昨日 姉に電話を入れた後で 玄関のお雛様を仕舞った
子供の頃からぬいぐるみは手放せないほど好きだったし 時には一番の仲良しだったけれど いわゆる人形に興味を持ったことは一度もない
こけしでも 着せ替えのできる何とか人形でも 欲しいと思うどころかむしろ私には気持ちの悪いものだったから お雛様だって嬉しくもなかった
ただ 一年に一度箱から出して段々に飾るという行為自体は 非日常としてそれなりに楽しものではあった
段々のお雛様は姉のところに そしてガラスケースのものは我が家に残った
ガラスケースといっても横は90センチほど 高さは押し入れの下段のほどの高さがあり 手前のものを動かさないといけないし 長い間出さない期間もあったが ある頃から毎年出すようになった
何故か両親が喜ぶので その姿を見たかったのだと思う
二つともそれぞれ両家の祖母から贈られたものなのに もしかしたら両親も自分の親のことを思い出していたのだろうか
昨夜降った雪がうっすら家や車の屋根に残ってはいたが 朝は小雨
それでも気温がかなり低いので 久しぶりに暖房を入れる
昨日 図書館に予約した本が届いているとのメールを受けていたので この天気に迷ったが思い切って出かける
といっても徒歩5分程度だけれど 早く読みたかったのだ
寒さは大して感じなかったけれど こんな日が啓蟄
ニョロリのやつも ケロケロのやつも 今日はまだ出てこれないだろうなあ