少し迷った挙句 この先の感染状況を心配して それに大晦日に向けて忙しくなるし 年明けは寒くなりそうだからと 思い切って髪を切りに行く
私のあとすぐに 二人の客が続けて店に入ってきた
セーフ！
帰りにスーパーに寄ってお節商品の下見をする
おっ 今年も「クワイ」がちゃんとあるではないか！
大きいのが３個入ったパックと 小さいのが５個入ったパックがあり どちらも６８０円
どれを幾つ買うかしばし迷い 指折り計算した結果 ３個入りを４パック買った
これさえ買えば あと心配なのは明石のタコだけだ（調べによれば ３０日に入荷予定）
家に帰ったら 「ビールを買えば必ずもらえるデザイントート」が届いていた
４個も・・・
誰かにもらってもらおうかな
夕方にはすーさんからのレターパックが届く
手に入らなかった時の保険として買っておいたカレンダーは（かまぼこ板のやつ） 不要になってしまった
昔ほど忙しいわけでも 待ち遠しいお正月でもないのだが それでも新年を迎える準備っていつでも心が躍るなあ
朝一番でスーパーに行ったら焼かれた鶏肉が山のようにあったが 買い物客は少なく どうやら昨日がメインだったようで クリスマスは２５日が本番と思っていたが それが間違いだということを今年になって知った
イブというと前夜と思ってしまうが 当然イブニングのことであり クリスマス・イヴとは文字通り「クリスマスの夜」
そして クリスマスはイエスの誕生日ではなく 誕生を祝う日なのだ
ユダヤ教から生まれた教会暦では 日没からを新しい日の始まりとするので したがってクリスマスは２４日の日没から始まるというわけ
それで ２４日の夜は「クリスマスの夜」となるんだって
これで２４日のミサの意味もよくわかった
２５日は二学期の最後の日であり 翌日から冬休みということもあって ２５日に楽しむことが多かったのかもしれないなあ
だからどうってこともないけれど
話は変わるけれど なんでも秘書のせいにするっていう習い どうにかならないかなあ
仮に本当にそうだったとしても 上に何の報告もなく勝手にことを進める秘書を持ったことも問題だし 疑いがあった時に何の確認作業もせずに否定するのも問題だし そういう人がトップに立つというのも問題だと思うんだけれどね
春の緊急事態宣言以降 スマホへのPRメールや固定電話への勧誘電話がすっかり減って 静かになったと喜んでいたのに 先月ごろからまた増えだした
それだけ世の中が動生き始めているということか
今日もすでに一通 さっき削除したばかりだというのにまたかと思ったら すーさんからだった
いつものようにカレンダーと手帳を用意してくれたらしい
退職して５年 忘れずにこうして連絡してくれるなんて ありがたいことだ
前期高齢者はただいま自粛中なので コロナが落ち着いたらまた飲もうと返事をしたら レターパックで送るから住所を教えて と返ってきた
メールなので要点だけだったが 明日が仕事納めであることや コロナのせいで火曜と土日を休みにしていることが書かれてあった（火曜は交代制かもしれない）
仕事が忙しければそうも言っていられないだろうから やはり減っているのだろう
すーさんはすでに子供が独立しているから良いけれど 小学生の子供が二人いるイケメン君はこれからの十数年が一番お金のかかる時だ
今年の初めに会った時は 会社を引き継ぐことも考えていると話していたが このコロナで将来設計も考え直すことになるのかもしれない
私が心配したところでどうなるものでもないけれど まずはこのコロナが収束しないことには身の振りようも無い
安心してみんなとまた飲める日が来るのだろうか
せめてその時までは健康でいなくっちゃね
買い出しに出かける
毎日毎日氷点下の最低気温に決して慣れたわけではないけれど 寒いといってどうなるものでもない
クリスマス前のせいか 混んでたなあ
お節用の商品は今週末から並び始めるのだろう
時間もお金もそれなりに自由にできる年齢になったと思ったら もう好きなものを好きなだけ飲食できるからだではなくなっているとは なんとも皮肉な話
しかも徘徊も満足にできない今 できるようになる頃にはこちらのからだがアウトになっているかもだ
今までは毎日 必ずどこかの県は感染者ゼロだったのに 今日は日本全国すべてで感染者が出てしまった
むろん その数も最高を更新
そろそろ今年のことを見直し 来年に向けてあれこれ考える時だろうが 今年はどの人もほぼコロナにまつわることだろうなあ
私のような暇人のノーテンキでも せめてもの救いは病院に縁無く過ごせたことくらいか
ただでさえ独居の私が入院するとなったら何かと大変なのに ましてやコロナだなんて（まあ 誰であっても罹りたくはないだろうけど）
今年はこれで良かったのだと思うことにするけれど でも 今年ってなんだったんだろうなあ
連日氷点下の朝 ごみ袋を集積所に持って行った時 今年最後の収集日を確かめた
一番ごみが多く出る頃なので 出せるものはできるだけ出しておかないとね
クリスマスのための食材はもう並んでいるし クリスマスソングを耳にしないわけではないけれど やはり今年はずいぶんと静かなものだ
まあ 私は十数年も前からクリスマスは蚊帳の外だけれど
それに 子供の頃からサンタクロースがいると思ったことはない（あったとしても ほかの記憶さえ定かではない３歳ぐらいの時だろう）
植木鉢のもみの木を家の中に入れて飾り ビング・クロスビーのレコードをかけ 歌えや踊れや 食えや飲めや（子供はサイダーに赤玉ハニーワインを少し入れたもの）だったけれど プレゼントは大人からもらうものであって サンタクロースの話なんてあまりしなかった気がする
だから ある歳まで信じていたなんていう話を聞くと それは本当なのかと思ってしまうけど そもそもイエス様のことを考えもしなかったのだから まあ仕方ない
とにかく 昔は今ほどケーキを食べる機会は少なかったし アイスクリームにしたってまだ家に冷凍庫が無かった頃だから クリスマスケーキがアイスとなったら それはもう・・・
今年 誰からであろうとプレゼントをもらい 楽しい食事ができる子供は幸せである（将来 それはわかる）
今年はコロナのこともあって マッチを擦ってひとの家の中を見るだけの子供がいるかもしれないけれど ささやかでも暖かいものがあれば（将来 それもわかる）
ちなみにお話で初めて泣いたのは「マッチ売りの少女」で 次は「泣いた赤鬼」
この年になってもいまだに この二つはグッとくる
