吉澤ステーブルWEST在厩のヴィジャーヤは、おもに坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター2本を乗り込まれています。
◇佐藤マネージャーのコメント 「トモの踏み込みや走りに安定感を出していくためにも、しっかりと長めを乗り込んで体力強化を。これから成長が進むにつれて心身のバランスが噛み合ってくれば、課題は一つ一つ解消へと向かってくれるのではないでしょうか。近々にも時計を交えつつ、トレーニングを積んでいきたいと思います」
-----
近々には時計を出し始めるとのことなので、トレセンに戻るのは1月後半ぐらいになりますかね。あくまでこの後もトレーニングをしっかり継続し、体力・体幹の強化ができてくればの話ですけれど。。
早く競馬場に登場して欲しいと思う反面、きちんと準備ができてからデビューさせてあげたい気持ちもあります。今はまだ後者の立場をとる余裕がありますから、是非とも日々のトレーニングを真面目にこなし、池江先生から前向きなゴーサインがもらえるようになって欲しいと思います。
テンコートレーニングセンター在厩のラヴマイウェイは、おもにトレッドミル(傾斜4度)でダク1000m、ハッキングキャンター3000m相当を消化しています。
◇伊藤マネージャーのコメント 「まだ心身両面でムラはありますが、当初のムキになって走る感じから、少しずつリラックスして走れるようになってきた様子。機を見てトレッドミルでの距離やピッチを上げていきたいですね。きのう来場した調教師とも慎重に進めていく方針を再確認。年明け以降、適した馬場入りのタイミングを検討していければと思います」
-----
「当初よりリラックスして走れるようになった」とあるように、少しずつでも良化しているとすれば嬉しいことです。もちろん、まだ全然安心はできないですが、前に進んでさえいれば、一歩ずつ(半歩ずつ?)デビュー戦に近づくことができるわけですから。
ちなみに半兄クレッシェンドラヴは、どうやら有馬記念に出走することになりそうです。今はまだ兄と比べるのが可哀相な状況ですが、しっかり調教、追い切りがこなせるようになれば、きっと重賞馬の妹である片鱗も見せてくれるでしょう。その時期が来るまではひたすら我慢になりますが、それもまた一口の醍醐味なのかも。。引き続き長~い目で見守りたいと思います。
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、普通キャンターまでに留めてリフレッシュを促しています。
◇小泉場長のコメント 「インディバ(高周波温熱機器)によるケアにより、後肢の疲れが抜けてきた様子。調教師によれば、『秋から使い詰めできましたので、一度ここで楽をさせてあげたい』とのことでしたので、ひとまず向こうひと月ほどは軽めのメニューでリフレッシュを図りたいと思います。現在は角馬場からトラックで体調を整える程度。たまに坂路にも入れて、ハロン18秒ペースで上がっています」
-----
矢作先生が『秋から使い詰めできたのでここで楽をさせてたい』と仰っているようなので、復帰戦は2月後半以降になりそうですね。今年の春競馬の後もそうでしたが、休ませた分だけしっかり成長できるのが本馬の良いところでもありますし、来年にはまた一段強くなって戻ってきてくれるでしょう。
次走に関しては、再び芝に戻るのであれば、例えば2/28の中山記念(G2)なども視野に入ってくるでしょうか。あるいはその一週前、2/21の小倉記念(G3)もあり得るか…。そうなると、おそらくドゥオーモ先輩とのマッチアップになってしまいますが、『今年の福島記念で実現しなかった対決が見られるのも悪くない』、何だかそんな気もしてきました(^^ゞ
【2020/12/12中山11R 師走ステークスでのパンサラッサ:公式HPより】
グリーンウッド在厩のヴィジャーヤは、おもに周回コースで軽いキャンター2500m、坂路でハロン17~19秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇栗原担当のコメント 「落ちていた背肉も戻りつつあり、腰の疲れも含めて徐々に良化傾向にはありそう。ただ、依然として大人しい印象で、まだまだ途上といった状況です。引き続き慎重に様子を窺っていきたいですね。坂路での調整が負担ではなく、疲労回復の手助けとなっていそうなのはプラス材料。必要であればショックウェーブ放射も続けていきたいと思います」
-----
まだ元気一杯とはいかないものの、全体的に回復しつつあるのは確かなようで、今後も慎重に進めていけば、来年の小倉開催には充分に間に合ってくれるでしょう。
『元気な姿を見せてくれたらそれだけでOK』と思っていても、今年の前半戦でとても生き生きと走っていた小倉開催だけは良い状態で迎えさせてあげたいですからね。それまでは多少いつもより時間がかかっても全然問題なし。。キチンと疲れが抜けてしまえば、きっとまた前向きな姿を見せてくれると思います。
【2020/11/15福島11R 福島記念(G3)でのドゥオーモ:公式HPより】
ZBAT!競馬 『【有馬記念】ミッキースワローが脚部不安で回避』
有馬記念に出走を予定していたミッキースワロー(美浦・菊沢隆徳厩舎、牡6歳)は23日の追い切り後に脚部不安を発症したため、回避することになった。菊沢調教師は「残念ですが(同日の)午後になってから脚元の不安が見つかりました。これから詳しく検査してもらいます」と状況を説明した。これにより、出走馬決定順で次点だったクレッシェンドラヴ(美浦・林徹厩舎、牡6歳)が繰り上がる。なお、同馬は坂井騎手と初コンビを組むことが決まった。
-----
ミッキースワロー有馬記念回避のニュースが飛び込んできました。
しかも、ZBAT!競馬さんによれば、クレッシェンドラヴが坂井瑠星騎手との新コンビで挑むこともすでに決まっているとのこと。主戦の内田騎手がバビットに乗る関係で、『万が一出走が叶ったとしても鞍上の調整が難しそう』と思っていましたが、こういう急な対応ができたのは、矢作-林の調教師ラインで事前に何らかの会話があったのかもしれません。
正式には明日の近況で報告されると思いますが、これでクレッシェンドラヴの有馬記念挑戦が確定的になりました。直前で回避となったミッキースワロー陣営は口惜しい気持ちで一杯でしょうが、何度となく対戦し、好勝負を繰り返してきたクレッシェンドラヴが繰り上がりとなったのも何かの縁と思って頂いて…。
クレッシェンドラヴは、図らずもミッキースワローの無念も背負うことになりますが、せっかく天から降ってきたチャンスでもありますし、今年のラストランを良いレースにして欲しいと思います。
正直、私の気持ちは金杯参戦モードになっていたのでまだ頭が切り替わっていませんが、ここから気持ちを入れ直して、目一杯応援ムードを盛り上げていきたいと思います!( ・`ー・')キリッ
チャンピオンヒルズ在厩のカイザーノヴァは、24日より騎乗を再開する予定になっています。
◇小泉厩舎長のコメント 「とりあえず脚元に問題はなさそうです。まだレースから日が浅い状況ですので、跨ってからの感触なども窺いながら。背腰に疲れがあるようならば、インディバ(高周波温熱機器)やショックウェーブ放射を行うなどして、ケアしてあげようかと思っています」
-----
レース後まもなくチャンピオンヒルズに移動、レース後の様子見が行われていますが、どうやら大きく傷んでいる様子は無いようで、来年もまた頑張ってくれそうなのは何よりです。
ところで、改めて朝日杯FSでのカイザーノヴァの走りをレースリプレイやパトロールフィルムで見直しましたが、北海道時代の乱暴な走りに比べると、随分とマトモなレースができるようになっていますよね(^^)
スタートを決めて後方に下げた時も難なくスッと折り合えましたし、道中も池添騎手の指示に従って前の馬を静かに追走することができていました。直線に入って追い出された後も、(鞍上が上手く右ムチを使ってくれたので)右にモタレる素振りが最小限で済んでいます。要するに、前後半ともにそれなりに上手に走れたことが、上り3F33.5秒の脚に繋がったように思います。
そう言えば、最初は全然動けなかった坂路でも(バスラットレオンほどではないですが)まずまず水準級の時計は出せるようになっていますし、きっと、走りそのものがだいぶ改善されてきているのでしょう。はい、全体として、この馬なりにしっかり成長してくれているのが確認できたのは大きな収穫だったと思います。(池添騎手も「収穫あるレース」と言ってくれています(^^))
その上でなのですが、函館の1200mより札幌の1500m、そして阪神1600mとパフォーマンスが上がっているのは頼もしい限りです。
単純計算になりますが、朝日杯FSの走破タイム1分33秒0から上り3Fの33.5秒を引くと、前半1000mを59.5秒で走っているわけですし、もっと前半をゆっくり入っても折り合えるようであれば、カイザーノヴァはこれからさらに距離が延びても楽しみがありそうに思えます。来年の使い出しがどこになるかは分かりませんが、ひょっとしたらひょっとするんじゃないかという気になってきました(^^ゞ
【2020/12/20阪神11R 朝日杯FS(G1/芝1600m)でのカイザーノヴァ:公式HPより】
ZBAT!競馬 『【朝日杯FS・敗者の弁】2戦無敗のブルースピリットは2番手追走も5着 藤岡佑「来年へいい内容でした」」』
池添謙一騎手(カイザーノヴァ=8着)「ゆっくりためて折り合いをつけて運びました。3ハロンから出していって、長くいい脚を使ってくれました。収穫があるレースでした」
高木競走馬育成牧場在厩のカナロアガールは、おもに周回コースでダク1800m、ハロン18~20秒ペースのキャンター3000mを消化。週2回の15-15を乗り込まれています。
◇高木場長のコメント 「火曜日に3Fから、金曜日には半マイルから15-15を取り入れて調整しており、馬体重は512kgと大きな変動はありません。当面は休養期間となるものの、完全に体を緩めてしまうのではなく、最低限の準備をしつつ今の体調を持続していきたいと思います。飼葉喰いも良好です」
-----
ひょっとしたら年明け早々の復帰もあるかな?と思っていましたが、今回近況の印象だと、年明けからペースを上げて1月後半に帰厩、復帰レースは2月の東京開催になるかもしれません。
まあ、カナロアガールの場合はおそらく来年もたくさん使われることになるのでしょう。そう考えると、多少休みが長くなっても仕方がないと思いますし、むしろ、しっかり態勢を整えてから復帰戦に臨んで欲しい気持ちが強くなります。なかなか勝ち切れないもどかしさとは別に、牝馬ながらにたくさん走って賞金も稼いでくれるのは、本当にありがたいことですから…。
ちなみに次走に関しては、2月の東京開催なら芝のレースになる可能性が高いかもしれません。新しい条件へのチャレンジも見てみたいですが、それも含めて年明けから考えることになりそうです。
【2020/11/21東京12R 3歳以上1勝クラス(芝1800m)でのカナロアガール:公式HPより】
宇治田原優駿ステーブル在厩のリナーシェは、おもにトラックで軽いキャンター2400m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の15-15を継続して乗り込まれています。
◇青山調教主任のコメント 「馬体重は420kgと許容範囲。週1回の2F15-15をコンスタントに行っており、先週の土曜日には追ってはいないものの、ラスト1Fのみハミをかけて登坂するなど、同じ調教メニューでも多少の変化をつけながら進めさせてもらっています。引き続き飼葉喰いに問題はありません」
-----
先週の馬体重が426kgだったので、これは年内に430kg台突入か?と思いましたが、今週はまた420kgに戻ってしまいました。まあ、そんなに簡単にドンドン大きくなるなら話は簡単ですし、こればかりは時間に解決してもらうしかないですからね。今は具体的に何kgまでというのではなく、少なくとも普通の調教継続であれば身体が増えていく、そういうレベルまで成長してもらえればと思います。
現状では復帰スケジュールも明確にし難いでしょうが、当面は今のメニューを継続しつつ、馬体が減らない中で状態が上がってきたらトレセンに帰厩、その後は追い切り2本でレースに向かうといった感じでしょうか。。来年になるとライバルたちも目の色が変わってきますから、気持ちも新たに頑張って欲しいと思います!
【2020/10/3中京1R 2歳未勝利でのリナーシェ:公式HPより】
家で食事をする機会が増えると、必然的に減るのが夜中のラーメンです。深夜デロデロになって啜るラーメンは至福のひと時をもたらしてくれますが、健康面を考えると避けた方が良いに決まっていますので、新型コロナ感染予防を意識した行動は、季節性インフルエンザ予防だけでなく、結果的に生活習慣病予防にも効果を発揮していると思われます。
ただ、炭水化物が担う主食の役割は依然として重要でありまして、従来、真夜中にラーメンで摂取していた分の炭水化物は、通常の食事の中でそれなりに補っていかなければいけません。
例えば、在宅勤務日のお昼ご飯をチャーハンにしてみるとか…
私は子どもの頃からチャーハンが大好きで、街の中華屋さんで食べるチャーハンに頼るだけでは飽き足らず、(試行錯誤の末に)かなりイイ感じのチャーハンが自作できるようになりました。などと偉そうに書いていますが、コツは非常に簡単で、化調(味の〇)をキチンと多めに使うこと、炒める時は鍋(フライパン)を火から離さず、できるだけ高温を保って短時間で水分を飛ばすこと、この二つぐらいですかね(^^ゞ
この時のチャーハンは、玉子とネギとカニかまを使った比較的パラッとしたタイプ。見た目もイイ感じですし、味もなかなかで、一気食いに耐えうるチャーハンだったと思います!
そして、いつもチャーハンだと飽きてしまうので、たまにはコンビーフを使った炊き込みご飯なども。
これは非常に簡単で、炊飯器にお米とコンビーフ、塩胡椒と固形ブイヨン(又は顆粒状のコンソメの素)を入れて炊くだけ。味の決め方はお好みなので試行錯誤するしかないですが、『固形ブイヨンはお米1合に対して一個』を基準に探っていくのが良いかもしれません。
基本的に調理は全て炊飯器にお任せなのに、コンビーフの香りと塩分、脂分が食欲を刺激する、一風変わったとても美味しい炊き込みご飯ができあがります!
そして、炭水化物メインというわけではないですが、ご飯がススム系の代表と言えばカレーライス!
例によってサバ(水煮)缶とトマト缶を使った欧風マッタリ濃厚カレー。これはもう完全に手のうちに入っていますので、何度作っても美味しいカレーしかできません。
いや、カレーってヤツは、どのご家庭でもきっと美味しいに決まっていますけれど(^^ゞ
ここ最近の炭水化物摂取方法を振り返ってみましたが、やはり日本人にとってお米は特別なものですよね。
世の中では炭水化物抜きダイエットなども流行っているようですが、ストレスを感じながら全くお米を食べないというのはナンセンス。。ダイエット中であろうがなかろうが、普通に食事でお米を食べるぐらい、連日のように深夜のラーメンを胃袋に叩き込む生活より数段罪が浅いですしね。
白いご飯とふりかけさえあれば生きていける…。真剣にそう考えた若かりし頃を思い出し、たまには味のついたご飯で思い切りお腹を満たしてみるのも悪くないでしょう(^^)
グランソヴァールは19日に美浦トレセンへ帰厩。20日より坂路入りを開始しています。なお、今回は芝のレースも選択肢に加えて調整を進めていく予定になっています。
-----
そろそろ帰厩もあると思っていましたが、グランソヴァールがリフレッシュから戻ってきてくれました。とは言え、今度のリフレッシュはいつもと違い、自分で競馬をやめてしまうような、いわゆる気持ちの問題がリセットできたかどうかがポイントで、疲れが抜けて元気一杯なだけでは安心できないのが難しいところです。
そのあたりの事情もあるのでしょうか、次走に関しては再び芝のレースも視野に入れるとのこと。。詳しいことは分かりませんが、条件を変えることで、飽き?がこない工夫をするということかもしれません。
もしもそうだとするならば、次走は中京ダート1400m戦ではなく、中山の芝マイルか芝1200mが有力に…。どうせなら1200m戦でハナからビシビシ追ってみては?という気がしないでもないですが、そういう適当なことをやって機嫌を損ねてしまうと、さらにマズイ状況になるかもしれませんからね(^^;)
具体的な候補としては、1/10中山10R 若潮S(3勝C/芝1600m)か1/17中山 サンライズS(3勝C/芝1200m)のどちらかといった感じでしょうか。。いずれにしても、今後の調整の中で尾関先生にしっかり判断して頂きたいと思いますm(_ _)m