12/11香港シャティンで行われる香港カップ(G1/芝2000m)出走を予定しているパンサラッサについて、またまた先走った妄想をしてみました。(フィンチリーさんから『サウジカップ』というキーワードが出たもので…(^^ゞ)
背景としては、北米最強馬、ダートでは間違いなく世界最強と目されていたFlightlineの引退種牡馬入りが報じられたこと、さらにはBCクラシックで直線に入るまでFlightlineの前を走っていたLife is good(今年のペガサスWC勝ち馬)も引退種牡馬入りとなることで、世界のダート戦線が一気に手薄になった(ような気がする)ことです。
ここまでくると妄想の中身はバレバレだと思いますが、そうなんです、パンサラッサの今後について、香港カップのあとはサウジカップからドバイWCへ、なんていう高額賞金レースの旅はどうかなぁと…。
もちろん、Flightlineの引退で『それならチャンスあるかも…』と考えている陣営は多いでしょうから、結果的にメンバーレベルのアベレージが上がる可能性もあるでしょうが、スケベ根性丸出しで言えば、出ていれば高確率で上位にいるはずの馬が抜けたのですから、多少のリスクを覚悟でチャレンジする価値があるのではと思います。
ちなみに今年のサウジカップには矢作厩舎からマルシュロレーヌが参戦して6着。6着というと今ひとつのようにも思えますが、賞金にすれば約8千万ほどになりますし、そもそもサウジのダートは日本ともアメリカとも違う特殊なダートで、欧州のパワータイプの芝馬が好勝負可能なことでも知られています。だったら(矢作先生が欧州に連れていきたがっている)パンサラッサが好勝負になってもおかしくないよなぁ…ですし、1800mという距離も悪くないですからね。
パンサラッサのダート戦というと、1番人気で11着に負けた師走S(2020/12月)が思い出されますが、あの時と今では馬も戦法も違います。また、師走Sの直線に入るまでの走りを振り返ると、決してダートがダメという感じはしなかったですからね。さらに言えば、もしも武蔵野Sでバスラットレオンが好結果を出すようなら、ドバイを制した黄金コンビで再び海外遠征を…なんていうことだって充分に考えらるのではないでしょうか。(考えられるのかな(^^;))
万が一サウジカップ、ドバイWCを連勝するようなことがあれば1着賞金の合計は約24億円!!!
冷静に考えれば、世の中、そんな濡れ手で粟な話が転がっているはずもないですが、まあ、同じ妄想ならデッカイ方が楽しいですし、出資者が頭の中で考える分には可愛いもので。。(あ、矢作先生が同じことを考えていたらどうしよう?? もしかしたら予備登録ぐらいはするのかも…(^^;))
冗談はさて置き、こんな楽しい妄想ができるのも、パンサラッサが『出たいと言えば出られる(かもしれない)レベル』に上がってくれたからこそです。引き続きそのことに感謝をしつつ、ドデカい妄想を楽しんでいこうと思いますm(_ _)m
サウジカップ(G1/ダ1800m)賞金額(2022年)
1着:1000万米ドル(14億円)
2着:350万米ドル(4億9千万円)
3着:200万米ドル(2億8千万円)
4着:150万米ドル(2億1千万円)
5着:100万米ドル(1億4千万円)
6着:60万米ドル(8千4百万円)
7着:50万米ドル(7千万円)
8着:40万米ドル(5千6百万円)
9着:30万米ドル(4千2百万円)
10着:20万米ドル(2千8百万円)
※括弧内は1ドル=140円計算での日本円賞金額
馬齢:北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上 距離:1,800 m〔ダート〕
負担重量:北&南半球産4歳以上[57kg]、南半球産3歳[53.5kg]、牝馬減量[2kg]
※チャンピオンズカップ(G1・中京)優勝馬、ペガサスワールドカップ(G1・ガルフストリームパーク)優勝馬は、自動的に出走権を得る。
※海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1またはG2競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで110以上(牝馬は106以上)を獲得していなければならない。
※出走馬のうち、2頭は地元馬となる。(出走頭数は14頭)
ドバイワールドカップ(G1/ダ2000m)賞金額(2022年)
1着:696万米ドル(9億7千4百40万円)
2着:240万米ドル(3億3千6百万円)
3着:120万米ドル(1億6千8百万円)
4着:60万米ドル(8千4百万円)
5着:36万米ドル(5千40万円)
6着:24万米ドル(3千3百60万円)
7着:12万米ドル(1千6百80万円)
8着:12万米ドル(1千6百80万円)
※括弧内は1ドル=140円計算での日本円賞金額
馬齢:北半球産馬4歳以上、南半球産馬3歳以上 距離:2,000 m〔ダート〕
負担重量:南半球産3歳馬[54 kg]、両半球産4歳以上[57 kg]、牝馬減量[2kg]
**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は11/7時点)
デプロマトウショウ' 21の残口数が「残82口」、ゼロカラノキセキ' 21の残口数が「残225口」となりました (11/07 10:00現在):広尾サラブレッド倶楽部
追加募集馬への出資申込み解禁日を終えて、1番人気のゴッドフロアー’22は『満口直前』に、それ以外の馬たちは『募集中』のままという結果になりました。いわゆる『即日満口馬』が出なかったのは想定通りではありますが、逆にゴッドフロアー’22が満口直前までいったのは大したもの。。矢作厩舎人気なのか何なのか、もっと様子見する方が多いかと思いましたし、これほど人気が集中するとは思っていませんでした。(自分でゴッドフロアー’22に出資しておいて言うのもアレですが(^^;))
それに合わせて…ではないでしょうが、デプロマトウショウ’21が残82口に、ゼロカラノキセキ’21が残225口に、さらにはミスペンバリー’21がようやく『満口直前』まで売れてきたのは、簡単に目新しさに飛びつくのではなく、既募集馬と追加募集馬をフラットに比較してから結論を出す、という方が増えている所為かもしれません。
まあ、売れ行きに関してはいろいろな感想があると思いますが、時間が経つと何となく売れてしまうのが、近年の一口馬主バブルの凄いところで、これからの現役馬の活躍、募集馬の近況内容次第では、意外に早い時期に満口馬が複数出る可能性もあるでしょう。ちなみに次の満口馬は、勢い的にはゴッドフロアー’22とデプロマトウショウ’21の争いか…。
いや、別にそういう競走じゃないですね(^^ゞ
私としては、どうしても応援したいゴッドフロアー’22が確保できましたので、あとは(再三書いているように)冷静に足下を見つめながら、次に向けての作戦を検討していきたいと思っていますm(_ _)m