カグヤは12日(土)に栗東トレセンへ入厩。13日より坂路入りを開始しています。
◇池江調教師のコメント 「牧場でだいぶ安定して乗れるようになっていましたので、このタイミングでトレセンの環境に馴染ませていければと思います。13日は普通キャンターを1本。まずはゲート練習を中心に進めていきましょう」
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私、10/28に『【カグヤ】あとは馬房の空き待ちかもしれませんねぇ(^^;)』という記事を書いていたのですが、本当に馬房の空き待ちだったかどうかは別にして、「何とか11月中に入厩をして年内1勝をめざしたい」との願いが実現する可能性が残って良かったです。いやホント、トレセンに呼ばれなければデビューも勝利も夢のまた夢ですからね。
当面はゲート試験合格が目標とのことなので、そのままデビューをめざすかどうかは分かりません。いや、池江厩舎の場合、ゲート合格後に外厩で態勢を整える方が普通かもしれませんが、ここまで吉澤WESTさんで乗り込まれてきたプロセス、その間の奥場長のコメントなどを思い返すと、簡単に「ゲートに合格したので再び外厩で…」とはならないような気もします。
もちろん、今後のトレセンでの様子(馬体減りやテンションの状態など)次第ではありますが、北海道にいた頃は「暑さが収まる9月か10月には…」と言われていた馬ですし、それなりに期待もしてしまっていますので、まずは早々のゲート試験合格、そしてストレートでのデビュー戦をめざして欲しいと思っています(^^ゞ
(ここからは近況も毎週更新、良かった良かった…)
先週土曜はバスラットレオンが武蔵野ステークス(G3/ダ1600m)で3着、日曜日にはプライムラインがドンカスターカップ(2勝C/ダ1400m)で5着になりました。いずれも勝利を期待していたレースなので、勝てなかったことは残念ながら、両馬ともに休み明けの一戦だったことを考えれば、次走で使った上積みがあるのは確実です。
特にバスラットレオンは58kgを背負って果敢に逃げ、ゴール寸前で僅かに交わされた惜しいレース。芝でもダートでも重賞を勝つ力があるところを見せてくれましたし、さらに状態が上がるであろう次走が非常に楽しみです。
【武蔵野S】矢作厩舎が〝逃げ〟で沸かせた! バスラットレオンが見せ場十分の走りで3着:東スポ競馬
[G3武蔵野ステークス=2022年11月12日(土曜)3歳上、東京競馬場、ダート1600メートル]
果敢にハナを切ったバスラットレオン(牡4・矢作)が粘りの走りで7番人気3着と健闘した。
同厩で先の天皇賞・秋でも2着に逃げ粘ったパンサラッサに続けとばかりに、同馬もスピードを生かした〝逃げ〟を披露。果敢にハナを奪うと直線半ばで3~4馬身ほどのセーフティリードを取ったが…ラスト50メートルほどで2着レモンポップ、そして勝ったギルデッドミラーにわずかにかわされしまった。
「状態は良かったし、理想的な競馬ができた。最後も止まっていないけど、上位2頭が強かったし斤量(58キロ)もあったかな」と坂井。海外重賞勝ちの底力は十分示しており、今後もその積極性で芝・ダートを問わずマイル路線を沸かせる存在となりそうだ。
バスラットレオンは3着 Photo by 東スポ
今週は出資馬の出走はありませんが、キングエルメスが霜月S(11/20東京)に登録されています。ただし、キングエルメスの目標はあくまでキャピタルS(11/26東京)で、登録馬35頭の霜月Sで除外をもらう作戦なのは明らかです。
こういう作戦をとらざるを得ないのは収得賞金が少ないからですが、まあ、昨年秋(オクトーバーS、福島記念の連勝)までは、あのパンサラッサだってそうだったわけで、キングエルメスも自らレースで結果を出して乗り越えていかなければイケマセン。キングエルメスは8日にトレセンに戻り、13日には坂路で55.4-12.2秒をマークするなど順調に調整されていますので、今度のキャピタルSが(昨年パンサラッサのオクト―バーSのような)キッカケになって欲しいと思います。
キャピタルS当日の府中にはカイザーノヴァも出走を予定しています。メインのキングエルメスに続いて最終のカイザーノヴァと、ステラリードの子どもが連勝してくれたら最高ですが、さすがにそれは贅沢すぎる気もしますし、まずは久々の掲示板(できれば馬券圏内)確保で現級突破にメドを立てて欲しいところです。
その他では、10日にトレセンに戻ったテラステラの状態と次走情報、香港カップをめざすパンサラッサの動向、先週、結局近況情報が出てこなかったカグヤがどうなっているのか?などが注目ポイントになるでしょうか。。(カグヤはどうしちゃったんでしょうねぇ… 吉澤ステーブルさんが情報を出さないなんて考えられないんですけれど(^^;))
いずれにしても、今年もあと一ヶ月半ほどを残すのみ。実に様々なことがあった一年も、最後で盛り上がるのとシュンとするのでは全く気分が違いますから、どの馬もラストスパートに向けて気合を入れ直したいですし、レースで結果を出して良い流れで2023年を迎えたいです。結構、チャンスがある馬は多いので、あと一つや二つ勝ってもおかしくないハズですからっ!
**出資馬の状況**
**2022年総合成績**