蓮實重彦先生が本「映画崩壊前夜」の中で言及していた、オタール・イオセリアーニ監督の'02年作品「月曜日に乾杯!」をDVDで見ました。
ヴァンサンは工場で溶接の仕事をしていて、家には妻と老いた母、叔母、そして教会で壁画を描く長男とまだ幼い次男とともに暮らしています。ある日、父に勧められて海外旅行に出かけ、ベニスで父の知人を訪ね、自分の友人と行動をともにし、やがてカイロに向かいます。ヴァンサンから届く絵葉書は妻によって破られ、修繕された絵葉書は母と次男によって壁に貼られます。長男が恋人とグライダーに乗っていると、父が帰ってくるのが見えます。妻は平然と家に迎え、翌日からまたヴァンサンは工場に勤めだすのでした。
ゆるやかに時間が流れ、どうということもないエピソードが次々に語られます。空がほとんど写されず、ベニスのシーンでわずかに現れるだけでした。それに対して壁が見事に撮られていて、その美しさが際立っていました。ベニスの風景がたくさん出て来るので、ベニスが好きな方にはオススメです。
ヴァンサンは工場で溶接の仕事をしていて、家には妻と老いた母、叔母、そして教会で壁画を描く長男とまだ幼い次男とともに暮らしています。ある日、父に勧められて海外旅行に出かけ、ベニスで父の知人を訪ね、自分の友人と行動をともにし、やがてカイロに向かいます。ヴァンサンから届く絵葉書は妻によって破られ、修繕された絵葉書は母と次男によって壁に貼られます。長男が恋人とグライダーに乗っていると、父が帰ってくるのが見えます。妻は平然と家に迎え、翌日からまたヴァンサンは工場に勤めだすのでした。
ゆるやかに時間が流れ、どうということもないエピソードが次々に語られます。空がほとんど写されず、ベニスのシーンでわずかに現れるだけでした。それに対して壁が見事に撮られていて、その美しさが際立っていました。ベニスの風景がたくさん出て来るので、ベニスが好きな方にはオススメです。