書きたいテーマはあるけれど、言葉足らずで悩む私。
昨日、組会に、昨年の直木賞の候補の一人、木下昌輝さんが来てくださいました。大阪文学学校の先輩です。と言っても、私より十歳以上年下ですが。
終わってから、メンバーと一緒に喫茶店でお話をお聞きすることができました。
木下さんは、時代小説を書いていて、他の方とは違う切り口で、史実は変えずに、史実と史実の狭間にある部分を魅力的な作品に仕上げておられます。
小説を書くにあたって、大事な話をたくさんお聞きすることができました。気さくな方で時間が経つのを忘れてみんなお話を伺いました。
三月一日には、天満で講談師の方とのコラボでトークライブを企画されています。
面白そうです。
作品の中で、一つ一つの言葉に命を吹き込むとはどう言うことなのか。
やはり悩ましいところです。
話は前後致しますが、昨日の組会は、一つはお若い方の作品でした。若さがあふれ心地良いのです。この方はおそらくこれから、もっともっと素晴らしい作品を書いていかれるでしょうが、今回の作品は、今でなければかけないみずみずしいものです。村上春樹の初期の作品は、未だに賞賛されるように、若いエネルギーは素晴らしいのです。そんな段階から、成長の過程を見ることができる私は幸せだと思いました。
もう一つは、日本に古くからある歴史や風土をテーマにした、不思議な小説です。奇想天外な発想に毎回驚かされます。まだこれからどんどんストーリーが展開されていくそうで、楽しみです。
小説を書く仲間のおかげで、世界が広がっています。
お昼のお弁当です。友人がよだれどりのレシピを紹介してくれましたので、それを作って入れました。
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