今日、鎌倉ガイド協会主催のイベントに行ってきました。鎌倉時代に作られた釈迦の十大弟子像もすばらしかったのですが、道端のツツジ(ピンクで真ん中が白というもの)の美しさに息を飲みました。鎌倉はどの季節でもきれいな花を見ることができるようです。
さて、下川裕治さんほかによる'00年発行の「アジア大バザール」を読みました。
下川さんによるバングラデシュ・コックスバザールへの旅、浜なつ子さんによるビデオレンタル屋の男がフィリピンに移住する話、神田憲行さんによる、ベトナムを取材した近藤紘一さんの家族をパリに訪ねた話、素樹文生さんによる韓国の話、西岡直樹さんによるバングラデシュの一家の話、森川庚一さんによるバングラデシュの田舎の話、戸澤裕司さんによる八重山諸島の写真とその解説、阿部稔哉さんによるイエメンの写真とその解説、岸本葉子さんによる広州の料理の話、駒村尚三さんによるモンゴルの話、門田修さんによるインドネシアの船旅の話、篠原章さんによる沖縄の話、仲村清司さんによる沖縄料理の話、浜井幸子さんによるタイ・ベトナム料理のイラストと説明、田中維佳さんによる中国とイタリアの医者の話、宮田珠己さんによる、南インドに行こうとして散々な目に会う話、大倉直さんによる北海道のガラナ・排雪・ジンギスカンの話、山田均さんによる、バンコクを19世紀に訪れた宣教師パルゴワの足跡を訪ねる話、石川清さんによる雲南から国境を越える旅の話、春田実さんによる、東京でのアジア・ミニコミ誌の話、そして巻末にはアジアに関する情報を得るための窓口が多数掲載されています。
アジアに関する文章が満載のこの本によって、パリでは若い女性が親切なこと、韓国では日本人と分かる格好をしていると日本語で話しかけられて得することを知りましたが、何といってもやはり宮田さんの文章が異彩を放っていました。体調を壊して南インドへの旅を2度邪魔され、3度目にやっと行けたと思ったら、今度はシャンプーの蓋がはずれてカバンの中がドロドロとなり、熱と頭痛で肝炎と診断され、危うく日本に帰らされる羽目に会うという、旅行記にもなっていないような文章なのですが、独特のユーモラスな文体で笑わされてしまいました。ということで、アジアに興味のある方以外にもオススメです。
さて、下川裕治さんほかによる'00年発行の「アジア大バザール」を読みました。
下川さんによるバングラデシュ・コックスバザールへの旅、浜なつ子さんによるビデオレンタル屋の男がフィリピンに移住する話、神田憲行さんによる、ベトナムを取材した近藤紘一さんの家族をパリに訪ねた話、素樹文生さんによる韓国の話、西岡直樹さんによるバングラデシュの一家の話、森川庚一さんによるバングラデシュの田舎の話、戸澤裕司さんによる八重山諸島の写真とその解説、阿部稔哉さんによるイエメンの写真とその解説、岸本葉子さんによる広州の料理の話、駒村尚三さんによるモンゴルの話、門田修さんによるインドネシアの船旅の話、篠原章さんによる沖縄の話、仲村清司さんによる沖縄料理の話、浜井幸子さんによるタイ・ベトナム料理のイラストと説明、田中維佳さんによる中国とイタリアの医者の話、宮田珠己さんによる、南インドに行こうとして散々な目に会う話、大倉直さんによる北海道のガラナ・排雪・ジンギスカンの話、山田均さんによる、バンコクを19世紀に訪れた宣教師パルゴワの足跡を訪ねる話、石川清さんによる雲南から国境を越える旅の話、春田実さんによる、東京でのアジア・ミニコミ誌の話、そして巻末にはアジアに関する情報を得るための窓口が多数掲載されています。
アジアに関する文章が満載のこの本によって、パリでは若い女性が親切なこと、韓国では日本人と分かる格好をしていると日本語で話しかけられて得することを知りましたが、何といってもやはり宮田さんの文章が異彩を放っていました。体調を壊して南インドへの旅を2度邪魔され、3度目にやっと行けたと思ったら、今度はシャンプーの蓋がはずれてカバンの中がドロドロとなり、熱と頭痛で肝炎と診断され、危うく日本に帰らされる羽目に会うという、旅行記にもなっていないような文章なのですが、独特のユーモラスな文体で笑わされてしまいました。ということで、アジアに興味のある方以外にもオススメです。