私は、負けず嫌いではありません。人の方が良い成績を修めたとしても悔しいとか負けたくないと思ったことがあまりないのです。さすがにテニスの試合とか、ゲームとかは勝ちたいとは思いますが、負けても悔しいとは思わないのです。自分の成績が振るわないのは自分のせいで、人が邪魔をしているわけではなく、あくまでも、弱い自分と戦うしかないと思っています。
私の子供たちは、昔から、闘争心をむき出しにすることもなく、成績で絶対一番になりたいと必死で努力している風に見えなかったので、やはり私の子供だから私と同じタイプだろうとずっと思っておりました。
何年か前、負けず嫌いの性格のことについて話題になり、子供達が、私に、
自分たちは、負けず嫌いなのだ
というのです。
私は本当に驚きました。昔から見てきた、負けず嫌いの人は、もっとむき出しにして必死で取り組んでいる人ばかりだったからです。
お母さん、負けず嫌いを、そのまま表に出す人もいるけれど、表に出さない人間もいるんだよ。僕たちは、表には出さないけれど、誰よりも負けず嫌いなんだよ。
そうだったん?知らんんかったわ。
私は驚きました。母親は子供の性格をすべて分かっているようでいて分かっていませんでした。
もうすぐ息子の誕生日が来ます。社会人で頑張っているけれど、やはり負けず嫌いのままなのでしょうか。もう私が口を出すことは何もなく、ひたすら見守るしかありません。
息子の誕生日には
子供のことをしっかり理解できていない親だったけど、元気で育ってくれてありがとう
と言うつもりです。
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