この間書き上げた短編に出てくるミートロールを作ってみました。やっぱり映えません。ウィーンで買って来た料理の本に出ていた、オーバーエスターライヒ風ミートロールを参考にしています。
この間書き上げた短編に出てくるミートロールを作ってみました。やっぱり映えません。ウィーンで買って来た料理の本に出ていた、オーバーエスターライヒ風ミートロールを参考にしています。ハンバーグを肉で巻いて煮込む料理で、本場のものは生クリームとパプリカ風味の味付けをいたします。私は、セロリとニンニクと白ワインと水で煮て最後に牛乳を入れました。他に入れる野菜は、パプリカと玉ねぎとマッシュルームです。
オーバーエスターライヒ州のお料理がどんな特徴があるかは全くわかりませんが、州都のリンツの名前がつけられたリンツアートルテというラズベリージャムとアーモンドプードルを使ったお菓子がありますので、独特の食文化が発達している地域なのでしょうね。
味は最高なんですけどね。インスタ映えさせるのが得意な人に教わりたいです。
ここ数日神戸市の小学校の教員同士のいじめ問題をマスコミが取り上げております。
数名の教員が、一人の教員に対して、嫌がらせ以上のいじめを繰り返し、それが動画で発信されているのです。苦手な激辛カレーを無理やり食べさせている動画が痛々しく胸が痛みます。
職場での、パワハラやいじめはどこにでもあります。程度は様々です。こんな風にテレビに取り上げるのは稀なことです。これは氷山の一角に過ぎません。
私が知る限りでは、いじめやパワハラにあったほとんどの人に見られることは、問題を大きくすることなく、職場を去っていくケースです。
問題を表面化させ、白黒つけて、徹底的に戦った場合、被害者自身がさらに傷つき、かなりのエネルギーを使うことになり、さらに職場が教育現場であるなら、児童生徒に影響が出てしまうので、泣き寝入りになっても何も言わず、被害者は居心地の良い職場を他に探す方が良いと考えるのです。
それ故、自分が気に入らない人を、排除するためにいじめるという行為は終わることなく、いつまでも続いていく傾向にあります。
友人や主婦の間でいじるという行為も、本人が喜ばない内容であるなら即座にやめるべきなのに、いじるのをやめずその場を盛り上げるために面白おかしく話すのを何度か見たことがあります。また会議などで人格を否定するほどの個人攻撃を目の当たりにしたこともありました。それについて、意義を唱えると、雰囲気を壊すとか、大げさに捉え、小さいことにすぐ目くじらをたてると批判されることもあります。私は何度かそういう場面に遭遇して、場の雰囲気を壊しました。いじる行為がいじめにつながっていくのですから見過ごすことはできませんでした。
人を平気でいじる大人が親だったら、子供はどう育つでしょうか?反面教師にしてくれたら良いでしょうが、そうでなければ、人をいじめる人間をこの世に送り出すことになります。
そして一番問題なのは、自分が被害者になることばかりを気にすることです。そうではなく、自分が過って加害者になってしまうかもしれないという心配を、皆がしたら、世の中は変わるはずです。
問題が大きくなる前に今現在、加害者の立場にある人は、すぐに心を入れ替えていただきたいと願っている私です。
いじめられて良い人間はこの世にはいないといかにも良い人であるようなことをいつも叫んでおりますが、私自身は好き嫌いがはっきりしており、ろくな人間ではありません。
嫌いな人をいじめなくて済むように、嫌いな人からいじめられなくて済むように、そこは大人ですから、差し障りのない距離を置いて、上手にやって行くことを学びながら過ごしています。
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