち着いて、その上で上りがかかる条件、コース、距離を選ぶのが好走条件ということになりそうです。
詳しくは武士沢騎手のコメントを聞くまで分かりませんが、画面を通してみた感じでは、今日も調子は悪くなさそうでした。
馬体重も480kgと2kg増えていましたし、パドックでもそれなりに元気があったように思います。 レースにおいても、スタートも悪くなかったし、道中も、別に不利があったようには見えませんでした。
ということは、こういうコース、速い時計の決着に対応するだけの力はまだない、という事なのでしょう。
(或いは、今日は前走、前々走の疲れが出ていたとか…)
いずれにしても、力不足は素直に認めたうえで、引き続き、少しずつ前進を図っていくのが大事ですね。
このあとの方向性は分かりませんが、猛暑の時期に間隔を詰めて3戦を消化しましたので、さすがに疲れが出る可能性もあり、ひと息入れて秋開催に備えることになるかもしれません。
または、状況によっては札幌の洋芝でもう一戦レースを使い、そのまま北海道でお休みに入るとか…
全てはレース後の状態次第ですが、ようやく多少のことでは身体が減らなくなったのですから、出来れば本格的にガタッとくる前に休ませて、しばらくしたらまた元気な姿を見せて欲しいと思います。
■8/5新潟9R 燕特別(500万下・芝2200m)・良
【レース内容】
まずまずのスタートから中団待機、1~2コーナーをロスなく回っていい雰囲気に見えましたが…
後続を離して逃げたリビーリングの1000m通過が58.5秒、縦長の展開も全体的に淀みがなく、ビジューブランシュにとっては厳しい流れになってしまいました。あれならいっそ、最後方で死んだフリの方が良かったです(^_^;
その後も厳しい流れの中、中団やや後方での追走が続きましたが、3コーナー手前からすでに手応えが怪しくなり、鞍上に促されながら直線に向いた時には余力が完全にゼロに。。
それでも最後まで走り切りましたが、2分10秒8のレコード決着ではなす術がなく、11着での入線となりました。
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今日は素直に降参ですm(_ _)m
前走で4着になり、相手強化の今回も、何とかあいて少しでも上の着順をと思っていましたが、スピードとスタミナを試される、レコード決着のタフな競馬についていくことが出来ませんでした。
こういう速い時計の決着がある、新潟のようなコースは現状では厳しいかもですね。
(それと、さすがに2200mは少し長いような気も…)
今回は状態の良さを優先して使った結果なので致し方ないですが、もっと全体的にペースが落ち着いて、その上で上りがかかる条件、コース、距離を選ぶのが好走条件ということになりそうです。
詳しくは武士沢騎手のコメントを聞くまで分かりませんが、画面を通してみた感じでは、今日も調子は悪くなさそうでした。
馬体重も480kgと2kg増えていましたし、パドックでもそれなりに元気があったように思います。 レースにおいても、スタートも悪くなかったし、道中も、別に不利があったようには見えませんでした。
ということは、こういうコース、速い時計の決着に対応するだけの力はまだない、という事なのでしょう。
(或いは、今日は前走、前々走の疲れが出ていたとか…)
いずれにしても、力不足は素直に認めたうえで、引き続き、少しずつ前進を図っていくのが大事ですね。
このあとの方向性は分かりませんが、猛暑の時期に間隔を詰めて3戦を消化しましたので、さすがに疲れが出る可能性もあり、ひと息入れて秋開催に備えることになるかもしれません。
または、状況によっては札幌の洋芝でもう一戦レースを使い、そのまま北海道でお休みに入るとか…
全てはレース後の状態次第ですが、ようやく多少のことでは身体が減らなくなったのですから、出来れば本格的にガタッとくる前に休ませて、しばらくしたらまた元気な姿を見せて欲しいと思います。
■8/5新潟9R 燕特別(500万下・芝2200m)・良
スポーツ報知 『【モレイラ騎手Itv.】JRA受験は強い日本愛から!「キャリアの最終章は日本で迎えたい」』
JRAの通年騎手免許取得を目指すジョアン・モレイラ騎手(34)は、短期免許で来日した先週、土日で7勝を挙げる活躍を見せた。トップジョッキーとしての地位を築いた香港での退路を断って、日本行きを決断した背景や意気込みなどを、香港競馬に精通するフリーライターの土屋真光氏が聞いた。
― 来日して1週間が経過しました。最初の土日で7勝、さらに1日には大井でも勝ちました。
「いい馬に乗せてもらえて、いいスタートが切れました。地方競馬ももっとたくさんのコースで乗ってみたいですね」
― 昨季は香港でリーディング2位でした。
「リーディングを逃したことは残念ですが、134勝を挙げられたことについては良かったと思います。香港でシーズン100勝以上というのは大変なことです」
― 今回、香港の免許を更新せず、日本の通年免許に挑戦するという報道がありました。
「はい。今回の私の決断が多くの人を驚かせたことは認識しています。自分では100%納得しての意思表明だったのですが、それをこうしてきちんと言葉にするには少し時間が必要でした」
― 香港に残る、欧米に挑戦する、という選択肢が他にもあるなか、なぜ日本への挑戦を選んだんですか?
「ここ何年か、幸運なサポートもあって日本の競馬やトップホースに乗る機会に恵まれ、国際的に素晴らしい結果も出すことができました。JRAのレース運営は素晴らしく、今や特に日本の中距離馬は世界トップクラスです。が、理由はそれだけではありません。確かに、私には日本以外の選択肢も持っていましたが、そもそも私は日本という国そのものに強い関心を持っていました。というのも、ブラジルには多くの日系人が住んでいて、日本文化をよく見かけることがあったのです。サンパウロでも“ジャパンカップ”というレースがあって何度か騎乗することもありましたし、当日は日本の踊りや伝統的なイベントも催されて、それに触れることができました。それ以来、日本についてもっと探検し、本当に尊敬する日本の文化についてもっと学びたいと思っていたんです。このことはずっと自分の心の中にありました。日本の競馬に乗りたいということだけではなく、競馬にも、日本のコミュニティー全体にも、自分の経験を伝え、自分の活動でいい影響をもたらしたいという願いもあります」
― 今年で35歳。このタイミングになったのはなぜでしょうか。
「強い気力、体力が維持できている限り騎乗を続けるつもりなので、自分ではいつジョッキーとして引退となるのか分かりません。ただ、私のプランでは、日本が私の国際的なジョッキーとしてのキャリアの最終段階になります。そう考えると、今が適切な時期です」
― 免許試験の要綱が正式に発表されました。どのような計画で試験に向かいますか。
「かなりハードに勉強しなくてはなりません。試験が非常に難しいことは知っていますが、現時点では合格に向けてベストを尽くすだけです。まずは1次試験に合格するために、約2か月間、毎日何時間も勉強します。並行して日本語レッスンも受ける予定ですが、本腰を入れるのは1次試験のあと。できるだけ多くの日本語を覚えるよう努力するだけです」
― ブラジルからシンガポールに移籍した際、3か月でネイティブ級の英語を話せるようになったと聞いています。
「その時も一生懸命でした。この経験が勉強の際に役立つことを願っています」
― 考えたくない話ですが、万一、試験に不合格だった場合、合格するまで挑戦を続けますか。
「今は合格することだけを考えて、可能な限り最高な状態で試験を迎えたいので、その場合について考える時間もありません。今は合格するために努力するだけです。日本への思い入れはとても強く、キャリアの最終章は日本で迎えたいと考えているのは確かです」
― 騎乗したい馬、勝ちたいレースなどがあれば聞かせてください。
「具体的な名前はさておき、日本には世界最高レベルの競走馬が何頭もいますし、騎手ならば誰でもそういう馬にはもちろん乗りたいと思うはず。そうした馬で、日本の大レースはもちろん、世界中の大きな国際レースで騎乗して勝つことが夢です。そのためには、調教師やオーナーのサポートや協力が欠かせません。もちろん、それだけではなく、日本で騎乗することそのものを楽しみたいと考えています」
-----
J.モレイラ騎手が本気でJRA通年騎手免許取得をめざしています。
世界でも有数の技術を持つジョッキーが日本大好きであり、そのキャリアを日本で終えたいとまで思っているのはありがたいことですが、これは、日本のジョッキーたちには衝撃的なニュースなんでしょうねぇ。。
ジョッキーは単純に面白がっていればいい競馬ファンとは違いますから、「え? マジなの? なんで? わざわざ来なくていいのに…」と、表面上は別として、心の中では頼むから来ないでくれと思っているのではないでしょうか(^_^;
そりゃあ、もしもJRAモレイラが誕生したら、毎レース、根こそぎ有力馬をかっさらっていくのはほぼ確実。
例えば昨日、8/4の札幌では10鞍に騎乗していますが、そのうち7鞍が1番人気馬で残る3鞍は2番人気馬。 もちろん、モレイラ騎乗で人気になった馬もいるでしょうが、とにかく涼しい顔して一日に5勝とかしちゃうわけです。
今までは、夏の札幌だけ我慢をしていればよかったのですが、それが1年中となると…
元々、“モレイラマジック”と呼ばれるほど、その騎乗技術の高さは証明済みですし、JRAモレイラ騎手の誕生は、デムルメを足して2で割らないぐらいの、かなり強烈なインパクトをもたらすと想像されます。
そして、モレイラさんがJRAの試験に合格したら、所属はおそらく美浦だろうとのことで。。
栗東ではすでにデムルメが活躍中ですし、モレイラさんの日本における人脈も美浦ラインが主なのだそうで、だとすると、結果的に一番影響を受けるのは、現在美浦でトップジョッキーを張っている戸崎騎手では、と思われます。
実際、デムーロさんとルメールさんが1年中乗るようになってから、それまで幅を利かせていた栗東所属のトップジョッキー(誰とは書きませんが)は、明らかに勝ち星を減らしています。
モレイラマジックのすごさを考えると、美浦でも同様のことが起きるのは、ほとんど確実ではないでしょうか。。
戸崎騎手と言えば、(昨年そうだったように)今やデムルメに勝ち星で対抗可能な数少ないジョッキーの一人です。
最近ではディアローグのケースなど、『次走は戸崎騎手が空いている方に』と言わせるほどの存在ですが、それでも勝ち星量産のためには、出来るだけ有力馬をたくさん集める以外の道はありません。
戸崎騎手だって、当然ながら黙ってやられる気はないでしょうが、結果的に、今まで戸崎騎手に依頼があった1番人気馬がごっそりモレイラ騎手に移ってしまっては、そう簡単に勝てなくなる可能性もありそうです。
いずれにしても、JRAモレイラ騎手の誕生は非常に楽しみです。
それは、何故か馬がいつも以上に動いてしまう“モレイラマジック”を見たい気持ちと同時に、超弩級の黒船(表現古いっすね(^_^;))に日本のジョッキーがどう対抗するのか、そのジタバタを見てみたい気持ちがあるからです。
そんな心配はいらないと思いますが、くれぐれも、『やられっぱなしのクセに無抵抗、諦め顔でニヤついている』、みたいな日本ジョッキーの姿は見たくありませんので、そのあたり、気合と根性で頑張って欲しいと思います。
ちなみに、個人的には、自分の出資馬に外国人ジョッキーが乗るのはあまり好きではありません。
いや、『一度は記念にお願いします』的な気持ちはありますが(^^ゞ、基本的には彼らは毎レース毎レースに勝負をかけるプロなので、(余程の馬でなければ)続けて騎乗してもらえる可能性がほとんどありません。
また、勝負を優先するあまり、馬の育成、教育的な観点とは無縁と思える騎乗をすることもある(気がする)からです。
(最近は日本人トップジョッキーも同じかな??)
この先のことは(モレイラさんの試験結果含めて)どうなるかわかりませんが、近い将来、戸崎騎手鞍上のディアローグが、モレイラ騎手鞍上の1番人気馬を負かす、なんていうレースが見られたら面白いなぁ(^^)
JRAの通年騎手免許取得を目指すジョアン・モレイラ騎手(34)は、短期免許で来日した先週、土日で7勝を挙げる活躍を見せた。トップジョッキーとしての地位を築いた香港での退路を断って、日本行きを決断した背景や意気込みなどを、香港競馬に精通するフリーライターの土屋真光氏が聞いた。
― 来日して1週間が経過しました。最初の土日で7勝、さらに1日には大井でも勝ちました。
「いい馬に乗せてもらえて、いいスタートが切れました。地方競馬ももっとたくさんのコースで乗ってみたいですね」
― 昨季は香港でリーディング2位でした。
「リーディングを逃したことは残念ですが、134勝を挙げられたことについては良かったと思います。香港でシーズン100勝以上というのは大変なことです」
― 今回、香港の免許を更新せず、日本の通年免許に挑戦するという報道がありました。
「はい。今回の私の決断が多くの人を驚かせたことは認識しています。自分では100%納得しての意思表明だったのですが、それをこうしてきちんと言葉にするには少し時間が必要でした」
― 香港に残る、欧米に挑戦する、という選択肢が他にもあるなか、なぜ日本への挑戦を選んだんですか?
「ここ何年か、幸運なサポートもあって日本の競馬やトップホースに乗る機会に恵まれ、国際的に素晴らしい結果も出すことができました。JRAのレース運営は素晴らしく、今や特に日本の中距離馬は世界トップクラスです。が、理由はそれだけではありません。確かに、私には日本以外の選択肢も持っていましたが、そもそも私は日本という国そのものに強い関心を持っていました。というのも、ブラジルには多くの日系人が住んでいて、日本文化をよく見かけることがあったのです。サンパウロでも“ジャパンカップ”というレースがあって何度か騎乗することもありましたし、当日は日本の踊りや伝統的なイベントも催されて、それに触れることができました。それ以来、日本についてもっと探検し、本当に尊敬する日本の文化についてもっと学びたいと思っていたんです。このことはずっと自分の心の中にありました。日本の競馬に乗りたいということだけではなく、競馬にも、日本のコミュニティー全体にも、自分の経験を伝え、自分の活動でいい影響をもたらしたいという願いもあります」
― 今年で35歳。このタイミングになったのはなぜでしょうか。
「強い気力、体力が維持できている限り騎乗を続けるつもりなので、自分ではいつジョッキーとして引退となるのか分かりません。ただ、私のプランでは、日本が私の国際的なジョッキーとしてのキャリアの最終段階になります。そう考えると、今が適切な時期です」
― 免許試験の要綱が正式に発表されました。どのような計画で試験に向かいますか。
「かなりハードに勉強しなくてはなりません。試験が非常に難しいことは知っていますが、現時点では合格に向けてベストを尽くすだけです。まずは1次試験に合格するために、約2か月間、毎日何時間も勉強します。並行して日本語レッスンも受ける予定ですが、本腰を入れるのは1次試験のあと。できるだけ多くの日本語を覚えるよう努力するだけです」
― ブラジルからシンガポールに移籍した際、3か月でネイティブ級の英語を話せるようになったと聞いています。
「その時も一生懸命でした。この経験が勉強の際に役立つことを願っています」
― 考えたくない話ですが、万一、試験に不合格だった場合、合格するまで挑戦を続けますか。
「今は合格することだけを考えて、可能な限り最高な状態で試験を迎えたいので、その場合について考える時間もありません。今は合格するために努力するだけです。日本への思い入れはとても強く、キャリアの最終章は日本で迎えたいと考えているのは確かです」
― 騎乗したい馬、勝ちたいレースなどがあれば聞かせてください。
「具体的な名前はさておき、日本には世界最高レベルの競走馬が何頭もいますし、騎手ならば誰でもそういう馬にはもちろん乗りたいと思うはず。そうした馬で、日本の大レースはもちろん、世界中の大きな国際レースで騎乗して勝つことが夢です。そのためには、調教師やオーナーのサポートや協力が欠かせません。もちろん、それだけではなく、日本で騎乗することそのものを楽しみたいと考えています」
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J.モレイラ騎手が本気でJRA通年騎手免許取得をめざしています。
世界でも有数の技術を持つジョッキーが日本大好きであり、そのキャリアを日本で終えたいとまで思っているのはありがたいことですが、これは、日本のジョッキーたちには衝撃的なニュースなんでしょうねぇ。。
ジョッキーは単純に面白がっていればいい競馬ファンとは違いますから、「え? マジなの? なんで? わざわざ来なくていいのに…」と、表面上は別として、心の中では頼むから来ないでくれと思っているのではないでしょうか(^_^;
そりゃあ、もしもJRAモレイラが誕生したら、毎レース、根こそぎ有力馬をかっさらっていくのはほぼ確実。
例えば昨日、8/4の札幌では10鞍に騎乗していますが、そのうち7鞍が1番人気馬で残る3鞍は2番人気馬。 もちろん、モレイラ騎乗で人気になった馬もいるでしょうが、とにかく涼しい顔して一日に5勝とかしちゃうわけです。
今までは、夏の札幌だけ我慢をしていればよかったのですが、それが1年中となると…
元々、“モレイラマジック”と呼ばれるほど、その騎乗技術の高さは証明済みですし、JRAモレイラ騎手の誕生は、デムルメを足して2で割らないぐらいの、かなり強烈なインパクトをもたらすと想像されます。
そして、モレイラさんがJRAの試験に合格したら、所属はおそらく美浦だろうとのことで。。
栗東ではすでにデムルメが活躍中ですし、モレイラさんの日本における人脈も美浦ラインが主なのだそうで、だとすると、結果的に一番影響を受けるのは、現在美浦でトップジョッキーを張っている戸崎騎手では、と思われます。
実際、デムーロさんとルメールさんが1年中乗るようになってから、それまで幅を利かせていた栗東所属のトップジョッキー(誰とは書きませんが)は、明らかに勝ち星を減らしています。
モレイラマジックのすごさを考えると、美浦でも同様のことが起きるのは、ほとんど確実ではないでしょうか。。
戸崎騎手と言えば、(昨年そうだったように)今やデムルメに勝ち星で対抗可能な数少ないジョッキーの一人です。
最近ではディアローグのケースなど、『次走は戸崎騎手が空いている方に』と言わせるほどの存在ですが、それでも勝ち星量産のためには、出来るだけ有力馬をたくさん集める以外の道はありません。
戸崎騎手だって、当然ながら黙ってやられる気はないでしょうが、結果的に、今まで戸崎騎手に依頼があった1番人気馬がごっそりモレイラ騎手に移ってしまっては、そう簡単に勝てなくなる可能性もありそうです。
いずれにしても、JRAモレイラ騎手の誕生は非常に楽しみです。
それは、何故か馬がいつも以上に動いてしまう“モレイラマジック”を見たい気持ちと同時に、超弩級の黒船(表現古いっすね(^_^;))に日本のジョッキーがどう対抗するのか、そのジタバタを見てみたい気持ちがあるからです。
そんな心配はいらないと思いますが、くれぐれも、『やられっぱなしのクセに無抵抗、諦め顔でニヤついている』、みたいな日本ジョッキーの姿は見たくありませんので、そのあたり、気合と根性で頑張って欲しいと思います。
ちなみに、個人的には、自分の出資馬に外国人ジョッキーが乗るのはあまり好きではありません。
いや、『一度は記念にお願いします』的な気持ちはありますが(^^ゞ、基本的には彼らは毎レース毎レースに勝負をかけるプロなので、(余程の馬でなければ)続けて騎乗してもらえる可能性がほとんどありません。
また、勝負を優先するあまり、馬の育成、教育的な観点とは無縁と思える騎乗をすることもある(気がする)からです。
(最近は日本人トップジョッキーも同じかな??)
この先のことは(モレイラさんの試験結果含めて)どうなるかわかりませんが、近い将来、戸崎騎手鞍上のディアローグが、モレイラ騎手鞍上の1番人気馬を負かす、なんていうレースが見られたら面白いなぁ(^^)