どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

残夢の枯れ野をかけめぐる日

2013年02月17日 | 日記
「笑えない漫画のような」わが社では 週の始まりに朝礼がある

社員のスピーチがあり 今週の仕事も含めた伝達事項その他を全員に告げる

スピーチは順番制で 概ね二カ月に一回というところか

そうそうネタは無く この道は~ いつか来たみ~ち あぁ~ そうだよ~♪ のような調子

立派な事を言う人もいるけれど 自分が出来もしないことを言うのは恥ずかしい

自分が出来ていることを だから君たちもやりなさい というのはもっと恥ずかしい

というわけで 私はできるだけ自分の身の周りで起こった事を中心にして 反省やら感動やら考えさせられたことなどを中心に話すことにしている

嫌なのは そのあとに社長が感想を述べること(とても良い話だと思った とか そう考えている人がいることはとてもうれしいとか)

まるで だ~れが生徒か先生かぁ~ みたいな気分になる

君の感想など訊いてない


そのほか 月に一度の早朝社員会議があり 同じく月に一度のISMSの会議があり 月初めの月曜日には全員の会議がありと・・・

会議は踊る されど進まず という名言があるが こちらの踊りは舞踏病かもしれない

こんな具合に会議があるためか 私の時間感覚は週単位となる

働いている日か 休みの週末かの二元論

その週末に自分を取り戻すことにしている


まず家事と買い出し(ほぼ一週間分)は欠かせないが これは労働の部分

楽しみは 美味しい手料理を作り 特に平日にはなかなか取りにくい野菜をたくさん食べること もちろんビール付きで

本屋を覗いてはお気に入りの新刊を探すこと(その多くは文庫だが)

そうした本を持って ゆっくりとお風呂に入ること


今日は「残夢整理」(多田富雄著)を買った

先日読んだ「イタリアの旅から」も 格別海外に行きたいと願っているわけでもない私ではあるけれども こんな旅ならしてみたいと思わずにはいられない一冊だった

それにしても 残夢に整理をつけるなんて なかなかいかしたタイトルじゃないかって思う

週末の徘徊もショッピングも滅多に無い生活になっている

それもあと数年のことだ

私にもいずれ 残務整理をし 残夢の枯れ野を駆けめぐる日が来るのだろう

コメント (3)
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