とぼけた顔。4才頃のわたし。遺伝の為、鼻の穴が上を向いている。(笑) 一緒に写っていた友人が送ってくれた。当時は、鼻のかたちよりも、イノシシ年生まれのことを相当悩んでいた。
今思えばこの頃の悩みなどとるに足りないが、でもそのときそのときでつらいのは同じなのだ。今の私は、客観的にも、かなりのレベルの問題をかかえているひとのグループに入る。しかし、幸せなのは、周りのひとに恵まれていることだ。これはどんなことにも代え難い。
先日浜田で、亡くなった父の親友の娘さんに会った。相手の父親のことは知っているが、本人同士は初対面だった。それぞれの父親の思い出話に話題は尽きなかった。遠くにいてずっとあえずにいる親戚に対面した気持ちになった。彼女はとても前向きで元気な人、どんな話題でも笑いにかえて楽しくできるすばらしい人だった。今の私を心配してさらに元気づけようと、天国の父が会いに行ってやってくださいと彼女にコッソリお願いしたのであろう。ありがたい。
4才のイノシシ年を悩んでいた私より、ずっと今の私が幸せなのだと思う。