名残惜しい気持ちで揚輝荘をあとにし 近くにあったコメダ珈琲店で「たっぷりアイスオーレ」を飲む
名古屋が初店舗とあって ここ愛知県には数多くあるチェーン店らしいが 私は初めて見た
のどが渇いていたせいか ステンレスの大きなカップのそれを ほとんど一気飲み
結局 見学予定のところを幾つか残すことにして 私はごく普通の裏の名古屋を見て帰ることにした
丸の内に「河文」という老舗の料亭があるという
勿論 たとえランチだろうと入れたものではないが 入り口だけでも見ようかと思って 行ってみた
余談だが 名古屋には「八勝館」という「河文」の二分する老舗の料亭が八事にある
地図で検索したところ 広大な土地
料金のほうも 居酒屋10回分かと^^
丸の内でウロウロしていたら もっと面白そうな怪しげな道が目に入った
堀川を渡ると 今までとはまるで違った景色になる
元禄13年(1700年)の大火のあと 道を四間に広げたことから
四間道(しけみち)とよばれるようになったというその一角は土蔵や古い町家が並んでおり
町並み保存地区に指定されているという
名古屋の町の発祥地といってもいい場所なのだそうだ
町名を那古野(なごの)
でも ナゴヤと読めなくもないね
堀川の水運を利用するため 清洲越えのあと商人が住み着いた結果 こういった土蔵を持つ町並みとなったそうだ
小さな商店街にはスナッや小料理の看板があり 昼間見る私にはなんともしなびて見えたが
あれも夜になれば 光り輝くのだろう
そして私のようなノンベイに 楽しい酒を出すに違いない
遠い過去の町の雰囲気を残したその道からは 高層のビル群やセントラルタワーズが見える
これらはあと何年生き残るのだろうか
過去の遺産に多く触れ 前回の日記の最後に言ったように 建物は語りたがっていると強く感じた旅だった
もうひとつ 多くの人に世話になったことを付け加えておく
建築物も町並みも 確かにそこにある
それを見るのが目的だから 他人がいようといまいと それ自体の鑑賞には何の関係もない
だが 相手は気にも留めていないだろうが 私の旅に間違いなく彩りを添えてくれた
見学と旅の違いはここにある
普段はあまり気にもしないことだが 私も人並み以下ではあっても やはりひとであるのだ
少々こっぱずかしいが 帰りの新幹線の中で撮り溜めた写真を見ながらそんなことを思っていた
旅の帰りは 可能な限り私の好きな黄昏時を選ぶ事にしている
車窓の景色が次第に色濃くなっていく その変化を見るのが好きなのだ
旅は終わった
週末にしか時間が取れず 結果1ヶ月近くもかかってしまった
相変わらず長いだけで 他人の旅日記なんて面白いものではないだろうとはわかっているが
お読みくださった方には 感謝!
書き足らなかったことも沢山あるし
誤字・脱字 その他誤った記載もあるかもしれないが それにはどうか両目を瞑って下さい
以上をもって 私の「旅の記憶」は尾張 じゃなかった 終わりとします
※ 写真は後日公開予定ですが 何分にも9年目のPCは最近いささかポンコツでして・・・どうなるか・・・
名古屋が初店舗とあって ここ愛知県には数多くあるチェーン店らしいが 私は初めて見た
のどが渇いていたせいか ステンレスの大きなカップのそれを ほとんど一気飲み
結局 見学予定のところを幾つか残すことにして 私はごく普通の裏の名古屋を見て帰ることにした
丸の内に「河文」という老舗の料亭があるという
勿論 たとえランチだろうと入れたものではないが 入り口だけでも見ようかと思って 行ってみた
余談だが 名古屋には「八勝館」という「河文」の二分する老舗の料亭が八事にある
地図で検索したところ 広大な土地
料金のほうも 居酒屋10回分かと^^
丸の内でウロウロしていたら もっと面白そうな怪しげな道が目に入った
堀川を渡ると 今までとはまるで違った景色になる
元禄13年(1700年)の大火のあと 道を四間に広げたことから
四間道(しけみち)とよばれるようになったというその一角は土蔵や古い町家が並んでおり
町並み保存地区に指定されているという
名古屋の町の発祥地といってもいい場所なのだそうだ
町名を那古野(なごの)
でも ナゴヤと読めなくもないね
堀川の水運を利用するため 清洲越えのあと商人が住み着いた結果 こういった土蔵を持つ町並みとなったそうだ
小さな商店街にはスナッや小料理の看板があり 昼間見る私にはなんともしなびて見えたが
あれも夜になれば 光り輝くのだろう
そして私のようなノンベイに 楽しい酒を出すに違いない
遠い過去の町の雰囲気を残したその道からは 高層のビル群やセントラルタワーズが見える
これらはあと何年生き残るのだろうか
過去の遺産に多く触れ 前回の日記の最後に言ったように 建物は語りたがっていると強く感じた旅だった
もうひとつ 多くの人に世話になったことを付け加えておく
建築物も町並みも 確かにそこにある
それを見るのが目的だから 他人がいようといまいと それ自体の鑑賞には何の関係もない
だが 相手は気にも留めていないだろうが 私の旅に間違いなく彩りを添えてくれた
見学と旅の違いはここにある
普段はあまり気にもしないことだが 私も人並み以下ではあっても やはりひとであるのだ
少々こっぱずかしいが 帰りの新幹線の中で撮り溜めた写真を見ながらそんなことを思っていた
旅の帰りは 可能な限り私の好きな黄昏時を選ぶ事にしている
車窓の景色が次第に色濃くなっていく その変化を見るのが好きなのだ
旅は終わった
週末にしか時間が取れず 結果1ヶ月近くもかかってしまった
相変わらず長いだけで 他人の旅日記なんて面白いものではないだろうとはわかっているが
お読みくださった方には 感謝!
書き足らなかったことも沢山あるし
誤字・脱字 その他誤った記載もあるかもしれないが それにはどうか両目を瞑って下さい
以上をもって 私の「旅の記憶」は尾張 じゃなかった 終わりとします
※ 写真は後日公開予定ですが 何分にも9年目のPCは最近いささかポンコツでして・・・どうなるか・・・