私が今執筆中の作品のテーマは算法です。
江戸時代から、日本は庶民の間に珠算とともに和算が発達しました。多くの家庭に塵劫記という書物があったと言われています。かなり高度なことにチャレンジしていたようです。
私が江戸時代の庶民の血を引き継いでいるというわけではありませんが、時々頭の体操のつもりで、算数オリンピックの問題や、中学の入試問題に取り組んでおります。
先日は、関西の最難関の灘中学の算数の問題を解いてみました。
灘の1日目の問題からやってみました。制限時間60分。
やれん。全く歯が立たず。
1問に3日かかったものもありました。
厄介なのは自分の性格です。効率よく算数を身につけるためには、答えを最初に見て、そこから解くのも一つの方法です。受験勉強ほど、問題に執着しすぎると、多くの問題に当たることができず力もつきません。ある程度考えて無理なら、答えを見るか、人に聞いて解決するのが得策です。
私は高校時代も大学時代も、ヒントや解法を見ながら解くタイプでした。だから自然に力がつきました。
ところが今の私は、非常に頑固になっており、難問になるほど、答えを見たくないのです。結局、解けるまで何日もかかるという状況に陥ります。
結局私って、小難しいことを考えるのが好きな人間なのだと思います。
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