キングエルメスがキャピタルステークス(L/芝1600m)に登録されました。
登録馬は22頭と多いですが、ざっと見たところでは単純収得賞金順で13位タイ(同順位4頭)、逆転されそうな馬も(ちゃんと計算していませんが(^^;))ソリタリオぐらいなので、どうやら除外の心配をする必要はなさそうです。
とは言え、こういう心配を毎レースするのは疲れますから、早く賞金を積み上げて(大先輩のパンサラッサのように)出たいレースに出られる立場になって欲しいと思います。
登録馬の顔触れ的には『まあ、このぐらいは当然かな?』といった印象ですので、とにかくしっかり自分の実力を出し切って、夏の海外遠征を経て成長したところを見せて欲しいと思いますm(_ _)m
**2022/11/26東京11R キャピタルステークス(L/芝1600m)登録馬**
キャピタルステークスの特別登録馬情報【2022年11月26日東京11R】:競馬ラボ
【マイルCS】セリフォスが鋭い末脚で古馬撃破!新マイル王誕生 白毛ソダシは3着に敗れる:サンスポZBAT!
第39回マイルチャンピオンシップ(3歳以上オープン、G1、芝1600m)は、ダミアン・レーン騎手の6番人気セリフォス(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎)が後方追走から直線で大外に持ち出し、鋭い末脚を発揮して優勝。昨年の覇者グランアレグリアは引退、今春の安田記念を制したソングラインは不在も、G1馬5頭を含む好メンバーがそろった秋のマイル王決定戦を制し、初のG1タイトルを獲得した。天皇賞・秋のイクイノックスに続き、マイルでも3歳馬が強さを見せつけた。3歳馬による勝利は2018年のステルヴィオ以来、4年ぶり6頭目。タイムは1分32秒5(良)。
1馬身1/4差の2着にはダノンザキッド(8番人気)、さらに半馬身遅れた3着に白毛ソダシ(2番人気)が入った。なお、1番人気のシュネルマイスターは5着に敗れた。
◆Ⅾ・レーン騎手(1着 セリフォス)「とても嬉しいです。言葉が出てきません。馬が最高の脚を見せてくれました。VTRを見ていて、2歳の時からいい結果で安定しているタイプだと思っていました。今回も休み明けを勝ってきていたし、その後さらに良くなっていればいい競馬ができるのではないかと。スタートからハイペースで、流れが落ち着いた時に折り合うのに時間がかかりました。レース後半はしっかり折り合って、直線では非常に手応えがよかったですから、自信がありました。ファンの皆さんありがとうございます。いつも応援してくれて嬉しいし、これからもダミアン・レーンとセリフォスを応援してください」
マイルCSを勝ったセリフォスは、父ダイワメジャー、母シーフロント、母の父Le Havreという血統。通算成績は8戦5勝。重賞は21年新潟2歳S、デイリー杯2歳S、今年の富士Sに次いで4勝目。マイルCSは中内田充正調教師、D・レーン騎手ともに初勝利。
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上位拮抗かと思われた今年のマイルCSは3歳馬セリフォスの快勝に終わりました。
道中は後方で脚を溜め、4角で外を回って繰り出した末脚には他馬と全く違うキレ味がありましたし、前走富士S勝ちからさらに一段上のパフォーマンスを見せつける素晴らしい勝利だったと思います。
しかし、セリフォスってこんなに強ったんですねぇ…(^^;)
2着に入ったダノンザキッドも立派でした。今日は単勝26倍の9番人気ではありましたが、もともと1600、1800mならかなりの力がある馬ですし、ソダシマークからしぶとく脚を伸ばした内容は、北村騎手のナイスプレーだったとも思います。
白毛のソダシはソウルラッシュをハナ差抑えて3着を確保しました。人気がある馬なので、勝利を期待した人も多かったわけですが、まあ、このメンバー相手に正攻法で勝ちにいっての結果ですから、今日の3着は仕方がないだろうと思います。(と言いますか、牡馬の強豪相手にすごーくよく頑張っていると思います)
終わってみれば掲示板を上位人気馬が占める中、残念な結果に終わってしまったのは11着のダノンスコーピオンと14着のサリオス。。どちらも直線で全く伸びませんでしたが、素質、地力は確かな馬なので、次走以降での巻き返しを期待します。(あ、巻き返すのは、私の出資馬などが出ていない時にお願いしたいです(^^ゞ)
**2022/11/20阪神11R マイルチャンピオンシップ(G1/芝1600m)・良**
マイルチャンピオンS【2022年11月20日阪神11R】出馬表、予想:競馬ラボ
#パンサラッサ が #香港カップ に向け帰厩「〝らしい〟走りを見せてくれると思います」30日に出発 https://t.co/JxaFvj8J5u#東スポ競馬 #競馬 pic.twitter.com/tvlh0Ud3FX
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) November 19, 2022
パンサラッサが香港カップに向け帰厩「〝らしい〟走りを見せてくれると思います」30日に出発:東スポ競馬
G1天皇賞・秋2着の後、滋賀県のチャンピオンヒルズでリフレッシュ放牧されていたパンサラッサ(牡5・矢作)が19日、栗東トレセンに帰厩した。次走のG1香港カップ(12月11日=シャティン競馬場、芝2000メートル)に向けて、20日から馬場入りを再開する予定。
「牧場のほうでシッカリとケアしてもらって帰ってきました。30日に香港へ出発しますが、とにかくいい状態でレースを迎えたいです。香港でもパンサラッサらしい走りを見せてくれると思いますよ」と池田厩務員は善戦を誓った。
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パンサラッサが栗東トレセンに帰厩、30日出発までの最終調整に入ったようです。
池田厩務員さんは「とにかくいい状態でレースを迎えたい、香港でもらしい走りを見せてくれると思う」と仰っていますが、この言葉にはこれからの調整がうまくいくこと、良い状態で出走することへの自信が籠められているようにも感じます。
もう何度も書いていますが、輸送や環境変化への対応力、初めての競馬場でも実力を出せる図太さはパンサラッサの強みですし、加えてシャティンの2000mは、逃げ先行馬にとって明らかに府中よりやりやすいですからね。
矢作先生曰く、次の香港カップは『勝てる、勝ちに行く』と力の入る一戦。。当然、厩舎の皆さんにはしっかり調整して頂くとして、パンサラッサ本人(馬)は、いつものように楽しい遠足気分で香港に向かってもらえればと思いますm(_ _)m
フォーエヴァーユアーズ’21
ドバイで夢叶えた良血の父に相似、闘志を燃やす瞬間が永遠となる。
◇牡1歳 鹿毛 2021.03.02生 新冠産(パカパカファーム)
◇父:リアルスティール 母:フォーエヴァーユアーズ (母の父:Motivator)
◇美浦・奥村武厩舎予定
◇販売総額 2,600万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT型
◇Point!:四肢が長くスラッとした馬体をしており、顔や毛色までが父そっくりの本馬。初仔にしてはサイズの心配もなく、放牧地では仁王立ちになって他馬とやり合うなど伸び伸びと育ち、その一方で食事の際には同じ飼葉桶で仲良くシェアしながら頬張る微笑ましい一面も。自我を持つタイプでありながら競い合うことのオンオフの使い分けはできており、人との関わり方も習得、うまくコミュニケーションが図れている。馬体や血統から芝の中距離をイメージ。父と血統構成が似ているキズナの種牡馬としての多様性を考えれば、枠にとらわれない活躍までありそうだ。
◇測尺データ:馬体重449kg、体高154cm、胸囲176cm、管囲19.7cm(10/15測定)
◇最新近況(2022/11/18):ファンタストクラブ在厩。現在はダート周回コースでハッキングまたはハッキングキャンター1600~2400m。週2回、屋根付き坂路でハロン21~22秒ペースのキャンター1本。馬体重448kg(11月中旬測定)
◇佐久間調教補佐のコメント:「リアルスティールの産駒にはゴロンとした体型の馬が少ないイメージがあり、本馬も流線型の典型的な体つき。父の良いところが出ているのではないでしょうか。従順なタイプで乗り手が苦労するようなことはなく、スッとスピードに乗る感じで軽快に駆けてくれていますよ。目下はゆっくりと長めの距離を乗ることで素行を整え、基礎を作ったうえで来月から少しずつペースを上げていく予定。あわせてゲートの通過も行っていますが、問題なくこなしてくれています。先週来場した調教師によれば、『もう一段、体重を乗せていきたいところ。これからの成長も楽しみです』とのことでした」
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15日の朝、『エピファネイア安泰、リアルスティール躍進! @JRA2歳種牡馬ランキング』という記事の中で、「リアルスティール産駒と言えば、広尾TCの追加募集馬フォーエヴァーユアーズ’21。。バランスの良い馬体をしていて、今回追加募集馬の中ではゴッドフロアー’22に続く売れ行きを示していますが、まだ『残口僅か』なので誰でも買える状況という… いや、そういうことに気づいてしまうと想定外の出費につながりかねないので、種牡馬ランキングはあくまで参考情報として…」と書いていました。
その後、18日には『残口僅か』から『満口直前』に変わりましたし、やはりこの馬のことが以前よりだいぶ気になってきました。(私の他にもかなり気にしている方が多そうな雰囲気です…)
それは何故かと言いますと、私も最初に写真を見た時から感じていたのですが、確かに募集のPOINT!にあるとおり、本馬は父リアルスティールによく似た雰囲気を持っていますし、このタイミングで産駒が走り始めたのは何かのサインかもと…。それに、本馬の血統表と竹内さんの血統診断を改めて眺めていたら、私、あることに気がついてしまったんですよね。
フォーエヴァーユアーズ’21(5代血統表)
具体的に言いますと、竹内さんの血統診断にこんなくだりが出てきます。
「本馬の母父はタイトルホルダー(G1 を3 勝)と同じMotivatorで、タイトルホルダーの母メーヴェと同様にフォーエヴァーユアーズはMotivator×Shirley Heightsの顔合わせを所有しています。タイトルホルダーの父はKingmambo系ドゥラメンテですから本馬はタイトルホルダーと共通点が多い配合になっています」
要するに、Motivator×Shirley Heightsを構成要素に持つ母にサンデー持ちのドゥラメンテを配合されたタイトルホルダーとフォーエヴァーユアーズ’21を比較した内容なのですが、Motivatorの部分をMotivatorの父Motjeuに置き換えてみると、「Motjeu×Shirley Heightsを構成要素に持つ母に、Kingmambo系ドゥラメンテを配合された…」と読むことができるんですよね。
Motjeu×Shirley Heightsと言えば広尾沼にどっぷりハマっている方ならピンとくる… いや、ピンと来なくても全然良いのですが、パンサラッサの母ミスペンバリーが、まさにMotjeu×Shirley Heightsを持っているんですよねぇ。。何が言いたいかと言いますと、「本馬はタイトルホルダーと共通点が多い」と言うならば、ミスペンバリー×サンデーサイレンス系ディープインパクトのディメンシオンに、Kingmambo系ロードカナロアを配合して生まれた『ディメンシオン’22』とも共通点が多いってことになるわけです。
ディメンシオン’22(5代血統表)
タイトルホルダー(5代血統表)
あれ?? だったら余計なことを考えずに、いずれ募集されるであろうディメンシオン’22に出資すれば良いだけかも…。タイトルホルダーと血統構成上の共通点が多いのは、フォーエヴァーユアーズ’21よりむしろディメンシオン’22じゃないのか…。しかし、ディメンシオン’22は一体どんな馬に育っているのだろうか…。ひと目で良いので早く見てみたい…。
いろいろ考えていたら、頭の中がこんがらがってディメンシオン’22の話になってしまいました(^^;)
とにかくですね、母は欧州で7勝を挙げていますし、重賞勝ちを含めてコンスタントに勝ち馬が出ているなかなかの牝系。(サイズも含めて)馬体に目立った欠点がなく血統的に期待が持てるのであれば、『お値段がソコソコの初仔のうちにチャレンジしてみる』という作戦は大いにあり得るわけでして、次の出資のヤマ場である11月末(多分)に向けて、もう一度(あくまで冷静に)検討してみようかと思っていますm(_ _)m