参議院選挙が告示されました。誰を入れるべきなのか? 私はいつも人柄で選ぶことにしています。でも今回は憲法改正が争点です。
一体誰を、どの党を入れるべきなのか?悩んでいるのです。
そもそも憲法改正って、どこをどう改正するのか?という問題です。ただ漠然と憲法改正ではなく。
改憲したいひとは
憲法9条の条文のこの部分ををこのようにかえるための憲法改正です。
というべきです。
また、日本国憲法で問題になっている個所はどことどこなのでしょう?
解釈が分かれているからすっきりさせたいという人もいます。
ではどう変えたら、解釈が分かれずにすむのか?
果たして解釈が分かれずに済む条文を作ることができるのか?
私はそれはとても難しいことではないかと以前から思っております。
日本語の性質は英語などにくらべて、どうしてもあいまいな表現になりますから。
非常に疑問なのです。
ひょっとして、日本国憲法をつくるときに、偉い人が、時代に応じていろいろな解釈ができるようにするために、
わざとそうしたかもしれません。
みんなが心配しているのは、何をどう改正するのか、ということ。
もしかしたら、3原則を改正するのでしょうか?
基本的人権の尊重
平和主義
国民主権
今でさえ格差があるのに3原則が変わったらどうなるの?国民の権利が奪われて、自由に生きられないのでは?と心配です。
もちろん、国民投票があります。
国民がノーといえば改正はされません。
だけど長い歴史において、演説の上手なカリスマ性のある政治家が台頭してきたら、国民はその人を支持してしまいます。
その政治家が国民の幸福を第一に考えてくれるのなら良いですが、逆のこともあります。
先日の枡添氏の問題で、でてきたように、一見立派そうに見えたひとも、実は自分の私欲で行動していることもあります。
私を含めて国民が、雰囲気に流されて、改正に賛成票を投じることにならないかと心配なのです。
だから、成熟していない民主主義のもとでは、憲法改正の動議は出すべきではないという結論に達するのです。
では改正反対の人は、どの党、どの候補者にいれるべきなのか?
これはむずかしいです。
野党は一部をのぞいて改正に反対しておりますが、当選後、野党の候補者が改憲支持にまわり、自民党にかわることがあるかもしれません。
自民党は、多数派工作が得意な党ですから、政権を取るために、節操なく必死で支持者を集めます。
以前、衝撃てきだったのは、社会党と自民党が連立を組んだ時でした。今お休み中の甘利さんもリベラルな体質の神奈川で、反自民をかかげて、新自由クラブで当選したあと自民党にお入りになられました。
浜田のような田舎ですら、過去において、当選後会派を鞍替えするひとだっているのですから。
ずっと昔からそういうことが繰り返されてきているので、安心して野党も支持できないのです。
今悩んでいますが、きちんと 「精 査」して、投票します。
画像は、豚ロースのラタトウイユソースかけです。お年寄りには薄切りでつくってあげたほうが良さそうです。