母は普段 姉のことも私のことも さん付けで呼んだ
小さい頃は ちゃん付けだったかもしれない
多分そうだろうが 記憶の彼方だ
私は 姉のことをお姉ちゃんと呼んでいたけれど ある日 お姉さんと言うようにと 母に言われた
それが幾つの時かは覚えていないのだが じきに馴染んだ
今は そう呼ぶ時もあるし ちゃん付けの時もある
年中春風少女で おっとりのんびりの姉には 実は後者のほうが似合っている
母に叱られる時は 勿論「さん」なんて吹っ飛んだものだ
声のトーンからして違うから まずいことなのだなと察しはついた^^
昨夜のことだ
母が 4回私の名前を呼んだ
声ははっきりと 母の声
目が覚めた
そうして 10秒間くらいか 考えた
考えるというよりは 記憶の糸を辿り そして解き そうして 母の肉体はもうこの世には無いことを
それはもう数年にわたってそうなのに そうして年中思い知らされているのに
すごろくの 振り出しに戻る のような気分で認識した
その瞬間は たった一歩で乗り越えられるはずの溝にはまったような気分になるものだ
母が私を呼ぶとき それは色々なシチュエーションではあったが
おそらくはこの世で 一番多く私の名前を呼んだ人が母であることには間違いがないだろうと思う
たとえ夢の中であっても あれほどはっきりと母の声を聞くことができたのは 私には相当嬉しいことだった
あんた どういう生活してるの とか たまには階下の雨戸を開けなさい とか ちょっと飲み過ぎじゃないの?
そういったお小言が無かったのが 格別嬉しかった^^
理想の娘になるのは 失敗した
明日に死ぬ事があっても しょうがねぇ~や と 諦めも早い
でも 私は等身大の自分を背負って 満足でもなく不満でもなく 今 生きている
ねぇ~君 生きてるって それだけで超ラッキーなんだと思わない?
って 誰に向かって言ってるんだ?(爆)
母の声を思い出すことはあっても 永遠に耳にすることは無いと思っていた
これが意味することは何かとか ああだ こうだと 謎解きをする気持ちは更々無い
ただただ 単純に嬉しかった
これ以上の言葉は 見当たらない
小さい頃は ちゃん付けだったかもしれない
多分そうだろうが 記憶の彼方だ
私は 姉のことをお姉ちゃんと呼んでいたけれど ある日 お姉さんと言うようにと 母に言われた
それが幾つの時かは覚えていないのだが じきに馴染んだ
今は そう呼ぶ時もあるし ちゃん付けの時もある
年中春風少女で おっとりのんびりの姉には 実は後者のほうが似合っている
母に叱られる時は 勿論「さん」なんて吹っ飛んだものだ
声のトーンからして違うから まずいことなのだなと察しはついた^^
昨夜のことだ
母が 4回私の名前を呼んだ
声ははっきりと 母の声
目が覚めた
そうして 10秒間くらいか 考えた
考えるというよりは 記憶の糸を辿り そして解き そうして 母の肉体はもうこの世には無いことを
それはもう数年にわたってそうなのに そうして年中思い知らされているのに
すごろくの 振り出しに戻る のような気分で認識した
その瞬間は たった一歩で乗り越えられるはずの溝にはまったような気分になるものだ
母が私を呼ぶとき それは色々なシチュエーションではあったが
おそらくはこの世で 一番多く私の名前を呼んだ人が母であることには間違いがないだろうと思う
たとえ夢の中であっても あれほどはっきりと母の声を聞くことができたのは 私には相当嬉しいことだった
あんた どういう生活してるの とか たまには階下の雨戸を開けなさい とか ちょっと飲み過ぎじゃないの?
そういったお小言が無かったのが 格別嬉しかった^^
理想の娘になるのは 失敗した
明日に死ぬ事があっても しょうがねぇ~や と 諦めも早い
でも 私は等身大の自分を背負って 満足でもなく不満でもなく 今 生きている
ねぇ~君 生きてるって それだけで超ラッキーなんだと思わない?
って 誰に向かって言ってるんだ?(爆)
母の声を思い出すことはあっても 永遠に耳にすることは無いと思っていた
これが意味することは何かとか ああだ こうだと 謎解きをする気持ちは更々無い
ただただ 単純に嬉しかった
これ以上の言葉は 見当たらない