キングエルメスは、11月26日東京11R キャピタルS(L・芝1600m)にホリー・ドイル騎手で出走します。
- 22.11.23 助 手 栗東坂良 1回 52.7-38.0-24.4-12.2 一杯に追う
シュタールヴィント(二歳1勝)馬ナリを0.4秒追走クビ遅れ
- 22.11.20 助 手 栗東坂良 1回 57.8-42.4-28.5-14.2 馬ナリ余力
- 22.11.16 助 手 栗CW良 7F 98.8-82.0-66.9-52.4-37.8-11.9(8) 一杯に追う
ホウオウフウジン(古馬1勝)一杯の内0.9秒追走クビ遅れ
◇矢作調教師のコメント 「23日に坂路を併せ馬で追い切りました。時計が示すように動きは悪くなかったです。海外遠征帰りの一戦になりますが、帰国直後に見せていた背腰の疲れは解消していますし、まだ3歳ですからね。今後も心身ともに大なり小なり成長してくれるのではないかと思っています。今回のレースは久々となるオープン特別。ドイル騎手とのコンビで頑張ってほしいところです」
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キングエルメスの帰国後復帰戦、キャピタルS出走が確定しました。
最終追い切りは、時計的には一応の格好がついているものの、京都2歳S出走予定のシュタールヴィントに後れを取るなど(調教駆けしないタイプとは言え)やや物足りなさが残る内容だった気がします。矢作先生も、これで万全文句ナシ!のデキとは考えていないようで、それが微妙なトーンのコメントにも表れているように感じます。
ただ、それでもリステッドのここなら何とかならないものかと…。
もちろん、メンバーには重賞好走馬もいるので決して油断はできませんし、国内で古馬混合レースに出るのはこれが初めてになりますので、偉そうに何かを言う立場でないのは確かです。でも、同じ東京マイルで行われたマNHKマイルカップでは、先日マイルCSを勝ったセリフォスと0.2秒しか違わなかった馬ですからねぇ。。
いや、ひと夏を越えるとそういう三段論法が通用しないのは百も承知なわけですが、夏の海外遠征で精神面が成長し、安定して本来の実力を出せるようになっていれば、いきなりから好勝負になっておかしくないと思います(^^ゞ
**2022/11/26東京11R キャピタルステークス(L/芝1600m)出走馬**
プライムラインは、11月27日阪神8R 2勝クラス(ダ1400m)に坂井瑠星騎手で出走します。
- 22.11.23 助 手 栗東坂良 1回 53.5-38.0-24.9-12.5 末強め追う
◇田中克調教師のコメント 「23日に坂路単走で追い切りました。外傷はほどなく治り、元気いっぱいで良い動きでしたよ。調教においてハッキリと分かるほどではないものの、休み明けを一度使って変化はあると思っていますし、実際にレースに行けば、ひと叩きした効果が表れてくれるのではないでしょうか。体のハリも良く、中1週での競馬は今春に経験済み。あとは鞍上とともに頑張ってもらいたいですね。楽しみです」
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プライムラインの11/27阪神8R出走が確定しました。
前走から中一週にも関わらず、坂路でしっかり追われているのも好感が持てますし、田中克先生も「元気いっぱいで良い動き」と仰っていますので、休み明けをひと叩きして確実に状態は上がっていると思います。(田中克先生は「調教でハッキリと分かるほどではない」とも仰っていますが、都合の良い部分だけを読む作戦です(^^;))
メンバーを見ると、前走ドンカスターCで先着された馬もいますし、現級掲示板実績のある馬もそれなりにいて、一般戦にしては楽なレースとは言えなそうです。でも、このぐらいの相手にビビっていてはいけない馬だと思っていますし、まだまだ上をめざすためにも、田中克先生の「楽しみです」以上の期待感を持って応援するつもりです。
**2022/11/27阪神8R 3歳以上2勝クラス(ダ1400m)出走馬**
【2022/11/13阪神12R ドンカスターC(2勝C/ダ1400m)のプライムライン:公式HPより】
カイザーノヴァは、11月26日東京12R 2勝クラス(芝1600m)に内田博幸騎手で出走します。11/23の馬体重は478kgです。
- 22.11.23 内田博 美南W良 5F 68.1-53.1-38.5-12.3(8) 強めに追う
- 22.11.20 助 手 美浦坂良 1回 56.8-41.5-27.5-13.8 馬ナリ余力
- 22.11.17 内田博 美南W良 6F 83.1-66.5-52.5-39.0-12.8(7) 直強め追う
◇鈴木慎調教師のコメント 「今週の追い切りは終い重点に動かしました。雨で重たい馬場でもしっかりと首を使って走ることができており、今までで一番と言ってもいいくらいの好印象です。それに食べたものが身になってきていますし、今の馬体重でも太く見せておらず成長を感じさせますので、あとはこの状態の良さが結果につながってくれればと思います。今回も前走と同じくらいの目方で競馬を迎えられそうです」
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カイザーノヴァの11/26東京12R出走が確定しました。
パッと見ではすごく強そうな馬がいるレースではなさそうですし、以前から拘っていた東京コースのマイル戦ですから、ここは前走(6着)からさらに良い内容、良い結果を期待したいところです。
その上で、先週、今週と内田騎手を背に予定通りの追い切りが消化できたようですし、鈴木慎先生が「今までで一番と言ってもいいくらいの好印象」と仰るほど状態が良いのは心強いです。まだ100%の信頼感があるとは言えませんが、ここまで出走とトレーニングを繰り返し、ようやく競馬がサマになってきた印象がありますからね。
ホンネは勝って欲しい気持ちはあるものの、まずはキッチリ掲示板の確保を…。競馬ですから何が起こるかわかりませんが、今回は何とかしてくれるんじゃないかと期待をしています。
今週出走予定のカイザーノヴァです。
— JRA鈴木慎太郎厩舎 (@s_suzukistable) November 23, 2022
騎乗中は激しい気性ですが普段は安定のかわいさです😄#舌を出さずにはいられない pic.twitter.com/oAKi5HGNYB
**2022/11/26東京12R 3歳以上2勝クラス(芝1600m)出走馬**
【2022/9/4新潟9R 飯豊特別(2勝C/芝1400m)でのカイザーノヴァ:公式HPより】
テラステラは、11月27日阪神2R 2歳未勝利(芝1200m)に坂井瑠星騎手で出走します。
- 22.11.23 助 手 栗東坂良 1回 53.1-38.6-25.2-12.3 一杯に追う
タイセイドリーマー(古馬2勝)一杯を0.6秒追走0.2秒先着
- 22.11.20 助 手 栗東坂良 1回 56.0-40.3-26.2-12.8 馬ナリ余力
- 22.11.16 助 手 栗CW良 7F 95.7-79.4-65.3-52.2-38.5-12.6(8) 一杯に追う
ホウオウアマゾン(古オープン)直強めの外0.9秒先行クビ遅れ
◇矢作調教師のコメント 「坂路を併せ馬で追い切りました。23日坂路の後半は馬場が悪くなっていたにもかかわらず、動けていましたからね。先週のCウッド、今週の坂路と2週続けて感触は良好です。3ヶ月の休み明けにはなりますが、体も含めて夏の北海道の時よりも確実に良くなっていますので、レースでも変わり身をみせてくれるのでは。復帰初戦からやれないものかと期待しています」
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テラステラの出走が確定しました。
レースは両睨みをしていた26日阪神3R(芝1400m)ではなく27日の芝1200m戦に。。
レース選択については、先週近況で矢作先生が「本馬の状態やメンバー構成を見て考えていく」と仰っていましたので、念のために26日阪神3Rのメンバーを確認したところ、確かに前走2~3着馬が8頭もいる賑やかな顔ぶれになっていました。
対して27日阪神2Rは前走2~3着馬が3頭で、それ以外は全て掲示板を外した馬たちなので、今回は単純に(距離適性ではなく)相手関係を優先したということでしょう。
その上で、一番肝心なのは、テラステラが北海道当時からどの程度成長したのか…ということです。
矢作先生が「体も含めて夏の北海道の時よりも確実に良くなっている」と仰っていますので、さすがに同じような競馬にはならないと思いますが、果たして一発で勝ち上がれるかどうかはやってみなければ分かりませんからね。
ただですねぇ、追い切りの時計を見る限りでは2歳未勝利戦なら簡単には負けないと思うんですよねぇ。。先週のCW79秒台もそうですし、今週も坂路で古馬2勝クラスを追い掛けて先着するなど、走る能力だけならクラスが違う印象です。
あとは課題の最後まで真面目に走らない(飽きっぽい?)気性面がどう出るか。。そこがある程度以上に成長していれば、アッサリまであって不思議はない気がしています(^^ゞ
**2022/11/27阪神2R 2歳未勝利(芝1200m)出走馬**
◇小泉厩舎長のコメント 「移動直後は疲れているようにも映りましたが、体幹や筋肉の質が良い馬だけあって、先週末に一度ショックウェーブ放射を行っただけでスーッと疲労感が抜けてきましたね。厩舎陣営によれば、『12月24日(土)阪神11R 阪神カップ(G2・芝1400m)あたりを視野に入れながら』とのこと。馬の勢いがかなり激しくなっていますので、もう少しリラックスしてくれればと思います」
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先週の近況では「少々お疲れ気味」と言われたバスラットレオンですが、一度のショックウェーブ放射で問題ない状態まで回復してくれたとのこと。。オマケに「体幹や筋肉の質が良い馬」と、お褒めの言葉まで頂けて嬉しいです(^^ゞ
それはさて置き、注目の次走は「12/24阪神カップ(G2/芝1400m)を視野に…」とのこと。。バスラットレオンはデビュー戦と札幌2歳Sで1800m戦を使い、その後は(ダービー出走を除けば)全てマイル戦。実は1400mを使うのはこれが初めてになりますので、果たしてこの距離短縮がどう影響し、どんな結果に結びつくのか非常に興味深いです。
「馬の勢いがかなり激しくなっている」というのは多少気にはなりますが、元気がないよりは良いんじゃないかと…。いずれにしても、フレッシュで良い状態で出走することが好走の条件でしょうし、そこに自信があればこその『年内もう一走』だと思いますので、次走でバスラットレオンの新たな一面が見られることを期待します!
【2022/11/12東京 武蔵野ステークス(G3/ダ1600m)のバスラットレオン:公式HPより】
メリタテスは、19日にチャンピオンヒルズへ移動しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「土曜、日曜日はウォーキングマシンのみとし、月曜日からトレッドミルでダク運動を行い、様子を見ています。聞いていたようにまだ若干の熱感がありますので、今週末あらためて獣医師にチェックしてもらった上で、今後のメニューを考えていきたいですね。馬体重は到着時、現在ともに440kgで増減ありません」
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移動は来月かな?と思っていたメリタテスですが、先週末にはチャンピオンヒルズに移っていたようです。
まだ患部に熱感があるとのことで、正直、そこは心配なのですが、今週末には獣医師チェックも予定されているとのことなので、しっかり状態を確認したうえで適切に対処して頂ければと思います。
一方で、ずっと課題だった馬体重は440kgまで増えているようです。。ただし、運動ナシ(ウォーキングマシンのみ)&食事制限ありの島上牧場在厩時に増えたものなので、(減っているより良いですが)あまり喜ぶようなことではないかもしれません。やはり、トレセンでバンバン調教しつつ、何kgぐらいでレースに向かえるかが大事ですからね。
いずれにしても、今は患部の無事、完治が最優先事項です。完治さえすれば仕上りは早いタイプだと思いますので、今はとにかく我慢を重ね、来たるべき勝負の時を待つしかありません。